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運送業に必要な免許と資格について!資格の種類とメリットを解説!

運送業に必要な免許と資格について!資格の種類とメリットを解説! 車関係

運送業で働くならどの免許や資格が必要なんだろ?

普通自動車免許じゃダメだよね?

普通免許だとトラックには乗れないから無理かも。

今回は、運送業に必要な免許と資格を紹介するわ!

物流・運送業界には多岐にわたる工程が存在し、多様な専門家がそれぞれの現場で活躍しています。

この業界は日本と世界を結ぶ重要な役割を果たしており、適切な資格を取得することで、業務の幅を広げることができ、スキルの向上により収入増加にもつながります。

この記事では、物流・運送業界で役立つ資格を分野ごとに紹介します。

運送業に必要な資格

運送業に従事するドライバーにとって必須の資格は運転免許です。

普通自動車免許から大型自動車免許まで、運搬する重量や人数に応じて必要な運転免許証が異なります。

普通自動車免許

取得時期により運転可能な車両の条件が異なります。

  • 平成19年6月1日までに取得した場合:車両総重量8トン未満、最大積載量5トン未満、乗車定員10人以下。
  • 平成19年6月2日〜平成29年3月11日に取得した場合:車両総重量5トン未満、最大積載量3トン未満、乗車定員10人以下。
  • 平成29年3月12日以降に取得した場合:車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満、乗車定員10人以下。

準中型自動車免許

車両総重量5〜7.5トン未満、最大積載量3〜4.5トン未満、乗車定員10人以下。

中型自動車免許

車両総重量7.5〜11トン未満、最大積載量4.5〜6.5トン未満、乗車定員29人以下。

大型自動車免許

車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上、乗車定員30人以上。

各種トラックには平ボディ、バンボディ、保冷車、冷蔵冷凍車など、多様なタイプが揃っています。

小型・大型特殊自動車免許

主に工場や農作業で使用される特殊車両に対応します。

その他の役立つ資格

他にも物流業界で役立つ資格として、玉掛け作業者、フォークリフト免許、けん引車免許、危険物取扱者などがあります。

これらの資格を持つことで、就職や転職の際に有利になります。

主要な資格

運送業では免許が必須条件ですが、他にも開業に必要な資格などがあるので見ていきましょう。

運行管理者

運送業の開業に必要な重要な資格で、法令試験に合格する必要があります。

受験資格として、運送業に1年以上従事していること、または運行管理者基礎講習を受講していることが求められます。

試験範囲は以下の5分野です。

  • 貨物自動車運送事業法
  • 道路運送車両法
  • 道路交通法
  • 労働基準法
  • その他実務に関する知識や能力

整備管理者

運送業の開業に必要な資格で、車両整備の責任者となります。

資格取得には、関連する車両の点検・整備経験が2年以上あるか、3級以上の自動車整備士技能検定に合格していることが必要です。

軽貨物運送事業

軽貨物運送事業は、一般的に「軽貨物」や「黒ナンバー」として知られ、許認可取得の必要がありません。

普通自動車免許のみで事業を開始でき、時代背景や新型コロナウイルスの影響により、インターネット通販の需要が増え、軽貨物運送事業も拡大しています。

各資格の取得方法

運送業界で必要とされる資格の取得には、一定の手順が求められます。

ここでは、具体的な方法をまとめています。

運行管理者

運行管理者資格を取得するには、以下の2つの方法があります。

  1. 運行管理者試験に合格する:公益財団法人運行管理者センターが実施する試験に合格することで資格が得られます。この試験は年に2回行われ、自動車運送事業において1年以上の実務経験がある者、もしくは運行管理者基礎講習を受講した者が受験できます。
  2. 実務経験を満たす:一定の実務経験を持つ者には資格が与えられます。具体的には、「運行管理の実務経験が5年以上あり、運行管理講習を5回以上(基礎講習1回を含む)受けた者」となります。

運行管理補助者

運行管理者基礎講習を修了することで資格が与えられます。

この講習は3日間連続で約16時間行われます。

受講会場は国土交通省のウェブサイトで確認できます。

整備管理者

整備管理者資格を取得するには以下の2つの方法があります。

  1. 自動車整備士技能検定を取得している:「一級自動車整備士」「二級自動車整備士」「三級自動車整備士」のいずれかの資格を持つ者が対象です。この検定は学科と実技によって行われます。
  2. 実務と研修を満たす:点検や整備に関する2年以上の実務経験を持つ者、および整備管理者選任前研修を修了した者が対象です。研修は地方運輸局で実施されています。

    法令試験合格資格

    一般および特定貨物自動車事業を始めるために必要な資格です。

    運送事業の許可申請の過程で試験を受けることになります。試験は各地方運輸局で隔月に実施されます。

    その他の運送業に便利な資格

    運送業界で役立つ資格は多数あります。以下にいくつかを紹介します。

    • 特殊車両自動車免許:普通免許だけでなく「準中型」「中型」「大型」の免許を持つことで、業務の幅が広がり、有資格者として重宝されます。
    • 倉庫管理主任者:倉庫の管理に関わる資格で、安全作業や労務管理を担当します。規模の大きな運送事業所では、自社倉庫を保有している場合があります。
    • 危険物取扱者:消防法に基づく資格で、ガソリンやアルコール類、引火性液体などの危険物を取り扱う際に必要です。
    • 消防設備士:施設内の消防設備の点検・整備を行うための資格で、「甲種」と「乙種」があります。

    資格を取得するメリット

    1. 運送業界での就職・転職が有利になる
      必要な資格や需要の高い資格を持っていると、就職や転職において有利になります。
    2. 昇給につながる
      資格手当が支給される場合があり、企業によっては「合格報奨金」や「資格手当」が支給されることがあります。
    3. 独立・開業がしやすくなる
      将来的な独立・開業を考えている場合、資格取得は大きなメリットとなります。法律で定められた資格を自分で取得していれば、新たに人材を確保する必要がありません。

    運送業で働くなら免許と資格は必須! まとめ

    運送業界は今後大きな変革期を迎えるでしょう。

    この変わりゆく時期に運送業に身を置き、新たな世界での運送業に挑戦してみませんか。

    これからさらに熱くなる運送業界に目を向けてみましょう。

    最後までお読みいただきありがとうございました!