どら焼きに入ってるのは乾燥剤?脱酸素剤との違いや効果など解説! | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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どら焼きに入ってるのは乾燥剤?脱酸素剤との違いや効果など解説!

どら焼きに入ってるのは乾燥剤ではない? 和菓子

この前、どら焼きを食べてたら、乾燥材みたいなのが入っててさ。

ぼーっとして食べてたから、一緒に食べたんじゃないかと不安になったよ。

乾燥材じゃなく、脱酸素剤だと思うけど、さすがに食べたらわかると思うわ。

今回は、乾燥材と脱酸素剤の違いやそれぞれの効果など紹介するわね!

どら焼きなどの和菓子によく、乾燥材のようなものが入ってますが、実は脱酸素剤で、名前だけでなく効果も違うそうです。

今回は、どら焼きに入ってるのは乾燥剤と脱酸素剤のどちらかなどご紹介します!

どら焼きに入ってるのは乾燥剤?

どら焼きに入ってるのは乾燥剤?

どら焼きなどの和菓子には、良く乾燥剤みたいなのが入ってますが、正しくは脱酸素剤と呼ばれるもので乾燥剤とは別物です。

お土産品のように賞味期限が長いタイプの和菓子などの場合は、長期保存ができるよう脱酸素剤が入っていることが多いです。

ちなみに、理由は後述しますが、どら焼きはパリパリ感を楽しむお菓子ではないので、乾燥剤を入れる必要がなく、乾燥剤と脱酸素剤は別物と思ってください。

中には、食べている最中に存在に気付いて、もしかしたら脱酸素剤も一緒に食べてしまったかもと困る方もいらっしゃるみたいですが、さすがに食べたら味に違和感があるのでわかると思います。

基本的に、どら焼きに入ってる脱酸素剤は、1個に対して1袋のことが多いですし、袋には「食べられません」と書いてあり、別の小袋に入ってるはずです。

この小袋は、正しい名称は「鮮度保持剤」と呼ばれるもので、乾燥材には、シリカゲルや石灰乾燥剤などがあり、脱酸素剤には、エージレスなどがあります。

どら焼きに限らず、長期保存ができるタイプのお菓子には鮮度保持剤が入ってることも多いので、どんな保持剤があるのかも知っておくと、安心かもしれません。

以下に、鮮度保持剤をいくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。

鮮度保持剤は大きく分けて3種類

鮮度保持剤は、大きく分けて「乾燥剤」「アルコール蒸散剤」「脱酸素」の3種類があるので、それぞれの特徴と効果を見ていきましょう。

乾燥材の特徴と効果

乾燥材は、シリカゲルなど一度は聞いたことがあると思いますが、密封容器中の水分を吸い取り、乾燥状態にするために使われるものです。

また、乾燥剤にもいくつか種類があり、二酸化ケイ素が原料の「シリカゲル」、生石灰(酸化カルシウム)が原料の「石灰乾燥剤」、袋に入れた乾燥剤、シートタイプの乾燥剤などがあります。

湿気を吸収し、お菓子の湿気を防ぐ効果があるため、煎餅やラスク、クッキーなどに使われることが多いです。

他にも、海苔や干しシイタケにも使われており、名前の通り乾燥を防ぐための鮮度保持剤です。

ちなみに、どら焼きはパリパリ感を楽しむお菓子ではないので、乾燥剤が入る可能性はほぼありません。

アルコール蒸散剤の特徴と効果

アルコール蒸散剤は、密封した包装内にアルコール(エタノール)を蒸散させるものを指します。

シリカ成分を含む無機物の吸着剤とエタノールが主原料となっており、エタノールを揮散させることで、お菓子のしっとり感やふんわり食感を保つために使われています。

また、お菓子にカビが生えるのを防ぐ効果もあり、洋菓子のマフィンやバームクーヘンなど、しっとり感のある、水分が多めのお菓子の鮮度保持剤として使われることも多いです。

脱酸素剤の特徴と効果

脱酸素剤とは、密封した包装内の酸素を吸収するために使われます。

主原料の鉄粉に塩や水、天然鉱石(ゼオライト)を混ぜ合わせたもので、油脂やビタミン成分などの酸化を防ぎつつ、変色も押さえる働きがあります。

つまり、酸素を除去して、酸化反応を防ぐことで、品質の劣化も防ぎつつ、お菓子を日持ちさせる効果があるんですね。

どら焼きやカステラなどに梱包されてることが多く、乾燥剤ではないので、どちらかというと、しっとり感を重視するお菓子に使われるとの違いがあります。

どら焼きに入ってる脱酸素剤の効果とは まとめ

それでは、どら焼きに入ってるのは乾燥剤なのか?や、乾燥剤と脱酸素剤の違いなどご紹介してみました。

どら焼きはパリパリ感を楽しむお菓子ではないため、乾燥剤が入ってることはないですし、脱酸素剤などは小袋に入ってるため、間違って食べてしまう可能性は低いと思います。

鮮度保持剤にも色々ありますが、どれも「たべられません」と書いてあると思うので、もし子どもさんと食べる時には、子どもが誤って食べないように気を付けてあげてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!