駐車場の有料化が検討されてるみたいだね。
ドライバーのマナー次第な部分もあるけど、有料化されるのは困るなぁ。
有料化されたら、途中で休むのも難しくなるわよね。
今回は、SAやPAの整備方針について紹介するわ！
将来的に、高速道路のサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)における駐車場の利用料金を徴収する計画が検討されています。
これらの施設は、運転者が休憩を取るために法的にも必要とされている場所であるにもかかわらず、なぜこのような方針が検討されているのでしょうか。
SAとPAの設備が向上するための投資計画とは異なる動機によるもののようです。
今後のSA・PA整備方針とは？
2023年12月には、高速道路のSAとPAの駐車場を有料にする方針が大きくメディアで取り上げられました。
この議論は、日本の高速道路を管理する機関とNEXCO3社（東日本、中日本、西日本）、そして本四高速によって提案された「高速道路SA・PAの利便性向上に関する整備方針」に基づくものです。
この方針では、大型車の駐車スペース不足に対処するため、駐車場を立体化することや、スペースをより効率的に使うための縦列駐車の導入などが2024年度から検討されることになっています。
NEXCO各社は、大型車の駐車スペースを増やすために2022年度までに約3000台分を拡張してきましたが、問題は依然として解決していません。
駐車場の有料化でどうなる？
駐車場の有料化は、駐車スペース不足を解消するだけでなく、ドライバー向けのシャワー施設の拡充や24時間営業の店舗の増設、さらには電気自動車の充電ステーションの大幅な増加など、労働環境の改善とサービスの向上を目指す施策の一環としても位置づけられています。
これにより、大幅な設備投資が必要となっていることが明らかになります。
駐車場を有料にすることは、資金確保のためではなく、駐車できない車を減らすための措置として検討されています。
短時間駐車スペースの導入とは
この有料化の議論に先立ち、大型車の短時間駐車スペースの導入が進められています。
これは、長時間駐車によって他の大型車が休憩施設を利用できなくなる問題に対処するための措置です。
最終的には、短時間駐車スペースの運用がうまくいかない場合、将来的に駐車場の有料化が検討される可能性があることが示されています。
これは、適切な休憩環境を提供するための中長期的な対策の一環として位置づけられています。
駐車場の利用に関するエチケット
車種に応じた駐車スペースの使用として、特に大型車専用スペースに小型車が停める行為は避けましょう。
小型車が大型車専用スペースに停車するケース
サービスエリアやパーキングエリアでは、小型車、大型車、トレーラー、障害者用、二輪車など、様々な車種に合わせた駐車スペースを提供しています。
案内に従い、指定された場所に車を停めてください。
小型車のドライバーは小型車用スペースに、大型車のドライバーは大型車用スペースに停めるようにし、互いに迷惑をかけないように心がけましょう
障害者用駐車スペースの利用について
サービスエリアやパーキングエリアには、車椅子ユーザーや、視覚・聴覚障害者、高齢者、妊婦、歩行困難な方々が安全に施設を利用できるよう、障害者用駐車スペースが設けられています。
健常者は、便利だからといってこれらのスペースを使用しないようにし、本当に必要な方のために空けておきましょう。
バス優先駐車スペースについて
バスの乗降には多くの乗客が関わり、乗降客が駐車場内を歩く距離が増えると不便を感じることがあります。
そのため、サービスエリアやパーキングエリアでは、バスの乗降に便利な「バス優先」または「バス専用」駐車スペースを設けています。
バス以外の車両はこれらのスペースの使用を控えてください。
迷惑行為：アイドリングストップ
停車中に無駄にエンジンを動かし続ける行為（アイドリング）は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出や、燃料の無駄遣い、騒音発生の原因となります。
多くの自治体ではアイドリングを禁じる条例も設けられています。
サービスエリアやパーキングエリアでの停車時は、エンジンを切ってアイドリングストップに努めましょう。
迷惑行為：騒音運転の禁止
無理なエンジンの空吹かしや、理由なく行う急激な加速など、他人に迷惑をかける騒音を発生させる運転は避けましょう。
これらの行為は、騒音運転として違反とみなされます。
迷惑行為：集会やオフ会の自粛
サービスエリアやパーキングエリアは、高速道路を利用する人々が休憩をとるための施設です。
限られた駐車スペースを長時間占有することで、他の利用者の迷惑となる集会やオフ会は避けてください。
駐車場が有料化してもしなくてもマナーは大切 まとめ
高速道路を含む周辺地域におけるサービスエリア（SA）やパーキングエリア（PA）の数を増やす計画も発表されています。
これらの取り組みは、利用者の便利さを向上させると同時に、高速道路の駐車スペースの効率的な利用を促進することを目的としています。
最後までお読みいただきありがとうございました！
