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1月13日は初虚空蔵の日!意味や由来など解説!虚空蔵とは何?

1月13日は初虚空蔵の日 1月
イメージです。

1月13日は初虚空蔵の日だね。

虚空蔵ってどんな仏様なんだろ?

虚空蔵は知恵の菩薩と言われてるらしいわ。

今回は、1月13日が初虚空蔵の日になった意味や由来など解説するわ!

毎月13日は、「広大な智恵と慈悲を持つ」とされるある菩薩の縁日として知られています。

特に、1月13日は年間最初の縁日で、「初〇〇〇」と呼ばれる日です。

虚空蔵とは

この菩薩は、仏教における重要な信仰対象で、「明けの明星」がその象徴とされています。

人々に知恵を授ける存在として知られ、「智恵の菩薩」とも称されます。

この菩薩の象徴物には、宝剣と願いを叶えるとされる宝珠があります。

意味は虚空の母胎?

この菩薩は、「虚空の母胎」を意味するサンスクリット語から名付けられ、宇宙のような無限の智恵と慈悲を象徴しています。

智恵や知識、記憶の面での利益をもたらすとされ、信仰されています。

また、この菩薩は密教においても重要な存在で、真理や悟りの境地を表現する特定のマンダラにおいて主尊とされています。

この菩薩の像は、智恵を象徴する宝剣を右手に、福徳を象徴する宝珠を左手に持つ形で表現されることが多いです。

知恵の神

知恵の神としても知られるこの菩薩は、広大で無限の功徳や知恵を持つとされ、特に密教の教えにおいて重要な役割を担っています。

記憶力を飛躍的に高める特定の修法の本尊でもあり、その修法は奈良時代にある寺院の僧によって中国から伝えられました。

密教とは

密教自体は、7、8世紀頃インドでヒンズー教の影響を受けて成立した仏教の一派で、中国で発展しました。

日本には特定の留学僧によって伝えられ、現在も特定の寺院で信仰されています。

また、この菩薩を本尊とする寺院も存在し、京都にあるある寺院がその一つです。

この寺院は古典文学にも記されています。

さらに、子供が特定の年齢に達した際に行う特定の参拝習慣もあり、子供たちが知恵を授かるためにこの菩薩を訪れます。

虚空蔵菩薩に関する絵画作品は少ない

画像引用元:藤田美術館

虚空蔵菩薩に関する絵画作品はそれほど多く残されていないようです。

特に、ある種の虚空蔵菩薩の絵は、東京の有名な博物館や京都の歴史ある寺院で見ることができます。

これらの絵画のいくつかには、山岳信仰の象徴である特定の山が描かれています。

これらの絵は絹に描かれており、墨と顔料を使用していますが、金ではなく銀が特徴的に使われています。

特に、菩薩の背後に放射状に伸びる線には、本物の銀を使用した絵具が使われています。

元々は銀が白く輝く幻想的な作品だったと思われますが、時間の経過と共に銀が酸化し黒ずんでしまっています。

この絵はもともと奈良県内のある寺院にあったとされ、明治時代にある家族の所有となったと伝えられています。

絵の大きさは、縦約100.4cm、横約69.4cmで、元々は掛け軸として作られたものの、現在は板張りの額縁に収められています。

鎌倉時代以前のものは存在しない

鎌倉時代の求聞持虚空蔵菩薩像は珍しく、鎌倉時代以前のものは存在しないため、非常に重要な芸術作品とされています。

驚くほど良好な状態で保存されており、約700年間大切に伝えられてきたことが伺えます。

虚空蔵菩薩は特に知恵の仏様として信仰され、福徳や知恵を授け、無病延命や願い事を叶えるとされています。

求聞持法とは

弘法大師空海も実践したとされる「求聞持法」は、一日一万回×100日で計百万回の真言を唱える修行で、達成した者は無限の記憶力を得ると言われています。

この功徳を得ようと、十三歳の男女が虚空蔵菩薩を本尊とする寺院に参詣する「十三詣り」という風習があります。

虚空蔵菩薩は、無限の知恵や福徳を意味する「虚空蔵」という名前を持ち、右手に宝剣を持つことで知恵を象徴しています。

左手には願いを叶える宝珠や蓮華を持つこともあります。

これらは人々を助けるための道具とされています。

虚空蔵菩薩は知恵の神として残された菩薩 まとめ

虚空蔵菩薩は、「十三仏」の中で最後に数えられる13番目の仏様として広く知られています。

また、特定の回忌法要における重要な仏様としても認識されています。

仏教の実践において、特定の勤行や儀式で十三仏の真言を唱える際、虚空蔵菩薩の真言は特に記憶に残るものとなっています。

この真言は「ノウボウ アキャシャキャラバヤ オンアリキャ マリボリソワカ」という、発音が難しく舌を噛みやすいフレーズで構成されており、この特徴から多くの人々に記憶されています。

最後までお読みいただきありがとうございました!