雨の中歩いてたら、参考書が濡れちゃってさ。
紙を乾かすには、冷凍が良いって本当かな?
どうやら、凍らせると水分が飛ぶらしいわ。
今回は、雨で濡れた紙を、しわをつけずに乾かす方法など紹介するわね!
雨で参考書などが濡れた時、そのまま乾かすとしわができちゃいますが、実は冷凍して凍らせると良いそうです。
今回は、雨で濡れた紙を乾かす方法として、冷凍が良いと言われる理由などご紹介します!
雨で濡れた紙を乾かす方法に冷凍もある?
本や参考書などの紙が濡れた時、自然乾燥する方法もありますが、一時期話題になった冷凍する方法もあります。
本を冷凍してきちんと乾くの?と驚かれるかもしれませんが、手順通りにすればきれいな状態に戻せる可能性大です。
もちろん、冷凍しても完璧に乾くとは限りませんが、試してみる価値はあると思いますので、ご紹介します。
紙を冷凍で乾かす手順
- まず、濡れた本をジップロックなどの袋に入れ、口を開けたままで、冷凍庫に入れましょう。
※本などを乾かす時には、垂直になるように置くのがポイントです。 - 冷凍庫に入れたまま、24時間以上放置します。
※本に含まれた水分を冷凍して蒸発させるため、時間は長めに取りましょう。 - 24時間以上経ったら、冷凍庫から取り出して、重しを乗せた状態で乾燥させれば完了です。
濡れた紙類が本の場合は、乾燥に5日ほどかかることもあるので、スピーディに乾かしたいなら、以下の方法も参考にしてみてください。
紙を冷凍するとなぜ乾くの?
紙を冷凍して乾く理由は、紙を凍らせることで、紙に含まれた水分を蒸発させ、乾燥させる働きがあるからです。
紙の波打ちは、濡れると伸びて、乾く時に縮むという紙の性質がありますが、乾く前に水分を蒸発させることで、この波打ちを防ぐことができるんですね。
少し珍しい方法ではありますが、実際に、ある図書館では冷凍に近い方法で本を修復することもあるので、やってみる価値はあると思います。
他にもある!紙を乾かす方法!
上記で、紙を乾かす方法として、冷凍する方法をご紹介してみましたが、すぐに乾かしたい時にはやや不便です。
以下に、ドライヤーやアイロン、自然乾燥させる方法などもご紹介しますので、参考にしてみてください。
ドライヤーを使う方法
ドライヤーを使う場合は、まず、タオルなどで水分をふき取る必要がありますが、こちらも手順を見ていきましょう。
- まず、タオルで参考書などの紙の水分を拭き取ります。
※新聞紙を広げ、キッチンペーパーを敷き、濡れた参考書などを並べてふき取るのがポイントです。 - 紙の水分をある程度拭き取ったら、ドライヤーで乾かしましょう。
※ひどい状態のものから先に乾かし、破れないように、はがしながら乾かすのがポイントです。 - 紙の上に重しを乗せて乾かせば、完了です。
※デコボコして波打つ箇所が出るので、重しを乗せて平たく乾かします。
もし、何冊も参考書などが濡れていた場合は、だいたい乾いた所で、一旦ドライヤーを中断し、重しを乗せてから、次の紙を乾かす作業に移ってください。
アイロンを使う方法
もしご自宅にアイロンがあるなら、紙を乾かす方法としては、一番スピーディかもしれません。
こちらも乾かす手順を見ていきましょう。
- まず、上記のドライヤーの方法と同じようにして、参考書などの水分をふき取っておきましょう。
- 次に、濡れたページを開き、1枚ずつアイロンをかけていきます。
- 温度は、弱〜中くらいにして、ページの上に押さえるように置き、同時にしわを伸ばすようにかけていくのがポイントです。
※濡れ方が酷いものはアイロンが難しいので、ある程度水分をふき取るか、先にドライヤーで乾かしてからかけるようにします。 - 辞書や分厚い本など重しになるものを参考書などの上に乗せ、乾かせば完了です。
アイロンは早く乾く半面、ページを1枚ずつ開く必要があるので、作業が面倒なら、上記のドライヤーの方法をおすすめします。
自然乾燥させる方法
道具がない時には、自然乾燥させる方法もありますが、単に放置して乾かすのではなく、一定の手順が必要なので、こちらも見ていきましょう。
- まず、タオルなど吸水性の高いもので、紙の水気をふき取りましょう。
- 次に、コピー用紙やティッシュなどの吸水性の高い紙で、濡れたページを挟みます。
- 濡れた部分が上になるように置き、本なら立てて乾かしましょう。
- 途中、湿った紙を取り換えながら、完全に乾いたらOKです。
紙を挟んで乾くのを待つだけですが、注意点として、挟む紙は白色にしないと色が移る可能性もあるので気を付けましょう。
雨で濡れた紙を乾かす方法は色々ある! まとめ
それでは、雨で濡れた紙を乾かす方法として、冷凍、ドライヤー、アイロン、自然乾燥などをご紹介してみました。
冷凍庫で乾くのはいわゆるライフハックですが、冷凍で乾燥させるという発想は面白いですね。
ただ、どの方法でも手順を間違えると、紙にしわが寄ることもあり、完璧な方法とは言えません。
なので、なるべく雨で紙が濡れないようにし、どうしても乾かしたい場合は、上記の方法も参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!