梅雨VS雨季の違いって知ってる?日本に乾季がない理由も解説! | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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梅雨VS雨季の違いって知ってる?日本に乾季がない理由も解説!

梅雨VS雨季 両者の違いは? 6月

梅雨VS雨季ってよく対決してるけど、そもそも違いはどこにあるんだろ?

日本には乾季はないのかな?

確かに、梅雨と雨季は似てるわよね…。

今回は、梅雨VS雨季と言うことで、両者の違いを紹介するわ!

梅雨と雨季は大変似ていますが、実は名前が違うように両者にも違いがあり、また日本には雨季があるのに乾季がないのも不思議ですよね。

今回は、梅雨VS雨季ということで、両者の違いなどご紹介します!

梅雨VS雨季!両者の違いはなに?

梅雨VS雨季なんて、良く比較対象にされますが、両者にはどんな違いがあるのか気になりませんか?

実は、両者の違いは、雨季とは「一年のうちでも、約1月ぐらいの間だけ降水量が多い季節」を指す言葉で、梅雨はどちらかと言うと雨季の仲間に入ります。

つまり、日本では6月・7月頃に始まる梅雨と9月・10月の台風期や秋雨期、そして雪の多い日本海側の冬の時期が雨季に該当し、梅雨は雨季の1つとして考えられています。

紛らわしい雨季と雨期

梅雨は雨季の1つと書きましたが、似たような使い方をされている言葉に「雨期」があり、「雨季」と「雨期」はどちらも同じような意味があります。

ただ、「季」という漢字は四季や季語などの言葉に多用されるように、期よりも季節感のある言葉です。

そのため、より雨が降る時期を季節としてとらえた場合は、雨期よりも雨季の方がしっくりとくる方も多いかもしれません。

雨季があるのに乾季がない日本

雨季の反対は乾季ですが、日本には雨季があるのに乾季はありません。

と言うのも、日本は北海道などの一部を除き、温帯に属しているので、その影響で四季がはっきりしているのですが、一方で一年を通じて気温も大きく変わります。

つまり、年中高温の熱帯や亜熱帯地域のように気温の変化が少ない場所では、季節を分けるために、降水量で変化を付けますが、そもそも日本は四季がある以上、雨季や乾季で分ける必要がないんです。

例外はありますが、日本には雨季があっても乾季がないのは、特別乾燥する時期がないのも影響していると思われます。

でもここで、それなら冬場の東京などは乾季ではないの?と思われるかもしれませんが、冬場でも月に数日ではありますが雨が降る以上乾季とは呼べません。

乾季っぽく見えるだけで、実際には全く雨が降らないことはほとんどなく、そのために日本には乾季がないと言われているんですね。

【梅雨VS雨季】海外の梅雨事情

梅雨自体は東南アジアにしかありませんが、世界では雨季がある地域は多いです。

元々梅雨自体が雨季の一種と考えれば、世界に梅雨があってもおかしくはありません。

以下に、海外の梅雨事情をご紹介します。

①東南アジア編

東南アジアと言っても広いですが、赤道に近いか遠いかで雨季がやってくる時期が違います。

具体的には、赤道から近い地域の雨季は10月~3月、赤道から遠い地域の雨季は6月~10月です。

また日本と同じように、東西に長い国もあるため、地域によって天候が大きく変わってくるのも東南アジアならではでしょう。

②ヨーロッパ編

ヨーロッパにははっきりとした雨季はないですが、どちらかと言うと一年中雨が降ることが多く、もしくは曇天で晴れの日は少ないイメージです。

霧の都ロンドンと言えば有名ですが、実はこの霧は光化学スモッグだったらしいですが、それでもイギリスは雨の降る地域として有名ですよね。

なので、もし海外旅行でヨーロッパに行くとしたら、必ず雨の対策をしておきましょう。

③アフリカ編

アフリカ大陸はかなり広いので、東西南北を見てみると、気候にも大きな違いがあります。

そんなアフリカには、大雨季と小雨季があり、大雨季の方が小雨季よりも一月ほど長くなるのが違いの1つです。

そのため、大雨季の長さは3月~6月までとなりますが、小雨季の長さは10月~12月となります。

また、サハラ砂漠自体には雨季がありませんが、砂漠の周辺にはちゃんと雨季があり、6月~9月が雨季となるみたいです。

④オーストラリア編

オーストラリアはかなり雨季が長く、一年の半分は雨季にあたります。

ただ、雨季自体は11月~翌年の4月と半年間もありますが、ずっと降り続けるのではなく、スコールや通り雨のように突然雨が降り出すことも多いんだとか。

晴天が覗く時にはすっきりするそうですが、もしオーストラリアに旅行に行く時には傘は必需品です。

⑤中東編

中東には日本と同じように四季があるイランを除いて、ほとんど雨が降らない地域が多いです。

なので、はっきりした雨季があるのはごく一部ですが、緯度を考えると、年降水量数が100mm足らずというのは良くあることです。

その意味では、日本のように雨が降水量が多いのは国としては稀なのかもしれません。

【梅雨VS雨季】梅雨は雨季の1つ? まとめ

それでは、梅雨VS雨季ということで、両者の違いや日本にはなぜ乾季がないのか、また世界の梅雨事情などご紹介してみました。

梅雨は厳密には違うのですが、雨季の1つとして考えられています。

また、日本に乾季がないのは日本に四季があるからで、雨季と乾季のようにして季節を分ける必要がないからです。

雨季が長いと思われがちな日本ですが、海外には雨季が半年以上も続く地域もありますし、乾季で水不足にならないのは日本の魅力の一つかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました!