バスタオルって毎日洗うものだと思ってたけど…。
実は、洗わないと感染症の危険性もあるんだってね。
忙しい時にはつい後回しにしがちよね。
今回は、一度使ったバスタオルで体を拭く問題点など紹介するわ!
人々の間で、バスタオルの使用と洗濯頻度に関しては様々な習慣が見られます。
ある人々は日々の使用後に洗濯する一方で、忙しさなどの理由から2〜3日ごとに洗う人もいます。
しかし、使用済みのバスタオルを再利用することの安全性や、皮膚への影響はどうなのでしょうか?
バスタオルは毎日洗うべき?
特に、乳幼児や高齢者が使用するバスタオルは、日常的に洗濯することが推奨されます。
これは、バスタオルに付着する皮脂、角質、汗、汚れが雑菌の温床となり得るからです。
さらに、バスタオルをしっかり乾燥させたとしても、雑菌の増殖は避けられない場合があります。
そのため、バスタオルは使用後にきちんと乾燥させ、2日に1回は洗濯することが推奨されます。
特に、皮膚のバリア機能が低下している乳幼児や高齢者、または皮膚感染症を持つ人は、使用後すぐに洗濯することが望ましいです。
赤ちゃんには要注意
乳幼児は皮膚が薄く、角質細胞が未熟であるため、異物の侵入を容易に許してしまいます。
高齢者も肌のターンオーバーが遅く、バリア機能が弱まりやすいです。
さらに、アトピー性皮膚炎やその他の皮膚疾患を持つ人も、バリア機能が低下しているため、細菌や真菌、ウイルスによる感染症のリスクが高まります。
なぜ毎日洗濯が必要なの?
バスタオルを毎日洗濯することは、特に細菌感染症、真菌感染症、ウイルス感染症を防ぐ上で重要です。
これらの感染症は、皮膚の微小な傷から入り込み、様々な健康問題を引き起こすことがあります。
水虫やマラセチアによる感染症も、使用後のバスタオルが原因で悪化することがあります。
感染症の原因になることも
これらの感染症は外用薬での治療が一般的ですが、治療効果を最大化するためにも、使用したバスタオルは洗濯し、清潔を保つことが必要です。
子どもに多い水いぼや、家族間で感染する可能性のあるアタマジラミ、疥癬なども同様です。
これらの感染症は、使用後のバスタオルを共有することで容易に伝播するため、個人の衛生管理が極めて重要になります。
特に、皮膚のバリア機能が低下している人や、既に皮膚感染症にかかっている人は、バスタオルを毎日洗濯し、清潔に保つことを心掛けましょう。
バスタオルに残る細菌の数
多くの人はバスタオルで体を拭く際、清潔な水分のみを取り除いていると考えがちです。
しかし、実際には洗い流された皮脂、角質の層、乾燥して残った汗の塩分や尿素、さらには石鹸やシャンプー、コンディショナーの残留物など、多様な汚れが体に残ります。
これらはすべて、入浴後であってもバスタオルの繊維に付着します。
具体的には、新しく洗った直後のバスタオルと、1回および2回使用した後のバスタオルにおける細菌の数を比較した研究があります。
結果は以下の通りです。
- 新しく洗った直後:約500の細菌
- 1回使用後:約40万の細菌
- 2回使用後:約1,000万の細菌
このデータから明らかなように、たった10センチメートル四方の範囲でさえも、使用するたびに細菌の数が急速に増加します。
バスタオル全体を想定すると、その数はさらに増大します。
この事実を踏まえると、特に乳幼児がいる家庭では、定期的な洗濯が非常に重要です。
どのくらいの頻度でバスタオルを洗濯するかの統計
あるオンライン調査によると、人々がどのくらいの頻度でバスタオルを洗濯しているかには大きな差があります。
具体的な割合は以下の通りです。
このデータは、毎日洗濯する人にとって、長期間洗濯しない人々の存在が驚きであることを示しています。
細菌が繁殖したタオルを使用し続けることは、日常生活で体に大量の菌を持ち歩くことに他なりません。
このような習慣を持つ人が周囲にいれば、意識的に距離を取るかもしれません。
一度使ったタオルは洗濯しよう! まとめ
結論として、自分自身や家族の肌の健康を考慮して、バスタオルの洗い替えの頻度を見直すことが大切です。
しかし、細菌の数を完全にゼロにしようと過度に心配することは、精神的な健康に悪影響を及ぼす可能性があるので、バランスを保つことが重要です。
最後までお読みいただきありがとうございました!