2月19日はプロレスの日だね!
僕は詳しくないんだけど、力道山の名前は僕でも知ってるよ。
プロレスは日本でも人気があるわよね。
今回は、2月19日がプロレスの日になった由来やプロレスの歴史など紹介するわ!
1954年、東京の蔵前国技館で、日本初のプロレスによる本格的な国際試合が行われました。
この試合には、柔道出身の木村政彦と、大相撲出身の力道山がタッグを組み、カナダ出身のシャープ兄弟と対戦しました。
2月19日はプロレスの日
この歴史的な試合は日本テレビとNHKによって同時中継され、新橋駅西口広場では約2万人が街頭テレビで観戦しました。
シャープ兄弟はこの初来日で5回の対戦を経て、タイトルを保持したまま帰国しました。
力道山は、外国人レスラーを次々に倒すことで、日本のプロレス界において大きな人気を博し、「日本プロレス界の父」と呼ばれるまでになりました。
プロレスとは
プロレスは、観客に見せることを目的とした格闘技とパフォーマンスアートの融合したエンターテインメントです。
試合はリング上で展開され、攻防の技を駆使して興行が行われます。
日本のプロレス団体
2023年時点で、日本には約120のプロレス団体が存在しています。
これには男女の団体が含まれます。
人気・知名度が高いプロレス団体
- 新日本プロレス: 1972年にアントニオ猪木氏によって創設された、日本で最も歴史が古いプロレス団体です。
- 全日本プロレス: 同じく1972年にジャイアント馬場氏によって旗揚げされました。
- プロレスリングNOAH: 2000年に三沢光晴氏によって全日本プロレスから独立して設立された団体です。
プロレスのルールと勝敗の決まり方
プロレスでは投げ技、しめ技、関節技、蹴り技、打撃などが認められていますが、凶器使用や急所攻撃は基本的に反則です。
レフェリーの判断により、ロープブレイクが行われることもあります。
プロレスの歴史は古い
プロレスは日本においても深い歴史と文化を持ち、多くのファンに愛され続けています。
1. レスリングの起源
レスリングは約5000年前、シュメール文明に起源を持ち、くさび形文字による叙事詩にその記録が見られます。
また、古代エジプトではベニ・ハッサンの墓に描かれた400組のレスラーの壁画が発見され、古代におけるレスリングの組織化やルールの存在が示唆されています。
古代ギリシャでは、レスリングは若い男性の教育において科学と神の芸術とされ、全裸で行われる競技でした。
オリーブオイルと砂を用いて、身体を保護し、滑り止めとしていました。
2. 古代オリンピック
紀元前708年から始まった古代オリンピックでは、レスリングが5種競技の一つとして重要視されました。
特にクロトンのミロンのような名高いレスラーが存在し、彼は6回のオリンピックチャンピオンに輝いています。
古代ローマ時代にもレスリングは人気を博しましたが、393年にテオドシス一世によって異教のゲームとして禁止され、オリンピックは中世の暗黒時代に突入しました。
3. ルネッサンス期以降
ルネッサンス期にはレスリングが貴族の間で行われるようになり、1500年には初のレスリングの本が発行されました。
1896年にはピエール・ド・クーベルタンの努力によりオリンピックが再確立され、レスリングが正式な競技として復帰しました。
4. プロフェッショナルレスリング
プロレスの始まりは1830年代のフランスにあり、サーカス団と合流したレスラーたちが見世物として技を披露しました。
これが後にグレコ・ローマンスタイルとして知られるようになり、ヨーロッパ全土で人気を博しました。
5. 近代レスリング
1904年のセントルイス大会でフリースタイルレスリングが紹介され、その後のオリンピックで正式種目として採用されました。
特にグレコ・ローマンスタイルとフリースタイルが国際的に普及しました。
2004年のアテネオリンピックからは女子レスリングが正式種目として加わり、スポーツの平等への取り組みが進められました。
6. 日本におけるレスリング
日本へのレスリングの導入は1929年で、早稲田大学のメンバーがアメリカ遠征を通じてレスリングと出会いました。
これがきっかけとなり、日本でもレスリングが普及し始めました。
7. レスリング・キッズ
日本ではオリンピックや世界選手権での活躍を背景に、子供向けレスリングスクールが数多く設立されています。
レスリングは比較的安全な格闘技とされ、礼儀やマナーも教えられています。
プロレスの日には動画観戦で楽しんでみよう! まとめ
2月19日は、プロレス界にとって記念すべき日であり、1954年に日本で初めての本格的な国際プロレス試合が東京の蔵前国技館で行われました。
この試合では、シャープ兄弟が日本に初めて訪れ、5度の対戦を経て、彼らはチャンピオンの座を守りながら帰国しました。
最後までお読みいただきありがとうございました!