ホテルのバイキングってすごくたくさんの料理が並ぶよね。
でも、これって残った場合、やっぱり捨ててるのかな?
原則は廃棄みたいだけど、一部は従業員の賄いになるらしいわ。
今回は、ホテルのバイキングの残りはどうなるのかなど紹介するわね!
ホテルでバイキングがあるケースは多いですが、時間ギリギリまで残っている料理もあり、これって次回どうなるのかな?と不思議に思ったことはありませんか?
今回は、ホテルのバイキングで大量に残った料理はどうなるのかなどご紹介します!
ホテルのバイキングの残りはどうなる?
まず、結論から言えば、ホテルのバイキングの残りは原則廃棄です。
また、一部のホテルでは、余った料理は、まかない専門のスタッフが毎日違った料理に美味しく変身させ、スタッフのみんなで食べることもあるそうですが、さすがにスタッフが残したまかないは、捨てるしかありません。
ただ、バイキングの残りは大量に出るようなイメージがありますが、実際には、懐石料理などの膳で出すよりも3割ほど少なくて済むとの話もあります。
懐石料理と比較すると?
懐石料理の残飯は、すでに口にしているので捨てるしかないですが、バイキングの場合は、料理し直してスタッフが食べることができるため捨てる量はさほど多くはないみたいですね。
とはいえ、ホテルにもよるので、どこのバイキングでも同じようになるとは限りません。
なので、ホテルのバイキングの残りは原則捨てており、賄いに利用された場合も、やはり余った分は捨てているみたいです。
もったいないと感じますが、バイキングに限らず、外食産業などでは、食品ロスはある程度仕方のないことなのかもしれません。
ホテルの朝食にバイキングが多い理由
ホテルでは、朝食にバイキングが用意されていることが多いですが、食品ロスがあっても行う理由は、その方がコストの削減になったり、利益が出たりなど、メリットが多いからです。
以下に、ホテルの朝食バイキングのメリットなどご紹介します。
メリット①人件費の削減
バイキングのメニューは大皿で提供されるため、まとまった量を一度に調理出来ます。
その分、調理スタッフを減らしたり、一人一人に運ぶ必要がない分、運ぶスタッフの数を減らしたりなど、人件費の削減につながります。
人数が少なくても運用できる分、ホテルでは人件費の削減などの理由でバイキングを実施しているそうです。
メリット②回転率が高い
バイキングでは、お客の注文を聞く手間がない分、回転率が高くなり、利益が出やすいとのメリットもあります。
食事を始めるまでの時間が短いほど回転率は高くなり、また、お客にとっても好きなタイミングで料理を選べるので、どちらの立場から見ても、メリットは大きくなります。
また、オーダーミスなどの失敗もないため、時間も食材も無駄になりにくいのは魅力的でしょう。
メリット③実は食品ロスが少ない
ホテルのバイキングでは、提供するメニューを毎日変えられるのもメリットの1つです。
なので、賞味期限の近い食材、もしくは余った食材なども利用できるため、実は食品ロスが少ない朝食なんです。
また、食材もシーズンによって価格が変動することがありますが、バイキングなら、その時に安く入る食材を利用できるため、料理の原価も抑えられるとのメリットもあります。
残った食材を捨てるのはもったいない気もしますが、実はバイキングの方が食品ロスは少ないケースも多々あるんですね。
ホテルのバイキングの残りは原則廃棄! まとめ
それでは、ホテルのバイキングの残りはどうなるのかや、なぜ朝食バイキングをするホテルが多いのかなど理由をご紹介してみました。
ホテルのバイキングの残りは原則廃棄ですが、中には従業員の賄いに使ったり、家畜のえさとして再利用していたりなど、ホテルによってさまざまです。
バイキングの残りを捨てるのはもったいないとも思いますが、実は懐石料理などに比べると食品ロスは少ない方で、ホテル側にもメリットが多いからこそ、多くのホテルで実施されています。
もしバイキングを利用されるなら、持ってきたお皿の料理は残さないようにして、少しでも食品ロスを少なくするようにしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!