4月21日はローマの創建記念日だね!
僕は、テルマエ・ロマエって漫画で昔のローマのことを知ったよ。
ローマのお風呂にスポットを当てた面白い漫画よね。
今回は、4月21日がローマの創建記念日になった由来など紹介するわ!
4月21日は、「ローマの創建記念日」として知られています。
この日は紀元前753年に、ロームルスがローマを建国し、初代の王として即位したことを記念しています。
4月21日はローマの創建記念日
この日は、ローマ市民にとって非常に重要な意味を持ち、「Natali di Roma(ローマの誕生日)」とも呼ばれ、ローマのクリスマスとして現地で称賛されます。
記念日の祝いとして、イタリアでは特にコロッセオ周辺で多くの祭事が催されます。
ローマは小さな都市国家から始まり、後に地中海を含む広大な領域を支配下に置く大帝国へと発展しました。
この時代、多様な民族がパックス・ロマーナ(ローマの平和)のもとで共存し、文明が花開いた時期でもあります。
日本ではあまり一般的ではない記念日かもしれませんが、西洋史や文化に興味がある方には興味深い日です。
ローマの創建記念日にやりたいこと
春のローマを満喫するための6つの活動をご紹介します。
- 春の花祭り 3月と4月にスペイン階段で開催される「Mostra delle Azalee」は、春の訪れを祝う絶好の機会です。この期間中、スペイン階段は色とりどりのツツジで装飾され、ピンク、白、紫の花が美しく咲き誇ります。階段を登れば、ローマの街並みとサン・ピエトロ大聖堂のドームの壮大な眺めが楽しめます。
- 聖週間の体験 イースターに向けた準備として、サン・ピエトロ広場で始まる聖週間は、多くの宗教的行事が行われます。聖木曜日からはサン・ピエトロ大聖堂やサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂でのミサが特に注目されます。
- イースターの伝統 聖金曜日には、コロッセオからパラティーノの丘まで、「十字架の道行」が行われます。これはローマで非常に印象的なイベントの一つです。
- ローママラソン 春に開催されるローママラソンは、歴史的な場所を巡る特別なルートが設定されています。参加者は古代ローマの遺跡や美しい広場を横切りながら走ります。
- イースターの食文化を学ぶ イースターには、伝統的な料理やスイーツが楽しめます。特にイースターエッグの芸術展は、クリエイティブな作品が一堂に会するイベントで、毎年多くの訪問者が訪れます。
- ローマの創立記念日の祝賀 4月21日にはローマの創立を祝う「ナターレ・ディ・ローマ」が開催されます。この日は、市内で花火やパレード、歴史再現劇などが行われ、ローマの豊かな歴史が祝福されます。
これらの活動を通じて、春のローマの魅力を存分に感じることができるでしょう。
ローマに関する豆知識
ローマは地球上のどの都市よりも多くの噴水を持っているという特徴があります。
この都市は2,000を超える様々なスタイルとサイズの噴水があり、その中には飲料水として利用できるものも含まれています。
しかし、すべての噴水が安全な飲料水を提供しているわけではないため、安全が保証されていない限り噴水の水を飲むことは避けるべきです。
パンテオンとは
また、ローマにはパンテオンのように古代からの姿を今に伝える貴重な建物が残っています。
この建物は聖地として長年保護され、多くの人々に尊ばれてきました。
特に注目すべきは、ローマの創建記念日である4月21日にパンテオンを訪れると、ドームのオクルスから太陽が真上に来る瞬間に神々しい光が差し込むことです。
この現象は、かつての皇帝たちがまるで太陽神アポロに迎えられるかのように感じたと言われています。
保護を受けている野良猫もいる?
さらに、ローマには特別な保護を受けている野良猫も多く、1991年には市の政策によりこれらの猫たちが保護されています。
これにより、ローマは猫にとっても安全な街となっており、これらの猫たちは自由に生活しています。
それでいて、これらの猫は効果的なネズミ駆除の役割も果たしており、そのユニークな存在感がローマの魅力の一つとなっています。
七つの丘などの歴史的な地域も多数存在
ローマには「七つの丘」だけでなく、多くの歴史的な地域があり、それぞれが都市の長い歴史と文化を物語っています。
これらの地域は、古代ローマ時代から現在に至るまでの多くの変遷を経て、今日に至るローマの豊かな歴史を形成しています。
ローマの道は一日にしてならず まとめ
「ローマの創建記念日」は日本ではあまり知られていないかもしれませんが、イタリアやローマに興味がある方には面白いテーマです。
この記念日にちなんで、古代ローマの歴史や文化に思いを馳せるのも一興です。
例えば、「テルマエ・ロマエ」のような古代ローマを題材にした書籍を読むことで、当時の生活や社会を楽しく学ぶことができるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!