車が動かなくなったら、手で車輪を回すと良いって本当?
まさに目からウロコの技だね!
この技は警視庁の公式Xでも話題になったそうよ?
今回は、車が動かなくなった場合の対処法など紹介するわ!
運転中に車が故障し、動けなくなってしまう事態は、事故を防ぐためにも迅速に対処する必要があります。
しかし、車を手動でどう動かせばいいか分からない人も多いかもしれません。
この点に関して、警視庁警備部災害対策課が公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)で、故障車を手軽に移動させる方法を紹介し、多くの感謝の声が寄せられています。
車が動かなくなった時は手で車輪を回す?
重要なのは「タイヤを直接手で回す」ということです。
路上や踏切で車が故障し動けなくなった場合、役立つのは「N(ニュートラル)」ギアの使用です。
特にオートマチック車の場合、教習所ではほとんど使用しないと教わることが多いでしょう。
「ニュートラル」状態では、エンジンの動力がタイヤに伝わらないため、車は基本的には動きません。
しかし、「P(パーキング)」ギアとは異なり、タイヤがロックされないため、人力で車を押すことが可能です。
具体的な方法としては、「ギアをニュートラルにし、サイドブレーキを解除する」と紹介されています。
これは、後輪でも前輪でも可能です。
この方法なら、少ない力で車を動かせるとのこと。
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車を動かす際には、必ず周囲の安全を確認し、状況を見極めた上で行動することが大切です。
特に坂道でニュートラルにすると車が勝手に動き出す恐れがあるため、慎重に行動し、周囲が平坦であることを確認してからギアを変えましょう。
また、ニュートラルギアは人力や牽引で車を動かす場合に便利ですが、頻繁に使うとギアにダメージを与え、故障の原因にもなり得るため、緊急時以外の使用は避けるべきです。
他にもある!車が動かなくなった時の対応策
車が動かなくなった場合は上記の方法が有効ですが、状況によっては他の対応策が必要になるケースもあるので、以下にご紹介します。
バッテリーが切れてしまった車の対応
バッテリー切れで車が動かなくなることはよくあります。
このような時に役立つのが、ブースターケーブルを使って別の車から電力を供給する方法です。
必要な道具はブースターケーブル、ビニールテープ、保護手袋、そして救援用の車両です(ただし、トラックは対象外)
救援車を横または正面から接近させ、手袋を着用後、バッテリーの位置をチェックします。
ケーブルが損傷していないかを確認し、もし問題があれば使用を避けましょう。
ケーブルを接続する手順に注意
最も注意を要するのは、ケーブルを接続する手順です。
救援車のエンジンを起動させた後、5分待ってから故障車を始動させます。
エンジンが動き始めたら、接続したケーブルを外す際は接続の逆順で行います。
車検が切れた車の移動
車検が切れた車を運転すると法律違反となります。
そのため、移動させる際は積載車を使用します。車検切れの車はレッカーでの牽引は避けるべきです。
レッカー使用時に車のタイヤが道路上を回転すると、それが違反になるためです。
重度に故障した車や事故車の移動
タイヤが完全に機能しない、または回らない車は、レッカー車で吊り上げて移動させます。
車のサイズやタイプに応じて、適切なレッカー車を選ぶ必要があります。
事故によって車が大きく損傷している場合は、クレーンを装備したユニック車を使用して運びます。
ユニック車で車を持ち上げると、車体が歪む可能性がありますので、この方法は車を廃車にする前提で行われます。
エンジンが故障している車の移動
タイヤは正常でもエンジンが故障している車は、セルフローダー車で運びます。
この車は巻き上げ機を使用して車をトラックの荷台に載せます。
人力での車の移動
燃料不足などで車を少し移動させる必要がある場合は、人力を使う方法があります。
しかし、これは短距離の移動に限られます。
移動する前に下り坂でないことを確認し、運転席のドアを開けてすぐにブレーキがかけられるようにしておきます。
車が動かない時には裏技を試してみよう! まとめ
上記のヒントは、警視庁の職員がセダンを動かす様子の画像付きで投稿され、わずか4時間で2400回以上リポストされ、6000回以上の「いいね」を獲得しました。
SNSでは、「目から鱗が落ちた」「タイヤを押す方法を初めて知りました!」「とても役立つ情報をありがとう!」「電動パーキングブレーキの場合はどうすればいいの?」など、多くの反響がありました。
最後までお読みいただきありがとうございました!