ETC専用料金所では現金もクレカも使えない!春から拡大? | トレトレの昨日の?を今日で解決!
「アフィリエイト広告を利用した記事があります」

 

ETC専用料金所では現金もクレカも使えない!春から拡大?

ETC専用料金所では現金もクレカも使えない 雑学・地域

ETC専用料金所が春から各地で拡大されるらしいね。

現金もクレカも使えないのは不便じゃないかな?

それがちゃんとメリットもあるみたいなの。

今回は、ETC専用料金所について、メリットやデメリットなど紹介するわ!

2024年2月5日、NEXCO中日本と西日本はそれぞれ、管内のIC(インターチェンジ)でETC(Electronic Toll Collection)専用化の取り組みを発表しました。

ETC専用料金所では、ETC搭載車両のみが利用可能となり、従来の「一般」レーンは誤進入車両をサポートする専用レーンに変更されます

ETC専用料金所が春から拡大?

NEXCO中日本では今春、23の料金所をETC専用にします。

主な対象地域として中央道の韮崎や国立府中、圏央道の高尾山と寒川北などがあります。

特に「名二環」(名古屋第二環状自動車道)と「東海環状道」でのETC専用化が顕著で、11箇所のICが対象です。

これにより、路線の南半分ではほとんどの入口がETC専用になります。

東海環状道では東員、大安、養老など6箇所のICが専用化されます。

これらの変更は3月13日から4月11日にかけて順次行われます。

NEXCO西日本では、17箇所の料金所をETC専用に変更します。内訳は関西地区7箇所、中国地区2箇所、四国地区6箇所、九州地区2箇所です。

ETC専用料金所の使い方

ETC専用料金所は、ETC車載器を装備し有効なETCカードが挿入された車両専用です。

ETCが使えない場合(車載器未設置やカード未挿入など)にはサポートレーンを利用し、係員の指示に従ってください。

「ETC/サポート」または「サポート」と表示されるこのレーンは、誤って進入した場合の対応を行いますが、危険なため後退は禁止されています。

特定の車両(障害者割引対象車両、仮ナンバー車両など)はサポートレーンを利用して対応を受けます。

ご利用上の注意

インボイス要件を満たす利用証明書が必要な場合は、ETC利用照会サービスを利用し、事前に必要な情報(ETCカード番号、車載器管理番号など)を登録しておく必要があります。

ETC利用履歴発行プリンターからの明細書はインボイス要件を満たしませんので、必要な方はこのサービスを利用してください。

ETC専用化のメリットとデメリット

ETC専用化にはいくつかの顕著な利点があります。

  1. ETCカード利用の増加 ETCカードの利用率は現在全体の80%を超えていますが、残り20%のドライバーはまだETCを使用していません。ETC専用化により、利用率はほぼ100%に近づくと予想されます。
  2. 管理コストの削減 ETC専用化の拡大により、料金所のキャッシュレス化が進み、人件費が削減されます。特に首都高速道路での導入により、人件費削減の大きな効果が期待されています。
  3. 様々な支援策の実施 政府は、ETC専用化に伴い、車載器購入助成金やETCパーソナルカードのデポジット引き上げなどの支援策を計画しています。これらの策はETCの普及と渋滞緩和に寄与すると考えられています。

参考:国土交通省(https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/pdf/7.pdf)

ETC専用化のデメリット

ETC専用化にはいくつかのデメリットも存在します。

  1. 非ETCユーザーの高速道路利用への影響 ETC専用化が進むにつれ、非ETCユーザーは高速道路の利用が困難になります。これは、キャッシュレス化や人件費削減に効果的ですが、ETCを使用しないドライバーには不便をもたらす可能性があります。
  2. 現金支払いの不可 ETC専用道路では現金支払いができなくなるため、ETCカードを持たないドライバーには不便が生じます。
  3. ETC機材トラブルへの対応 ETC専用化が進んでも、ETC機材のトラブルに備えて料金所スタッフが必要です。高度なシステムには、操作上の問題やトラブルが発生するリスクが伴います。

ETC専用はこれからも拡大の可能性あり まとめ

関西地区では、名神高速道路において瀬田西ICがETC専用化の先駆けとなり、新名神高速道路では信楽ICも追加されます。

さらに、舞鶴若狭道、播磨道、湯浅御坊道路など、関西郊外の路線でもETC専用ICが設置されます。

これらのNEXCO西日本管内でのETC専用化は、3月18日午前0時から同時に施行される予定です。

ETC専用の料金所では、従来の「一般」レーンが廃止され、現金やクレジットカードによる支払いが不可能となります。

最後までお読みいただきありがとうございました!