駐車場で、特にAT車の場合、Pレンジだけでパーキングブレーキをかけない人が多いんだって。
でも、理由はなぜかな?
パーキングブレーキはかけないと危険なのに、なぜかしら?
今回は、駐車場でパーキングブレーキをかけない人がいる理由など紹介するわ!
駐車場でPレンジに入れるのは誰でもがやることですが、中にはパーキングブレーキをかけない人も多いと言います。
今回は、なぜパーキングブレーキをかけない人がいるのか理由などご紹介します!
駐車場でパーキングブレーキをかけない人が多い?
AT車を駐車する際、シフトレバーを「P」レンジに入れ、パーキングブレーキをかけないドライバーもいます。
これは、特に傾斜のある場所での駐車や、寒冷地域での冷凍凍結を避けるためです。
「P」レンジにすると、トランスミッション内部の歯車が固定され、駆動輪は動かなくなります。
パーキングブレーキは後輪に働きかけるので、制動力は「P」レンジよりも劣ります。
安全性を高めるならパーキングブレーキは必須
教習所のインストラクターによれば、一般的な前輪駆動の車では「P」レンジだけでは後輪がロックされず、安全性を高めるためにパーキングブレーキをかけることが勧められます。
これにより、車が衝突された場合でも、ゆるやかな動きで被害を最小限に抑えることができます。
ただし、パーキングブレーキをかけない選択をするドライバーもいます。
ただ、近年では自動で電動パーキングブレーキが作動する車種も増えており、パーキングブレーキをかけない傾向が減少しています。
ただ、一部の国産車の説明書では、電動パーキングブレーキも凍結の可能性があるため、輪止めを使用することが推奨されています。
輸入車にパーキングブレーキは必要ない?
輸入車では上記のような記載はあまり見られないことがあります。
なので、車種によって適切な駐車手順を確認することが重要です。
冬の駐車でサイドブレーキは使わないほうが良い?
車には、通常のブレーキとは異なる駐車専用のサイドブレーキ(またはパーキングブレーキ)が装備されています。
ただ、このサイドブレーキを使うべきでない場面が実は存在します。
それをご存知でしょうか?
正確には「寒冷地域での冬季駐車時にサイドブレーキをかけないほうが良い」というのが正解です。
サイドブレーキをかけない理由
なぜかけないほうが良いのか、その理由は車の構造に関連しています。
ところが、サイドブレーキは違います。
サイドブレーキは、ワイヤーを引くことで回転式のドラムブレーキを内側から固定するメカニズムを採用しています。
ただ、このワイヤーは冷凍凍結の影響を受けやすく、寒冷地域では凍ってしまい、サイドブレーキを解除できなくなることがあります。
サイドブレーキが非推奨の地域
冬に気温が氷点下10℃以下になる場所では、上記の問題がより顕著に現れることがあるため、サイドブレーキをかけないことが勧められます。
とはいえ、一部の高級車は油圧式のサイドブレーキを採用しており、これらの車には当てはまりません。
マニュアル車の場合は、1速またはR(リバース)ギアに入れて駐車します。
冷たい季節が近づいている地域では、このサイドブレーキの使用に注意を払い、適切な駐車手順を心に留めておくことが重要です。
駐車場でパーキングブレーキは必須! まとめ
それでは、駐車場でパーキングブレーキをかけない人がいる理由や冬のサイドブレーキは必要なのかなどご紹介してみました。
結論から言えば、安全性を高めるためにもパーキングブレーキは必須です。
ただ、冬には寒い地域では、サイドブレーキを使わないケースもあるので、なぜブレーキが必要なのか理由を知って、カーライフを楽しんでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!