ブリティッシュ ベイクオフはすごい番組だよね!
今回のタルト生地の敷き方は、本当に目からうろこだったよ。
私もやってみたんだけど、本当にひび割れしなくて驚いたわ。
今回は、ベイクオフを参考にした、タルト生地をひび割れなく敷く方法など紹介するわね!
先日、ブリティッシュ ベイクオフというイギリスの番組の、マスタークラスというエピソードを参考にしてタルトを作ってみたんですが、その中でも目から鱗だったのが生地の敷き方でした。
そこで今回は、タルト生地をひび割れなく敷く方法をご紹介します!
タルト生地をひび割れなく敷く方法とは?
今回作ったスイーツは、ベイクオフを参考にして、メアリーさんのレモンタルトを作ってみたんですが、今までタルト生地は、麺棒に巻き付けると良いと思っていて、ずっとその方法を使っていました。
ところが、ベイクオフのメアリーさんのレシピでは、まず、生地を伸ばすところまでは同じですが、タルト型の底板を下に敷いて生地を伸ばす方法だったんですね。
以下に、どのような手順で生地を敷くといいのかなど、詳しく解説します。
底板の上で生地を伸ばすのがポイント
まず、やり方は、台の上に、タルト型の底板を敷いてから、その上で、麺棒を転がし、薄く伸ばしていきます。
底よりも2回りくらい大きくなるまで、生地を円状に伸ばしますが、生地を薄く伸ばさないと、下に敷いてある底板が見えないので、薄めに伸ばすか、そっと上からなでるように押して、底板の位置を確めてみてください。
次にここがポイントなんですが、底板の位置を確認出来たら、その底板のサイズに合わせて、生地を内側に折り込んでいくんです。
生地の端を底に合わせて折り曲げるようにすると、生地が破れることなく移動できるようになります。
後は、底板ごと運んで、元の型におさめるようにするだけです。
残った生地はそのまま外側に開いたままで焼くのがメアリーさん流ですが、私の場合、生地をアレンジしたこともあり、焼いた後ひび割れるのは嫌だったので、余った生地は麺棒で転がして切りました。
今まで、足りない生地をつぎはぎしていたのが嘘のようにすんなりと生地を敷くことが出来ました。
番組では、メアリーさん自身が先輩から教わった方法なのよ。とおっしゃってましたが、確かにこの方法なら簡単に型に生地が敷けますね。
もし、普段から、生地がひび割れして、うまく型に敷けないと言う方は、ぜひこの方法を試してみてくださいね。
実際にレモンタルトを作ってみた
それでは、実際にベイクオフのメアリーさんの「レモンタルト」を作ってみたので、レシピを以下にご紹介します。
<所要時間:1時間以上 / 底取れパイ皿・21cm>
材料:タルト生地
●有塩マーガリン…75g
●砂糖…35g
●卵…1/2個
●薄力粉…150g
材料:レモンフィリング
●卵…3個
●グラニュー糖…150g
●レモンの皮のすりおろし…4個分
●レモン汁…100cc
●生クリーム…85cc
作り方
- タルト生地のマーガリンをレンジで10~20秒加熱し、柔らかくする。
- タルト生地の砂糖を加え、白っぽくふわふわするまですり混ぜる。
- タルト生地の卵を少しずつ加え、その都度良く混ぜる。
- タルト生地の薄力粉をふるって加え、ゴムベラに持ち替えてさっくりと混ぜる。
- 粉っぽさがなくなったら、手で球形に丸め、その後平たい円状にする。
- 冷蔵庫で30分以上しっかりと冷やす。
- 生地を冷蔵庫から出したら、パイ皿の底を台に乗せ、その上で底よりも2回りくらい大きくなるまで、生地を円状に伸ばす。
- 生地の端を底に合わせて折り曲げるようにする。
(生地をめん棒に巻き付けるとひび割れの原因になるそうで、こちらもメアリーさん流です。) - 底の部分を元の型におさめたら、折り曲げた部分を周囲に沿って指で埋め込むように密着させる。
- 余った生地は、麺棒を転がして切り取る。
- 生地の底にフォークで均一に穴を空け、クッキングシートを敷いてから、パイ重しを乗せ、200度で10分空焼きをする。
- 空焼きの間にフィリングの準備をする。
- ボールにフィリングの卵と砂糖を加え、滑らかになるまで混ぜる。
- レモンは皮をお湯で洗ってから、黄色い部分だけをすりおろす。
- その後レモンを半分に切り、果汁を絞る。
(果汁が足りない場合は、ポッカレモンを足してください。) - 卵のボールに、レモンの皮、レモン汁を加えてよく混ぜ合わせる。
- 生クリームもボールに加え、良く混ぜあわせたらフィリングの完成。
- 生地が焼けたら、シートを外し、さらに10分ほど(200度で)焼く。
- オーブンを160度(時間は25~30分ほど)に予熱を開始する。
- 型を天板に乗せた状態で、オーブンに入れ、フィリングをもう一度かき混ぜてから、そっと流し入れる。
(型に入れてからだと、フィリングがこぼれるので、オーブンに入れたままで注ぎます。) - 160度のオーブンで25~30分焼き、中央だけがフルフルと揺れる程度になったら、焼くのはOK。
(焼きすぎるとひび割れるので、25分くらいで、一度型を揺らしてみてください。) - 焼けたら型ごとしっかりと冷まし、型から外したら、上に粉砂糖(分量外)をふりかけて、完成!!
画像付き手順は、こちらになります。
爽やかな酸味が癖になる味で、夏にもぴったりだと思いますので、ぜひ作ってみてください。
ちなみに、タルト生地は愛用のレシピでもある、NHK監修のレシピ本を参考にしています。
タルトの生地を敷くならめん棒に巻きつけはNG? まとめ
それでは、タルト生地をひび割れなく型に敷く方法をご紹介してみました。
今まで生地が足りなくなるなどの失敗や、巻き付けた後にひび割れるなど失敗が多かったタルトですが、こちらの方法を使うと、本当に簡単にひび割れなく、タルト型に生地が敷けるようになります。
ベイクオフの番組は、アマゾンプライムを利用すれば、何度でも好きな時に確認ができます。
我が家にはテレビがないのであれですが、NHKで2回に分けて放映されているそうなので、ぜひ第2シーズン以降のマスタークラスは録画がおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました!