パウンドケーキを良く作るんだけど、種類があるのは知らなかったよ。
でも、シュガー・バッターとフラワー・バッターのどちらがうまく作れるのかな?
どちらがいいかは、個人差があるけど、混ぜる順番は大切らしいわ。
今回は、パウンドケーキの作り方をシュガー・バッターとフラワー・バッターから見ていくわね!
パウンドケーキはレシピが同じでも、作り方がシュガー・バッターかフラワー・バッターかで食感が違ってくるそうです。
今回は、両者の混ぜ方の違いや、オールインワン法などご紹介します!
シュガー・バッターとフラワー・バッターの違いとは?
パウンドケーキの作り方もいろいろと種類がありますが、代表的な作り方に「シュガー・バッター法」と「フラワー・バッター法」があります。
両者の違いは、先に砂糖から混ぜるか、先に粉から混ぜるかの違いがあり、バターが分離する関係で、初心者向けなのは「フラワー・バッター法」と言われています。
以下に、シュガー・バッター法とフラワー・バッター法のそれぞれの作り方の違いをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
パウンドケーキをシュガー・バッター法で作るには?
シュガー・バッター法の場合、先に砂糖から混ぜるので、手順は「バター→砂糖→卵→粉類」の順です。
シュガーは「砂糖」で、バッターは「バター」を意味するので、バターの次に砂糖を混ぜるのがシュガー・バッター法になります。
ただ、バターは油脂分ですし、卵は水分なので、分離が起きやすいレシピでもあることから、卵は室温に戻して(30分以上)置く、少量ずつ卵を入れるなどして、分離しないように注意する必要があります。
パウンドケーキをフラワー・バッター法で作るには?
フラワー・バッター法の場合、先に粉から混ぜるので、手順は「バター→小麦粉→砂糖+卵」の順になります。
フラワーは「小麦粉」で、バッターは「バター」を意味し、バターの次に小麦粉を混ぜる方法がフラワー・バッター法と呼ばれます。
どちらかというと、シュガー・バッター法よりも初心者向けの作り方で、キメが細かいふんわりとした食感になります。
もし、どっしりとしたパウンドケーキではなく、ふんわりと軽い食感にしたいなら、フラワー・バッター法を選んでみてください。
オールインワン法とは?
パウンドケーキやフィナンシェなどの焼き菓子系では、バターを最初に溶かしてから混ぜる「オールインワン法」というタイプもあります。
オールインワン法は、バターを溶かしてから作るので、混ぜる順番は「溶かしバターを作る→卵&砂糖→粉→バターを混ぜる」です。
上記のシュガー・バッター法とフラワー・バッター法とも比較してみると、シュガー・バッター法の生地は時間が経つと硬くなりやすいですが、フラワー・バッター法とオールインワン法は軽さが長く続く感じになります。
失敗しないで、かつキメの細かいふんわりしたパウンドケーキを作りたいなら、フラワー・バッター法がおすすめですが、ドライフルーツなどがたっぷり入るケーキでは、軽さよりも重厚感を出したいので、シュガー・バッター法を使うのがおすすめです。
パウンドケーキは作り方で仕上がりが違う? まとめ
それでは、パウンドケーキの作り方として、シュガー・バッター法とフラワー・バッター法の違いや、オールインワン法など、それぞれの特徴などご紹介してみました。
私が作る時にはシュガー・バッター法が多いですが、どっしりとした重厚感を出したい、フルーツがたっぷり入るケーキなら、やっぱりシュガー・バッター法の方がおいしく感じる気がします。
初心者向けとも言われるフラワー・バッター法もおすすめなので、中の具材を何にするかなどで、作り方の違いを比べてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!