4月4日は沖縄県誕生の日だね!
沖縄と言えば、ラフテーやゴーヤチャンプルー、それにソーキそばに…。
見事に食べ物ばかりね。
今回は、4月4日が沖縄県誕生の日になった由来など紹介するわ!
日本の南に位置し、美しいリゾート地として有名な場所があります。
その名は沖縄県です。
ここには独特の食文化や音楽があり、他では味わえない雰囲気が漂っています。
4月4日は沖縄県誕生の日
沖縄県は、1879年4月4日に誕生しました。
この日は琉球藩が廃止され、沖縄県として設立された日です。
明治政府がこの布告を行い、琉球藩は終わりを迎えました。
この歴史的な出来事を記念して、沖縄県では毎年4月4日を「沖縄県誕生の日」としています。
沖縄の歴史
沖縄の歴史を振り返ると、15世紀に成立した琉球王国は日本と中国の支配下にありました。
1853年にはアメリカの艦隊が来航し、日本の開国を迫りました。
そして1871年、明治政府は琉球を鹿児島県の管轄下に置き、続く年に琉球王国を廃止し、琉球藩を設立しました。
これが沖縄県の誕生の由来です。
ちなみに、戦後の1972年5月15日に沖縄はアメリカから返還され、再び日本の一部となりました。
沖縄には島が多い?
驚くべき事実があるんです!
沖縄県には、石垣島や宮古島などよく知られた離島がありますが、実は沖縄県の離島は東西に約1,000km、南北に約400kmにわたって点在しています。
その数、なんと160もの島があります。
そのうち本島と橋で結ばれている島は11あります。
そして有人の島が49、無人の島が111もあるんです(2015年沖縄県庁による情報です)
沖縄県には、文化や歴史から生まれた地名や人名など、なかなか読みにくい名前の島も多いですが、下に挙げる4つの島の名前、読めますか?
- 水納島
- 来間島
- 新城上地島・新城下地島
- 内離島・外離島
正解は以下の通りです。
- 水納島 → ミンナジマ
- 来間島 → クリマジマ
- 新城上地島・新城下地島 → アラグスクカミチジマ・アラグスクシモチジマ
- 内離島・外離島 → ウチパナリジマ・ソトパナリジマ
沖縄に行く際に、島の名前から行き先を選んでみるのも面白いかもしれませんね。
沖縄の音楽
沖縄の音楽は、かつて琉球王朝の時代に生まれた「琉球古典音楽」と民衆が楽しんだ「琉球民謡」に分かれます。
どちらも今でも結婚式や祝いの席などで歌われたり踊られたりして、人々の生活に根付いています。
この音階は沖縄だけでなく、インドネシアのガムランや中国・雲南省の民謡、ブータンの民謡などでも見られ、独特の雰囲気を持つ音楽になっています。
そして、有名な沖縄の民謡の一つである『てぃんさぐぬ花』があります。
沖縄の食文化
沖縄といえば、ゴーヤチャンプルーや沖縄そば、タコライスなど、メディアでもよく取り上げられていますが、沖縄の食文化に欠かせないのは「豚」です。
また、沖縄では他の地域では食べられない部位も食べられており、ミミガーやチラガーなどの料理もあります。
さらに、中身汁やヤギ料理など、独特の食文化が根付いています。
沖縄県は独特の文化が根付く島 まとめ
1879年(明治12年)4月4日には、琉球藩が解体され、それに伴い沖縄県が新たに設立されたことが公告されました。
この年には、首里城にて琉球藩の政府機能が中止され、代わりに日本政府の直接管理下にある沖縄県が設けられました。
これは、警察と軍隊が首里城に派遣され、琉球藩の廃止を強制的に実行した結果です。
最後までお読みいただきありがとうございました!