パイナップルを食べると舌がピリピリする原因は何だろ?
そもそもピリピリしない食べ方はあるのかな?
基本的には食べ過ぎが原因のことが多いわ。
今回は、パイナップルを食べると舌がピリピリする原因など紹介するわね!
パイナップルは南国の象徴とも言えるフルーツで、そのまま食べる以外にもサラダや煮物、ピザにも利用される非常に便利な果物です。
しかし、パイナップルを食べた際に舌がピリピリと感じることがありますが、これには理由があります。
パイナップルを食べると舌がピリピリする原因
パイナップルに含まれる「ブロメライン」という酵素が、舌の表面を覆っているタンパク質を分解することによって、一時的な刺激を感じることがあります。
この現象は舌にダメージを与えるわけではなく、一時的なものですので心配はいりません。
パイナップルは、ビタミンB1やビタミンCが豊富に含まれており、疲労回復や抗酸化作用にも効果が期待されます。
また、食物繊維もリンゴの約1.5倍含まれていて、便秘解消や生活習慣病の改善にも効果的です。
カリウムも含まれており、むくみの予防に役立ちます。
パイナップルは栄養満点でありながら、食べ過ぎると舌に一時的な不快感を与えることがあるため、食べる量を適度にすることが推奨されます。
ブロメラインの活性を抑える方法
この刺激を和らげるためには、ブロメラインの活性を抑える処理が有効です。
例えば、パイナップルを塩水に浸すことで、酵素の活性が部分的に抑えられ、刺激が減少します。
塩水に浸すことで、パイナップルの酸味や苦味も減少し、より甘みが引き立ちます。
また、ブロメラインは特定のpH値や温度で最も活性化します。
pH6.5-7.5の範囲で活性が最大となり、酸性の環境では活性が低下します。
レンジで加熱が一番!
さらに、ブロメラインは温度が55-60度で最も活発になりますが、60度以上で加熱すると不活性化します。
そのため、パイナップルを電子レンジで加熱することも有効です。
パイナップルをカットして1-2分加熱することで、ブロメラインが不活性化し、パイナップル本来の風味を損なわずに楽しむことができます。
刺激を感じた時の対処法
生のパイナップルを食べ続けることで舌がしびれることを避けたい場合は、食べるのを一時的にやめて、唾液の分泌を待つのが一つの方法です。
パイナップルの美味しさを楽しみつつ、時には刺激的な一面も持つこの果物の対処法を知っておくと、どんな時も安心して食べることができます。
パイナップルを含むすべての食品に共通する注意点は、「食べ過ぎないこと」です。
特にパイナップルは高糖質であり、過剰に摂取するとカロリーが過多になり、体に不調をもたらすことがあります。
糖分が多いため、体を冷やす効果もあることから、冷え性の方や腹痛を引き起こす恐れもあります。
南国フルーツの特性
南国で採れる多くのフルーツには、パイナップルのようにタンパク質を分解する酵素が含まれており、初めて食べる際にはその刺激に驚くかもしれません。
しかし、これらの酵素は舌に損傷を与えるわけではないので、健康に悪影響を及ぼすことはありません。
パイナップルの刺激の原因はブロメライン まとめ
以上のことから、パイナップルを含む南国フルーツは多くの魅力を持っていますが、適量を心がけて楽しむことが重要です。
パイナップルは美味しいですが、味を楽しみたいなら、食べ過ぎには注意しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!