キャンプの着火剤にワセリンが便利らしいね。
意外なものが着火剤に使えるんだね!
ワセリンとコットンで着火剤を作れるらしいわね。
今回は、キャンプで便利なワセリンの着火剤の作り方など紹介するわ!
キャンプでは焚火などに火をつける時に着火剤が欠かせませんが、実はワセリンとコットンだけで簡単に着火剤が作れるそうです。
今回は、ワセリンの着火剤「ワセリンコットン」の作り方などご紹介します!
ワセリンが着火剤になる?
キャンプでは、着火剤があると非常に便利ですが、ワセリンとコットンだけで着火剤が作れるそうですね。
ワセリンは、手荒れの防止やケガの応急処置にも使えるので、救急セットに常備しているキャンパーさんもいらっしゃるみたいですが、まさかワセリンが着火剤になるとは思っていませんでした。
ワセリンをぼろきれやキッチンペーパーなどに包むだけでも着火剤が作れるので、キャンプでは使い捨てになりそうなものも有効利用できますね。
以下に、ワセリンを使用した着火剤「ワセリンコットン」の作り方などご紹介します。
ワセリンコットンの作り方
ワセリンコットンは、ワセリンと綿100%の脱脂綿だけで作れる着火剤です。
脱脂綿は100均でも売られているので手に入りやすいですし、ワセリンもドラッグストアなどで簡単に手に入ります。
- まず、脱脂綿を3cm四方にカットしたものをいくつか作りましょう。
- 次に、小鍋にたっぷりとワセリンを入れ、弱火で加熱します。
- ワセリンが溶けてきたら、カットした脱脂綿を浸して、火を止めましょう。
- 脱脂綿が常温に戻ったら、着火剤の完成です。
ワセリンコットンは、1片で約5分ほど炎が保たれます。
キャンプで使用するなら、薪を組んだ焚き付けの中に1片から2片ほどワセリンコットンを入れて、ライターで着火すればOKです。
薪が乾燥していれば、簡単に火が燃え移るだけのエネルギーがあるので、着火剤としても優秀だと思います。
切り傷の応急処置などにも便利なワセリンですが、着火剤としても使えるなら、キャンプ時はぜひ常備しておきたいですね。
また、ワセリンがない場合はオロナイン軟膏も代わりになるみたいなので、油系クリームはあると便利です。
着火剤にお香を使うキャンパーもいる?
ワセリンが着火剤になると書きましたが、中には香炭(焼香の時に使う炭のようなもの)を着火剤として使う方もいらっしゃるようです。
ただ、こちらは普通では手に入りにくいですし、高価なのであまりおすすめはできません。
とはいえ、着火剤として使わなくても、アロマをストーブで焚く方もいらっしゃるので、キャンプ時に良い香りを楽しみたいなら、お香もありかもしれません。
ワセリンの使い道は他にもある!
着火剤に使えるワセリンですが、常備しておくと便利なのは他にも使い道が色々あるからです。
以下に、着火剤以外のワセリンの使い道なども簡単にご紹介します。
- 靴擦れの予防
キャンプなどのアウトドアでは、長時間歩くことも珍しくなく、靴擦れが起きやすいですが、靴擦れしたか所にワセリンを塗ると、痛みが和らぎます。 - 花粉症への対策
花粉症が酷い季節には、目の際や鼻の穴の入り口付近に、麺棒などでワセリンを塗ってみましょう。
油膜が花粉を吸着してくれるので、花粉症が和らぎます。
※粘膜に近い部分に塗るので、精製度の高いワセリンがおすすめです。 - 火傷の応急処置
火傷も軽度なら、水でしっかりと冷やした患部にワセリンを塗っておけば、油膜が作られることで痛みが和らぎます。
ただ、水ぶくれや白色や黒色に変色している場合は、重度の火傷なので、すぐに医院を受診してください。 - 肌の保湿に使う
本来のワセリンの使い道と言えば、肌の保湿クリームの役割があります。
頻繁に手を洗ったり、焚火で乾燥したりなど、キャンプ時には精製度の高いワセリンを塗って、お肌を乾燥から守りましょう。 - 切り傷の応急処置
「湿潤療法」とも言われる処置ですが、切り傷ができたら、まず砂や汚れを流水で洗い流し、出血があれば、ガーゼなどで押さえて圧迫止血するのが基本です。
その後、切り傷よりも少し大きめにラップを切って、傷口にワセリンを塗れば、傷口が保湿されるので、乾燥させるよりも早く治る方法とも言われています。
ワセリンで手軽に着火剤を作ろう! まとめ
それでは、キャンプ時に便利なワセリンの使い道として、着火剤の作り方やワセリンの他の使い道などご紹介してみました。
ワセリンは切り傷の応急処置に使えますが、着火剤としても優秀なので、キャンプ時には常備しておくと便利です。
ぜひ、ワセリンで着火剤を作っておき、スムーズに火を起こして、バーベキューなどを盛り上げてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!