
携帯用扇風機って便利だけど、爆発のリスクがあるんだってね。
落下すらダメらしいね。

最悪の場合、爆発の危険性もあるらしいわ。
今回は、携帯用扇風機の事故に対する注意喚起を紹介するわね!
携帯用扇風機にはリチウムイオン電池が搭載されており、多くの人が外出時に利用しています。
しかし、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は、携帯用扇風機に強い衝撃を与えると電池内部が破損し、破裂や発火の危険があるため、公式サイトで注意を促しています。
携帯用扇風機に強い衝撃はNG

NITEによると、携帯用扇風機に強い衝撃を与えると、リチウムイオン電池内部のセパレーターが破れ、ショートによる異常発熱が起こる可能性があります。
これにより内圧が上昇し、電池が破裂・発火する場合があるため、NITEは本体に強い衝撃を与えないよう注意を呼び掛けています。
また、携帯用扇風機に衝撃を与えた後、「充電ができない」「充電中に熱くなる」「外装が膨張して変形する」「突然電源が切れる」といった異常が見られた場合は、使用を中止し、購入店または製造・輸入事業者の修理窓口に相談するよう勧めています。
異常が発生したらすぐに使用を中止
異常が発生した場合は、発火や破裂などの事故に備え、携帯用扇風機を金属製の缶などに保管することが望ましいとされています。
また、適切な措置が取られるまでは、ごみとして廃棄しないようにし、廃棄する際は居住先の自治体の指示に従って分別するよう呼び掛けています。
手持ち扇風機の爆発・発火事故が多発している
NITEによると、手持ち扇風機による事故は、2022年までの5年間で少なくとも45件報告されています。
手持ち扇風機の普及に伴い、事故件数も増加しています。
具体的な事例としては、充電中の発火・焼損、使用中の火花や白煙の発生、異常発熱による突然の出火などが報告されています。
手持ち扇風機が爆発・発火する原因

携帯用扇風機の発火や破裂事故の原因は、主に内蔵されたリチウムイオンバッテリーにあります。
また、落下や強い衝撃、水没などによってもバッテリーが損傷し、ショートを引き起こす可能性があります。
充電中の発火もリチウムイオンバッテリーの異常が原因です。
充電中にバッテリーが異常に熱くなったり、膨張や変形が見られた場合は、直ちに充電を中止しましょう。
就寝中の充電は特に注意が必要で、近くに燃えやすいものを置かないようにしましょう。
発火や破裂を防ぐための注意点
手持ち扇風機による事故を防ぐためには、以下の注意点を守りましょう。
- 直射日光が当たる場所や高温環境に放置しない
- 落下や物理的衝撃、水濡れの場合は使用を控える
- 事故の予兆を見逃さない
これらの注意点を守り、安全に使用しましょう。
また、信頼できるメーカーの製品を選ぶことも重要です。
ネットショップで販売されている安価な商品には、安全性が不明確なものもあるため、購入時にはPSEマークの有無やメーカー情報を確認することが大切です。
万一、手持ち扇風機が発火・破裂した場合は、直ちに使用をやめ、初期消火を行いましょう。
信頼できる消火具を備えておくことも安全対策の一環です。
携帯用扇風機は落下も危険 まとめ
もし本体から煙が出たり発火したりした場合は、消火器や大量の水を使用して火災の拡大を防ぎます。
ただし、火が大きくなって手に負えないと感じた場合は、直ちに避難して119番に通報することが推奨されています。
最後までお読みいただきありがとうございました!