3月7日はメンチカツの日だね!
僕は業スーのメンチカツが安くて美味しくて最高だと思ってるよ。
あら?肉屋さんの本格的な味わいも忘れないでね!
今回は、3月7日がメンチカツの日になった意味や由来など紹介するわ!
3月7日は「メンチカツの日」に指定されています。
この日は、関西地方でメンチカツを「ミンチカツ」と呼ぶことから、「3(み)7(しち)」の日付を「ミンチ」と読む語呂合わせにちなんでいます。
さらに、この時期は受験シーズンにあたり、受験生に向けて縁起が良いとされるボリューム満点のメンチカツを食べてほしいという願いが込められています。
3月7日はメンチカツの日
この記念日は、香川県三豊市に本社を構える株式会社「味のちぬや」によって制定されました。
同社は、メンチカツやコロッケなどの冷凍食品を製造・販売し、全国の量販店やコンビニ、外食産業へと供給しています。
この記念日は、一般社団法人日本記念日協会によって公認されています。
メンチカツは日本発祥の洋食
メンチカツの発祥には諸説ありますが、まず有名なのは、明治時代に東京・浅草の洋食店にて「ミンスミートカツレツ」として販売されたのが始まりとする説です。
「minced meat」は挽き肉を、「cutlet」は仔牛や羊、豚の骨付き背肉を意味します。
この料理は関東から関西へと伝わり、神戸市湊川の三ッ輪屋精肉店の二代目が、東京の洋食店のメンチボールを参考にして「メンチカツ」または「ミンチカツ」と名付けたとされています。
関東では豚と牛の合挽き肉、関西では牛100%のひき肉を使用するなど、地域によって呼び方やレシピに違いが見られます。
「ミンチ」がひき肉を指し、「メンチカツ」はそのひき肉を使用した料理を指しますが、「メンチカツ」という言葉が先に生まれたことが興味深い点です。
メンチカツの起源
メンチカツの起源のもう一つの説は、東京銀座に位置する歴史ある洋食レストラン「煉瓦亭」にあります。
このレストランは明治28年に創業し、現在まで続く長い歴史を持ちます。
メンチカツは、レストラン開業後約4年の明治32年ごろに、創業者である木田元次郎によって日本初とされるこの料理が誕生しました。
当時、日本には外国人が増え始めており、木田は彼らを含む幅広い客層をターゲットにした洋食レストラン「煉瓦亭」を開店。
なぜメンチカツと呼ぶの?
料理の名前「メンチカツ」はどのようにして決まったのかというと、木田元次郎は外国人客にも親しみやすい英語名を考えていました。
「ひき肉」の英訳を知りたいと思い、レストランを訪れていた外国人に尋ねたところ、「Mince meat」という回答を得ました。
しかし、木田はこれを「メンチ」と誤解し、「メンチミート」と記憶。
英語名が日本人には理解しづらいと判断し、最終的に「メンチカツ」という名称を採用しました。
「メンチカツ」という呼称が一般的?
全国では「メンチカツ」という呼称が一般的であり、豚肉と牛肉の合挽き肉に玉ねぎを加えて作られます。
この違いは、メンチカツが洋食店で幅広い年齢層に合わせて作られた一方で、ミンチカツが精肉店の贅沢なメニューとして牛肉を使用していたためと考えられています。
また、「メンチカツ」と「ミンチカツ」の名称の起源も異なります。
メンチカツは「ミンスミートカツレツ」が省略されたものであり、「ミンチカツ」はその作り方を直接的に表す名称です。
メンチカツは日本生まれの洋食! まとめ
メンチカツとミンチカツは、基本的に同じ種類の料理であるものの、呼称は地域によって異なることが多いです。
全体的にはメンチカツの呼び名が一般的ですが、関西ではミンチカツと称されることがあります。
この記念日を機に、地元の肉屋さんで購入したメンチカツを夕飯に取り入れ、普段よりも少し特別な食事を楽しんでみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました!