災害対応自販機は無料で使える?通常時には普通の自販機に! | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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災害対応自販機は無料で使える?通常時には普通の自販機に!

災害対応自販機は無料で使える? 雑学・地域

日本には災害対応の自販機があるらしいね。

しかも無料で使えるって本当?

あくまで災害時だけと思ってね。

今回は、災害対応自販機とはどんなタイプがあるのかなど紹介するわ!

病院や公共施設などで見かける「緊急時飲料提供ベンダー」や「災害救援ベンダー」と記された自動販売機について、災害発生時にこれらの自動販売機から無料で飲料が提供されるという話を耳にしますが、これは真実ですか?

災害対応自販機は無料で使える?

災害発生時に特定の自動販売機から飲料を無料で提供するシステムが存在します。

これらの自動販売機は「緊急時飲料提供ベンダー」として知られ、平時は通常の販売を行いますが、停電などの災害時には特別な鍵を用いて内部の飲料を取り出せるようになっています。

2023年末時点で全国に約25,000台が設置されており、主に企業や工場、病院、官公庁、学校などに導入されています。

通常、これらの自動販売機は管理者が鍵を保持しており、災害発生時や緊急を要する場合に管理者への連絡を経て、飲料を取り出すことができます。

自動販売機から飲料を取り出す方法

緊急時に自動販売機から飲料を取り出す方法には、主に「ワイヤ式」と「バッテリー式」の2種類があります。

  • ワイヤ式では、専用の鍵で扉を開けた後、自動販売機内部のワイヤを引くことで飲料を取り出します。
  • バッテリー式では、専用の鍵で非常用電源に切り替え、商品選択ボタンを押すことで飲料が出てきます。

さらに、一部の飲料メーカーでは、手動ハンドルを回して発電し、飲料を取り出せる「ハンドル充電式」の自動販売機も設置しています。

このタイプの自動販売機は、電源がない状況でも飲料を提供することが可能です。

災害支援型 自動販売機

画像引用元:コカ・コーラ 公式

緊急支援機能を備えた自動販売機は、自然災害などの非常時に遠隔操作を介して無償で飲料を提供することができます。

これらの自動販売機は、災害発生時には、遠隔での指令により、内蔵されたディスプレイに重要な情報を表示したり、残存している飲料を無償で提供するなど、非常時における地域社会への支援活動を実施します。

例えば、東日本大震災の際には、このような自動販売機からの無償提供が行われ、多くの感謝の声が寄せられました。

これらの自動販売機は通常、地域の緊急避難場所や公共施設、病院などに設置されており、設置にあたっては地域のボトラー社と設置先との間で「災害支援協定」が結ばれています。

この取り組みは、コカ・コーラシステムによって日本で初めて始められ、地域の防災対策への貢献として提案されたものです。

ライフライン自動販売機とは?

画像引用元:ITO EN 公式

「ライフライン自動販売機」とも呼ばれるこれらの自動販売機は、災害時の停電でも機能し、キーや専用ハンドルを使って電力を自動販売機に供給し、飲料を無償で提供することが可能です。

通常時には一般的な自動販売機として機能し、飲料を販売しています。

操作方法

  1. 鍵を左に回して操作を開始します(鍵は設置場所の担当者が保持しています)
  2. 商品ボタンが点灯したら、選択ボタンを押して商品を取り出します。

ライフライン自動販売機の特徴

  • ニッケル水素電池を使用し、バッテリーの期待寿命は7年以上、保持時間は2時間以上です。
  • 自動販売機内部にバッテリーが取り付けられており、必要に応じて交換が可能です。
  • キースイッチの操作は簡単で、非常時でも迅速に対応できます。

これらの自動販売機は、災害時における迅速な支援提供を可能にし、地域社会のライフラインとして重要な役割を果たしています。

災害対応自販機は平時は普通の自販機として使える? まとめ

緊急時に飲料を提供する自動販売機は、標準的な自動販売機と同様の容量を有しています。

自動販売機の大きさに応じて容量は変わりますが、私たちの提供する大型自動販売機であれば、一台につき300から400本のペットボトルを格納できます。

最後までお読みいただきありがとうございました!