教師の産休っていつから取れるのかな?
期間やその間給与はもらえるのか、気になる人も多いと思うんだけど…。
産前なのか産後なのかなどによっても違うみたいね。
今回は、教師の産休はいつから取れるのかなど、期間や給与体系など紹介するわ!
教師の産休はいつから取れるのかは学校によっても違いますし、産前・産後などによっても違います。
今回は、教師の産休はいつから取れるのか、期間や給与体系などご紹介します!
教師の産休期間はいつからいつまで?
まず、教師の産休期間ですが、大きく分けて産前休業と産後休業の2種があります。
教員(公務員)の育休や産休の制度は、民間企業と比べても充実していると言われていますが、学校によって若干差はあります。
仮に、出産予定日が8月1日だった場合、産休の期間は以下のようになります。
出産予定日 | 予定日の8週間前 | 出産から8週間後 | 産休期間 |
8月1日 | 6月1日 | 10月1日 | 6月1日~10月1日 |
かなり大雑把に書きましたが、意外と産休期間が長いことがわかります。
ちなみに、予定日よりも早く生まれた場合、生まれた日から8週間後となる点には注意が必要です。
また、教員の育休期間は、最大で3年と言われています。
産前休業と産後休業の違い
産休には2種類あると書きましたが、産前休業を簡単に言うと、出産前の準備期間の休業となり、産後休業は、産後に体を回復させるための休業との違いがあります。
教師の場合は、産前も産後も8週間ありますが、一般的な企業では、産前休業の期間は6週間、産後休業の期間は8週間となるケースも多いです。
教師の育休期間は産休と同じく長い
教師の育休期間は、上記でも軽くご紹介しましたが、最大で3年=生まれてから3歳になる前日の日までです。
産休も8週間と長いですが、育休も長いイメージがありますね。
中には、2人目の出産を考えている場合など、育休期間が終わるタイミングを見計らって、2人目を妊活しながら産み、育休をさらに伸ばす教員もいます。
実際にも、3人の子供を産み、最大で9年もの育休を取った教員もいるそうですが、子供1人に対して3年と言うのは、かなり恵まれた環境なのかもしれません。
育休期間の給与体系とボーナスの有無
教員の場合、産休中の給与はあたりますし、減額はなく、産休中にボーナスが支給される時でも、満額支給されるなど、こちらも恵まれています。
また、育休期間中の給与は出ませんが、代わりに育休手当てが支給されます。
とはいえ、例外もあり、子供が0歳10か月までに保育園に入園できた場合、支給は1年までとなりますが、1歳になっても入園できない場合は、1歳6カ月まで支給期間が延びることもあります。
給付額の詳細
育休の給付額を計算すると、以下のようになります。
まず、育休開始から180日までを見ていきましょう。
次に、育休開始から181日以降は、次の計算式となります。
このようになるので、教員の方は、あらかじめ計算しておくと便利です。
男性教員も育休は取れる?
女性教員はもちろんですが、学校によっては男性教員が育休を取ることも可能です。
また、男性教員でも、事前に申請すれば新学期から育休を取ることは可能で、正規教員として1年以上働いていれば問題ありません。
とはいえ、生活費などの問題もあるので、まだまだ男性教員が育休を取るのは難しい現状があるので、取れるかと言えば可能ですが、実際問題取れるかどうかは別問題です。
教師の産休は一般企業と比べて長い まとめ
それでは、教師の産休はいつから取れるのか、また産休の期間、その間の給与形態などご紹介してみました。
教師は公務員に分類されるため、一般企業と比べると産休も育休も期間は長めです。
ただ、小学校の教員の場合、産休を取ると、他の教員が穴埋めに入るため、避難の声を浴びることもあります。
とはいえ、産休は法律で保護された制度なので、取ることに罪悪感を感じる必要はありません。
もし出産が決まったら、おめでたいことであると祝福してあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!