白内障と緑内障の大きな違いは?原因や治療法を解説! | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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白内障と緑内障の大きな違いは?原因や治療法を解説!

白内障と緑内障の大きな違いは? オールシーズン

目の病気と言えば白内障や緑内障があるけど…

この二つの違いは何だろ?

緑内障は白内障と違って治療法が確立していないらしいわ。

今回は、白内障と緑内障の違いなど紹介するわね!

白内障と緑内障は、見た目や名前が似ているため混同されがちですが、実際は原因と症状がまったく異なる眼の病気です。

ここでは、その違いについて説明します。

白内障と緑内障の最大の違い

白内障と緑内障の最大の違いは、白内障は手術により視力を取り戻すことができるのに対し、緑内障は進行を止めることができるだけで、回復は期待できない点です。

白内障について

白内障は、カメラのレンズのような役割を果たす黒目の中にある水晶体が、加齢や他の要因により白く濁る病気です。

症状としては、「光が眩しく感じる」、「視界がぼやける」といった視力の低下が挙げられます。

治療方法としては、濁った水晶体を取り除き、人工レンズを挿入する手術が行われ、視力の回復が期待されます。

多くの患者が65歳以上の高齢者であり、特に80代ではほとんどの人が白内障を患うと言われています。

白内障の手術は、特に問題がなければ短時間で終わる、安全性の高い治療法です。

緑内障について

緑内障は、視野が徐々に狭くなる病気で、眼圧が高い人は視神経にダメージが生じやすく、これが緑内障の原因となります。

一度傷ついた視神経は元に戻らないため、症状が進行すると視力が回復することはありません。

最悪の場合、失明に至ることもあります。

緑内障の治療は眼圧をコントロールする点眼薬が主な手段であり、定期的な検査も欠かせません。

緑内障は進行が緩やかで自覚症状が少ないため、症状が顕著に現れる前に医師の診察を受けることが重要です。

白内障と緑内障の予防

白内障は主に加齢に関連した病気であり、特に80歳を超えるとほとんどの人が経験します。

そのため、目を酷使しすぎない、喫煙しない、過度な紫外線にさらされないといった生活習慣の改善が予防策として有効です。

加齢以外にも、糖尿病やアトピーなどが原因となる場合もあるため、それらのリスクを減らすことが重要です。

緑内障の予防

緑内障の予防については、眼圧が高くなる理由は完全には解明されていません。

緑内障は自覚症状がほとんどないため、40歳を過ぎたら定期的に眼科で検査を受けることが重要です。

眼圧が高くなくても、正常眼圧緑内障というケースもあるため、早期発見が視力を守るための鍵です。

どちらの病気についても、日常生活で異常を感じたらすぐに専門家に相談することが重要です。

白内障と緑内障の治療方法

白内障の治療は主に日帰り手術が主流で、緊急性は低いものの、安全性の高い手術です。

ただし、リスクゼロではないため、眼科医と相談しながら適切なタイミングで手術を行うか判断します。

緑内障に関しては、症状が進行する前に対策を取ることが重要で、眼圧をコントロールする目薬が最初の治療法となります。

また、眼圧を下げるためのレーザー手術や外科的手術もありますが、どれも進行を止めることが主な目的です。

したがって、定期的な検査と早期発見が視力を守るために不可欠です。

併発時の同時治療(手術)は可能か?

緑内障と白内障が同時に発症した場合、両方の病気を一度に治療することが可能です。

しかし、緑内障の種類によって治療内容は異なります。

開放隅角緑内障

このタイプの場合、白内障手術と緑内障の手術(線維柱帯切開術、濾過手術、チューブシャント手術)を同時に行うことができます。

閉塞隅角緑内障

通常、最初に白内障の手術を行い、その後の経過を観察することが一般的です。

しかし、症状によっては、緑内障手術を併用するケースもあります。

最適な治療方法や同時手術の適用の可否を決定するためには、精密検査を行い、疾患の状態、現在の症状、眼圧、視野などを総合的に判断しながら、患者の希望も考慮して決定されます。

白内障と緑内障は似ているが違うもの まとめ

緑内障は初期段階で症状が見つけにくく、治療法も限られています。

そのため、定期的に眼科で検査を受け、早期発見に努めることが重要です。

最後までお読みいただきありがとうございました!