意外に重視されない9月の確定値とは？平年の梅雨明けなど比較！

梅雨明けの確定値は意外と重要視されないですが、毎年の梅雨明けの予想にも使われるので、知らないと損をするかもしれません。

今回は、2023年の梅雨明けの例年との比較や確定値とは何かなどご紹介します！

梅雨の9月の確定値とはなに？

毎年、梅雨入りと梅雨明けの情報がテレビなどで発表されますが、実はこれは「速報値」で「確定値」とは別物です。

毎年9月に確定値が発表されますが、確定値と速報値に大きな差が出ることもあり、それだけ毎年の季節の変化を統計に出すのは難しいということかもしれません。

ちなみに、毎年9月の確定値は、テレビなどでは発表されず、気象庁の公式ホームページでしか見られません。

大々的に発表されないからこそ、重視されない理由ともなっていますが、1つ言えるのは確定値こそが正式な梅雨入りと梅雨明けの発表なので、もし気になった方は9月に気象庁のホームページを確認してみてください。

6月の梅雨入りと9月の梅雨明けを比較【2023】

2023年の梅雨入りと梅雨明けの予想はまだ難しいですが、例年と比較してみると、予想もつきやすいと思いますので、以下に一覧でご紹介します。

梅雨入り時期を平年と比較【2022】

地域名	昨年	平年
沖縄地方	5月4日頃	5月10日頃
奄美地方	5月5日頃	5月12日頃
九州北部	6月11日頃	6月4日頃
九州南部	6月11日頃	6月4日頃
四国地方	6月11日頃	6月5日頃
中国地方	6月11日頃	6月6日頃
近畿地方	6月14日頃	6月6日頃
東海地方	6月14日頃	6月6日頃
甲信越地方	6月6日頃	6月7日頃
北陸地方	6月6日頃	6月11日頃
東北北部	6月6日頃	6月12日頃
東北南部	6月6日頃	6月15日頃

このように、沖縄などの一部地域を除いて、例年や昨年は6月上旬頃に梅雨入りする地域が多いようです。

2023年もそれほど大きな差はないと思われるので、6月に入ったら、そろそろ梅雨入りの時期と思ってください。

梅雨明け時期を平年と比較【2022】

地域名	昨年	平年
沖縄地方	6月20日頃	6月21日頃
奄美地方	6月22日頃	6月29日頃
九州北部	7月22日頃	7月19日頃
九州南部	7月22日頃	7月15日頃
四国地方	7月22日頃	7月17日頃
中国地方	7月26日頃	7月19日頃
近畿地方	7月23日頃	7月19日頃
東海地方	7月23日頃	7月19日頃
甲信越地方	7月23日頃	7月19日頃
北陸地方	7月14日頃	7月23日頃
東北北部	7月16日頃	7月28日頃
東北南部	7月16日頃	7月24日頃

2022年の梅雨明け時期を見てみると、長くても8月前までには梅雨も終わると予想されます。

もし、確定値を知りたい時には、1951年からの気象庁の確定値のページ(9月に発表？)を参考にしてみてください。

2023年の梅雨明け時期も、若干の差だけだとは思います。

梅雨入りと梅雨明けはどうやって決定される？

梅雨入りと梅雨明けは速報値や確定値で発表されますが、そもそもどうやって梅雨入りと梅雨明けの時期を決めているのかと言えば、毎年気象庁が業務の一環で決めています。

具体的には、今までの天候とその先一週間の予報を元にして、雨や曇りの日が多くなってくる頃を「梅雨入り」と定め、速報で「○月○日頃、梅雨入りしたと見られます。」などのようにして、各地の中枢気象台や地方情報として発表されるんですね。

気象台は、上記の比較の表と同じ地域にあり、北海道などの一部を除いて、毎年発表されるんですね。

ちなみに、梅雨明けに関しても、梅雨の天候から、晴れて暑い夏の天候へと変わる時期を「梅雨明け」としており、こちらも雨の量は基準とはなりません。

梅雨の確定値は9月に発表される？ まとめ

それでは、9月に発表される梅雨の確定値とは何かや、2023年の梅雨入りと梅雨明けの参考になる、2022年や平年の梅雨入りと梅雨明けの時期の比較などをご紹介してみました。

2023年の梅雨入りはまだ発表されていませんが、2022年度や平年の時期を比較してみると、2023年の梅雨入りと梅雨明けの時期は少し予想がつくと思います。

梅雨の時期は、そこまで極端に差が出ないと思うので、ぜひ一覧表を参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました！