
ペイントソフトのSAI2のファイルだけど、Windowsでも開けるのかな?
やっぱり有料ソフトを使わないと無理?

SAIのライセンスがあれば無料で利用できるらしいけど、ライセンス自体は有料みたいね。
今回は、WindowsでSAI2ファイルを開く方法など紹介するわね!
ペイントツールSAIは利用者も多いですが、WindowsでSAI2で作られたファイルを開く時にも有料になるなら、ちょっと困ってしまいますよね?
今回は、WindowsでSAI2のファイルを開く方法などご紹介します!
WindowsでSAI2のファイルは開けるの?

画像引用元:SAI 公式
まず結論として、SAI2ファイルは「Easy Paint Tool SAI」でしか開けないファイルで、有効期限は無制限ですが、買い切り価格として5,500円がかかる有償のソフトが必要です。
ペイントソフトなので、イラストを描く人にはおすすめのソフトではありますが、現在では他にも色々なツールがあるので、こちらにこだわる必要はないかもしれません。
ペイントソフトとしては安いですし、使い勝手も良いと評判ではありますが、独自のファイル形式が使われるため、その意味では、画像の改変が難しい点はメリットで、専用のソフトが無いと開けないのはデメリットと言えるでしょう。
また、ペイントツールSAIの公式ページの更新は2023年7月時点では開発がストップしているみたいなので、個人的にはおすすめできません。
SAI2は「ペイントツールSAI」の後継
「ペイントツールSAI」は、SYSTEMAXから販売されているPC用のペイントソフトですが、後継としてSAI Ver.2(SAI2)があり、64bit対応に加えて、新機能が追加されるなど使いやすくなりました。
ただ、SAI2は、SAIのライセンスがあれば無料で、かつ全機能が使えるので、昔から使い勝手が良くて使っている方は、買い切りの5,500円のライセンスで、SAIもSAI2も使えるのは魅力的です。
元々、SAIとSAI2は「別ファイル」として扱われますが、ライセンスは1つで良いので、その点も親切設計ですね。
ちなみに、SAIとSAI2は別ファイルなので、公式でもこのように注意づけがされています。
■ キャンバスの保存・読込について
ライセンス証明書を設定するとキャンバスの保存と読込が有効になります。キャンバスの保存形式は刷新して拡張子を .sai2 としました。Ver.1と互換はありません(.sai形式の読込だけは可能です)。
SAI2の導入方法と手順
「ペイントツールSAI」の導入方法は、とっても簡単な3STEPです。
- まず、SYSTEMAXの「ペイントツールSAI 開発室」にアクセスしましょう。
- ページをスクロールしていくと、以下の部分が中ほどに見つかるので、Windowsの32Bitと64Bitのどちらかを選んで、ZIPファイルをダウンロードします。
- ZIPファイルを解凍ソフト(私はWinrawを使っています)で解凍したら、インストールは完了です。
SAIをインストール後は?
インストール自体が終わっても、現段階ではまだ「ライセンスが認証されていない」ので、全ての機能を使うには、ライセンス料として5,500円を支払う必要があります。
「sai2.exe」をダブルクリックすると、ライセンス取得前では、このように表示が出ます。

今回はライセンス認証をゲットするのに、まずは「sai2.exe」をダブルクリックして、起動画面を出しましょう。
画面の右上にある「その他」→「システムID」をクリックし、出てきた番号をコピーしておきます。

再び、「ペイントツールSAI 開発室」にアクセスし、ページの中ほどにある「¥ ペイントツールSAI ユーザーライセンスの購入¥」をクリックします。
すでにSAIのライセンスの購入が済んでいる場合は、SAI2でも使えるように、同じ個所の「ユーザーライセンス証明書のダウンロード」をクリックします。
ここで、先ほどのシステムIDを貼り付けましょう。

後の手順(ライセンスの有効化など)は、こちらのページを参考にさせていただきました。
私の場合、他のペイントソフトを使っているので、こちらのライセンスは購入しませんでしたが、もし今後使う予定がある方は、ライセンス発行には5,500円がかかる点、ライセンスは有効化しないと使えない点などに注意してください。
WindowsでSAI2を開くには有償ライセンスが必要 まとめ
それでは、WindowsでSAI2のファイルを開く方法やSAI2の導入方法などご紹介してみました。
SAI2はペイントソフトですが、使い勝手の良さからファンも多いです。
SAI2のファイルは互換性が無いので、専用のソフトからしか開けませんが、逆に言えば、他人に改変されにくいと言うことでもあります。
どうしてもSAI2のファイルを無料で開きたいのであれば、期間限定ではありますが試用期間もあるので、そちらを利用してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!