土用の丑の日にはうなぎを食べる人も多いよね。
でも、国産と中国産ってなぜあんなにも値段が違うんだろ?
確かに不思議よね。
今回は、国産うなぎと中国産うなぎの違いを紹介するわ!
2024年の土用の丑の日は、7月24日と8月5日です。
多くの方がこの日にウナギを購入したり、食べたりすることでしょう。
スーパーに並ぶウナギには「国産」「中国産」といった表示がありますが、その違いは何でしょうか?
「国産ウナギ」と「中国産ウナギ」の違い
中国で育てられたウナギが日本に輸出された場合、それは『中国産ウナギ』と表示されます。
一方、中国から輸入された稚魚を日本で養殖した場合には『国産ウナギ』と表示されます。
スーパーなどで販売される際には、産地の表示が義務付けられていますが、飲食店では表示義務がありません。
産地による違い
日本には在来種の『ニホンウナギ』がいますが、中国産の多くは『ヨーロッパウナギ』です。
味に大きな違いはありませんが、養殖方法に違いがあります。
一方、中国では露地池で育てるため、皮が厚く大きな個体になります。
かつては品質に疑問がありましたが、近年は技術の向上で美味しいものも増えてきました。
調理方法や保存方法の違い
現在では、中国産ウナギの品質も向上しており、産地によって大きく変える必要はありません。
ただし、冷凍ウナギを解凍する際には注意が必要です。
国産と中国産の養殖方法の違い
国産ウナギはビニールハウスで温度管理され、冬眠させずに育てられます。
一方、中国産ウナギは露地池で育てられ、設備コストが異なります。
餌の違い
国産ウナギは高品質の餌を与えられ、その品質基準も厳しいです。
1kgのウナギを育てるのに約1,000円の餌代がかかります。
中国産ウナギも同様の餌を使用すれば同じコストがかかりますが、安価な餌を使う場合もあります。
タレの製法の違い
中国産ウナギにはコスト削減のために味醂風調味料やカラメル色素が使われることがありますが、国産ウナギは醤油や味醂、砂糖などにこだわっています。
天然ウナギと養殖ウナギの違い
市場に出回るウナギのほとんどは養殖です。
天然ウナギは希少価値がありますが、養殖ウナギは豊富な餌と適した環境で育てられ、脂が乗った極上のウナギになります。
日本人が鰻を好む理由とは?
日本人が鰻を好む理由について考えてみましょう。
日本は世界的にも鰻の消費量が非常に多い国です。
中国や台湾でも鰻の養殖が盛んに行われていますが、これらの国々で生産された鰻の多くは日本へ輸出されています。
他国、特に中国や台湾では、日本ほど鰻を頻繁に食べる習慣はないようです。
日本では鰻を食べる文化が古くから根付いており、『万葉集』にも鰻が登場するほどの歴史があります。
このような歴史的な背景に加えて、鰻の栄養価の高さも、日本人が鰻を好む大きな理由の一つです。
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国産うなぎと中国産うなぎは価格にも違いが… まとめ
ウナギの産地表示は稚魚の生まれた場所ではなく、養殖された場所によります。
中国産ウナギは国産ウナギに比べて肉厚で皮が厚めです。
スーパーでウナギを購入する際には、国産と中国産を見比べて選んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!