正月に4つ足を食べるのはNG?四足の動物を食べてはいけない理由! | トレトレの昨日の?を今日で解決!
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正月に4つ足を食べるのはNG?四足の動物を食べてはいけない理由!

正月に4つ足の動物を食べるのがNGな理由 1月

お正月に4つ足の肉を食べるのはNGなんだって?

確かに、お正月は鶏肉を食べることが多い気もするよ。

そうなのよ!私も初めて知ったんだけど、なぜ4足の動物が避けられるのかしら?

今回は、正月に4つ足を食べるのがNGとされる理由など紹介するわ!

昔から決められているようですが、正月に4つ足の動物を食べるのは避けるように言われたことはありませんか?

今回は、正月に4つ足の動物を食べるのがNGな理由やお正月にやってはいけないことなどご紹介します!

正月の三が日に四足の肉を食べるのは忌避される?

「お正月の三が日」とは、元旦(1月1日)、1月2日、1月3日の3日間のことを指します。

そして「四足」とは、4本足で歩く動物、具体的には「豚」「牛」「馬」などを指します。

実は、お正月の三が日にこれらの肉を食べてはいけない、という習慣があることをご存知でしょうか?

実際のところ、この習慣には科学的な根拠や明確な理由は存在しません。

これに関するいくつかの「説」が存在しますが、主なものは以下の通りです。

説1:仏教の影響説

仏教の教えに基づいて、四足歩行の動物の肉を食べないことが推奨されたという説。

説2:天武天皇の禁止令説

日本の歴史において、天武天皇が僧侶の肉食を禁止する法令を発したことから、四足歩行の動物の肉を避ける習慣が広がったという説。

これらの説が、お正月の三が日に四足の肉を避ける習慣の由来とされています。

しかし、現代では仏教の影響が薄れ、多くの人々が四足の肉を普段から食べています。

なので、この習慣に従うかどうかは個人の信念に委ねられており、特定の悪影響をもたらすわけではありません。

お正月の三が日に四足の肉を避ける習慣は、かつての宗教的な信条に基づいて広まりましたが、現代では多くの人々がこの制約を気にせず、自由に食事を楽しんでいます。

気になる人は鶏肉を選ぼう!

お雑煮やお煮しめには鶏肉だけが使われていますが、これも四足ではないところからきていると言われています。

気になる人は鶏肉を選ぶとよいでしょう

ただ、時代やそのほかの考え方から、食も人それぞれです。

一緒に食事をする人がこのようなしきたり、慣習にこだわる場合にはそれを尊重し、そうでない人の場合は、それに合わせる、という姿勢が本来のマナーの在り方です。

マナーはその場にいる人たちと心地よく、和やかな空間と時間を共有するためにあるので、慣習にこだわりすぎるのも良くありません。

お正月のタブーは他にもある!

お正月のタブー①牛肉・豚肉を食べる

おせち料理といえば、主婦がお正月の間に家事をしなくて済むように用意するものというイメージが強いですが、もともとは歳徳神さま(年神さま)へのお供え物が始まりでした。

天武天皇が675年に僧侶への肉食禁止令を出してからは、歳徳神さまだけでなく神仏へのお供え物から「五畜」と呼ばれる「鶏・羊・牛・馬・豚」の肉類が除かれるようになりました。

ただ、上記でもご紹介したように、おせち料理のお雑煮や煮しめには鶏肉が使われていますよね。

理由には諸説ありますが、有力なのは「四つ足ではないから」というもの。

そのため、主に牛肉・豚肉の料理を避ける習慣が残っているとされています。

お正月のタブー②煮炊き

元旦に煮炊きをすると、家々に幸せを運んできてくれる年神さまを洗い流してしまうと考えられていて、縁起がよくないといわれています。

また、火の神さまである荒神さまを怒らせないために、お正月の三が日は火を使わないほうが良いとされています。

前もっておせち料理を作り、火を使わずに食べられるものを準備するのも納得ですね。

お正月のタブー③包丁を使う

「縁を切る」につながることから、お正月に包丁を使うのは縁起がよくないとされています。

おせち料理をあらかじめ作っておく理由とも関連しますね。

お正月のタブー④洗い物

前述の煮炊きと関連し、洗い物をすると福の神さまを洗い流してしまうといわれています。

こちらも、できるだけ三が日の間は控えたほうが良いとされていますよ。

お正月のタブー⑤買い物

「一年の計は元旦にあり」とは、一年の計画は元旦に立てることが大切である、ということわざ。

元旦は、一年ですべきことや目標などを真剣に考え、先を見据えるための日とされています。

そのため、元旦にお金をたくさん使ってしまうと、その一年浪費してしまうという考え方から生まれたタブーです。

ただ、お賽銭だけは例外なので安心してくださいね。

お正月のタブー⑥掃除

お正月に掃除をすることはタブーとされています。

お正月は年神さまを自宅にお迎えする行事で、年神さまが各家庭に新年の幸せをもたらすため、高い山から降りてくるといわれています。

掃除をすることで、年神さまとともに福を掃き出してしまうという言い伝えがあるのです。

せっかく年神さまが来てくれるのに、掃き出してしまっては縁起がよくありませんね。

お正月に掃除をしなくて済むよう、年末に大掃除をしておきましょう。

お正月のタブー⑦洗濯

お正月にやってはいけないといわれている家事の最後が、洗濯です。

「服」と「福」をかけて、福を水で洗い流してしまわないよう、三が日に洗濯をするのはタブーとされています。

けれども3日間も洗濯をしなければ、着る服がなくなったり洗う服がたまってしまったり大変です。

どうしても洗濯をしたい場合は、人目につかないよう部屋干しをするのがよいですよ。

お正月に4つ足を食べるのを避ける理由 まとめ

それではお正月に4つ足の動物を食べるのがなぜNGとされているのか、またお正月の他のタブーなどご紹介してみました。

四つ足の動物を避けるべきと言うのは、仏教説と天武天皇説がありますが、どちらも僧侶に関した説なので、本来は生臭物を避ける意味合いもあったのかもしれません。

また、お正月には意外にタブーが多いので、年末に頑張った分、お正月は何もせずのんびりと過ごしたいものですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!