ケーキに使われるクリームと言えば、生クリームとバタークリームがあるよね。
でも、なぜバタークリームって嫌われることが多いのかな?
昔のバタークリームは今とは製法が違ったからだと思うわ。
今回は、バタークリームが嫌われる理由や生クリームとの違いなど紹介するわね!
昔のケーキと言えばバタークリームが使われていたそうですが、なぜかバタークリームは嫌われる傾向があります。
今回は、バタークリームが嫌われる理由や生クリームとの違いなどご紹介します!
バタークリームが嫌われる理由は?
バタークリームは生クリームよりも嫌われる傾向がありますが、それは昔のバタークリームがバターが入っていない、もしくは安い油を追加してできたなんちゃってバタークリームが出回っていたのが影響していると思います。
バタークリームが不味いと言っている方のほとんどが小さい頃に当時のバタークリームを思いだす方で、洋菓子屋さんで本格的なバタークリームを使っているケーキは非常に美味しいです。
また、バタークリームはベースとなる素材でも味が変わりますが、バターに砂糖を入れただけのクリームと思っている方は多いと思います。
なので、バタークリームを嫌っている方が多いのは、ちゃんとしたというと語弊がありますが、美味しいバタークリームを使ったケーキを食べていないからと言えるのではないでしょうか?
生クリームとバタークリームの違いは?
生クリームとバタークリームでは、バタークリームが嫌われる傾向があると書きましたが、そもそも生クリームとバタークリームはどこが違うのかを見ていきます。
バタークリームは、実は泡立てるだけの生クリームよりも製法が難しく、よりプロの味が活きるクリームです。
生クリームにも植物性と動物性の2種がありますが、違いがわかれば、バタークリームに対する偏見も消えると思います。
以下に違いをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
生クリームとは
生クリームには植物性と動物性の2種類があり、値段が高いのは動物性の方です。
まず、植物性の生クリームですが、コーン油、大豆油、ヤシ油などに乳化剤を加えてクリーム状に加工したタイプを指します。
動物性の生クリームよりも安価で手に入り、賞味期限も長いのが特徴です。
一方、動物性の生クリームは、牛乳を遠心分離機にかけ、乳脂肪分を濃縮して作るタイプとの違いがあります。
乳脂肪分が高いものほど濃厚な味が楽しめると人気の生クリームで、泡立つ時間も早いのが特徴でしょう。
植物性と比較すると、やや黄色味が強いですが、クリーム本来の味を楽しめるので使うケーキ屋さんも多いです。
バタークリームとは
バタークリームは、泡立てた卵白と無塩バター、砂糖などを混ぜ合わせて作られたクリームを指します。
生クリームよりも甘味が強めで、より濃厚で滑らかな味を楽しめるのはバタークリームの魅力の1つです。
また、バタークリームは、生クリームよりも保存性が高いのは魅力と言えます。
また、バタークリームにはカスタードやジャムなどを合わせるなどの方法もあり、店舗によって味のバリエーションが豊富です。
昔嫌われる傾向が強かったバタークリームですが、今のケーキは昔とは違い、使われるバターの違いなどによって逆に人気が出ている店舗も数多くあります。
バタークリームは過去に不当評価されていた? まとめ
それでは、バタークリームが嫌われる理由や生クリームとバタークリームの違いなどご紹介してみました。
昔のデコレーションケーキにはよく日持ちがするなどの理由でバタークリームが使われていましたが、当時のバタークリームと今のバタークリームは製法も材料も違ったので、一時期美味しくないクリームとして流通していました。
ただ、本来のバタークリームは生クリームよりも美味しいと感じる方も多く、実は生クリームよりも手間と技術が必要なクリームなんです。
なので、バタークリームが嫌われていた理由は、当時のバタークリームによって不当評価を受けていたからとも言えます。
ぜひ、美味しいバタークリームを扱う店舗を見つけて、美味しさを再発見してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!