5月15日はヨーグルトの日だね!
僕はヨーグルトはバニラヨーグルトが大好物なんだよね。
中にはチーズケーキみたいなヨーグルトもあるわよね。
今回は、5月15日がヨーグルトの日になった由来など紹介するわ!
5月15日は「ヨーグルトの日」です。
この日は、ヨーグルトの健康効果を広めたイリヤ・メチニコフ博士の誕生日であり、その功績を称えています。
5月15日はヨーグルトの日
メチニコフ博士は1845年に生まれ、ブルガリアの長寿村での食生活からヨーグルトの長寿効果を科学的に解明しました。
「ヨーグルトの日」は、明治乳業株式会社(現:株式会社明治)によって制定され、日本記念日協会にも認定されています。
この日は、1970年の大阪万博での出会いから始まり、「明治ブルガリアヨーグルト」の開発に繋がりました。
開発チームはヨーロッパへ何度も赴き、現地のヨーグルトを研究。
1971年に日本で初めてのプレーンヨーグルトを発売し、後にブルガリア政府から「ブルガリア」の名称使用を公式に許可されました。
日本にヨーグルトが伝わったのはいつ?
日本では初めて発酵乳が商品として販売されたのは1887年であり、当初は「凝乳(ぎにゅう)」や「滋養食品ケフィール」として販売されていました。
発酵乳と乳酸菌飲料は、その後法律によって様々な規制を受けてきました。
特に昭和時代初期の「清涼飲料水営業取締規則」の改正は、乳酸発酵による酸性飲料を含めた規制の始まりでした。
その後、乳酸菌飲料に関する規格は幾度となく改訂され、乳酸菌の使用制限も変わっていきました。
しかし1963年、発酵乳と乳酸菌飲料に関する成分規格が導入され、乳酸菌数または酵母数の基準が設けられました。
今日では、ヨーグルトはその健康効果により多くの人々に親しまれており、特に「ヨーグルトの日」には、メチニコフ博士の貢献を思い起こしながら、その健康的な恩恵を享受することが推奨されています。
ヨーグルトの起源
ヨーグルトは多種多様な発酵乳の一つで、その起源は遊牧民が初めて牧畜を行った時代、約6000年から8000年前の中央アジアにまで遡ります。
この地でヤギや羊の乳を保管していたところ、自然発酵によってヨーグルトの原型が生まれたとされています。
この発酵過程は、乳を腐敗から保護し、保存可能な食品として機能しました。
特にメチニコフ博士によって提唱された「ヨーグルトによる長寿効果」は、ヨーグルトを世界的に有名にしました。
ヨーグルトの歴史
日本におけるヨーグルトの歴史は、明治時代に乳牛の輸入が始まり、余った牛乳を発酵させて「凝乳」として売り出された1894年に始まります。
しかし、ヨーグルトが広く普及し始めたのは、1970年の大阪万博での紹介以降です。
ヨーグルトの製造方法の違い
ヨーグルトの製造方法には「前発酵」と「後発酵」の二つのプロセスがあります。
「前発酵」は主にドリンクタイプ、「後発酵」は固形タイプのヨーグルトに使用されます。
どちらの方法も、乳酸菌が乳糖を分解し乳酸を生成することで、乳に含まれるカゼインが固まりヨーグルトが形成されます。
この過程で生じる乳酸がヨーグルト特有の爽やかな酸味をもたらします。
ヨーグルトの日が作られた理由は博士の研究にあった まとめ
1845年の今日、世界にヨーグルトの健康効果を紹介し広めた著名なロシアの微生物学者、イリヤ・メチニコフが生まれました。
彼はヨーグルト研究のパイオニアであり、その功績によりノーベル生理学・医学賞も受賞しています。
メチニコフ博士はその個性的で独特な性格から「科学の魔王」とも呼ばれていました。
最後までお読みいただきありがとうございました!