海開きの歴史とは?湘南が最初と言われる理由や発祥地など解説! | トレトレの昨日の?を今日で解決!
「アフィリエイト広告を利用した記事があります」

 

海開きの歴史とは?湘南が最初と言われる理由や発祥地など解説!

海開きの歴史は浅い 7月

海開きと言えば、海水浴と切っても離せない関係だけど…。

湘南で一番最初に海開きが行われたらしいね。

そうなの!神奈川県の葉山海岸が日本で最初らしいわ。

今回は、海開きはいつから始まったのかや発祥の地など紹介するわね!

海開きは今では普通に使っていますが、元々は神奈川県の葉山海岸で最初に行われたものが最初と言われています。

今回は、海開きの歴史はどこから始まったのかや発祥地などご紹介します!

海開きの歴史は湘南から始まった?

海開きは山開きよりも歴史が浅く、日本で海水浴が始まったのは明治の頃と言われています。

海開きの始まりは、日本で最初に海開きを行ったとされる神奈川県の葉山海岸ですが、葉山海岸での海開きは、1893年に行われたと伝わっています。

なぜ、海開き=海水浴が日本でも行われたかと言えば、当時陸軍の軍医だった「松本順」が、海外ではすでに行われていた海水浴の健康効果に注目し、日本でも行うべきだと考えていたからです。

そして、彼が海水浴に適した場所として目を付けたのが、神奈川県の大磯で、それを先駆けとして近隣にも海水浴場が作られるようになり、湘南の海は海水浴場の人気スポットして成長していったんですね。

なので、海開きという言葉も明治になってから作られたと言われており、海水浴シーズンには山開きにならって海開きと呼ばれるようになったとの説が有力です。

湘南が海開き発祥地となった理由

上記で海開きの発祥となる案を考えたのが、当時の軍医だった松本順という医者によるものと書きましたが、彼は、徳川将軍の家茂、慶喜の侍医だった人物です。

戊辰戦争で終始幕府軍のために尽力したと伝えられている名医でしたが、初代軍医総監となった松本順は幕臣松本良甫の養子として迎えられたことで、後に松本良順と名乗るようになります。

海開きの発祥を紐解いてみると、アメリカのペリー艦隊来航があった当時の幕府は、その一月後にオランダヘ十隻あまりの蒸気船を注文し、これによりオランダの海軍演習が始まります。

その後、カッテンディーケを始めとする「第二次オランダ教師団」が長崎に到着した時には、その医師の中にポンペがいました。

松本良順が海水浴を知ったきっかけ

このポンぺに医術を習っていた松本良順は、蘭書の翻訳中に海水浴という存在を知ったそうです。

この書物がきっかけとなって海水浴の存在を知った松本医師は、師匠のポンぺに「四国が海に囲まれた日本なら絶好の海水浴場ができるだろう。」と言われていたこともあり、これが日本に海水浴場が生まれる大本だったと言われています。

現在では、海開きと海水浴が一緒に語られることも多いですが、海開きより前に海水浴があり、後世で海水浴に適した時期を国民に知らせるために、山開きに倣って海開きというようになったみたいです。

海開きの歴史が浅くても楽しければいい!

海開きでは、海での安全祈願を祈って儀式が執り行われますが、その後は、和太鼓の演奏、獅子舞、宝探しなどのイベントも多く用意されており、大人も子供も楽しめる内容となっています。

山開きと比べると、歴史も浅く、内容も少し劣るかもしれませんが、何よりも海開きの日を楽しみにする心が大切ですよね。

海開きの日時は地域によっても違うので、ぜひいろいろな地域の海開きを体験し、同時にいろいろな海水浴場に出かけて、大切な家族や恋人などと楽しい思い出を作ってみてください。

海開きの歴史は軍医の発案によるものだった まとめ

それでは、海開きが始まった元になる歴史や、海水浴場を作るきっかけとなったある軍医についてご紹介してみました。

海開きは山開きと比べると歴史は浅いですが、それでも夏の一大イベントであることに変わりはありません。

地域によってイベント内容なども違うので、ぜひいろいろな地域の海開きに参加し、夏の訪れを感じ取ってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!