ヤフオクで落札後にキャンセルする人がいるよね。
出品者の立場から言えば、迷惑な行為かもしれないね。
他に落札候補の方がいる場合は、とくにそうよね。
今回は、ヤフオクで落札後にキャンセルがあった場合の、出品者側の対応など紹介するわね!
ヤフオクに限ったことではないですが、欲しいから買ったはずなのに、落札後にキャンセルするのは出品者にとって迷惑な行為でもあります。
今回は、落札後のキャンセルで、出品者側の対応はどうなるのかなどご紹介します!
ヤフオクで落札後にキャンセルするとどうなる?
まず、ヤフオクで落札後に落札者がキャンセルする行為自体が違反行為と考えてください。
落札した時点で売買が成立するわけですから、簡単に考えるのは良くありません。
出品者に落ち度があるなら話は別ですが、落札者都合でキャンセルすれば、もし他の入札者がいる場合にも大変迷惑な行為です。
顔が見えないからと安心している部分があるかもしれませんが、売買契約として成り立つ以上、気軽にキャンセルするべきではありません。
落札システム利用料に関していえば、落札者がいるだけで出品者には利用料がかかってしまうので、出品者は落札者の削除など余分な手順が増えます。
オークションの終了から14日以内に、落札者を削除すれば、落札システム利用料だけは払わずにすみますが、注目のオークションにするためにオプションを付けた分は返ってこない可能性が高いです。
出品システム利用料や、一部のオプション利用料は、落札後にキャンセルされた場合、戻ってこない場合もあるからです。
安易にキャンセルはNG
ヤフオクを利用する場合、後でキャンセルすればいいなどと安易に考えて入札するのがそもそもNGです。
入札時にも、ポップアップメッセージで確認画面が出るのに、それを無視するわけですから、キャンセルするくらいなら、最初から入札をしてはいけません。
キャンセル後にお金が戻ってきたとしても、出品者はそのために、いろいろと手続きを踏まなければいけませんし、キャンセルした方以外に入札者がいた場合は、その方がスムーズに取引を終えられた可能性もあります。
ヤフオクで落札後にキャンセルは、出品者にとって迷惑な行為なので、気軽にキャンセルをしないようにしてみてください。
取引できなかったときにかかる利用料
ヤフオクでは、取引がキャンセルされたとしても、落札確定時には落札者がいるので、落札システム利用料がかかります。
ちなみに、取引の中止を行うと、同時に落札者を削除できますが、支払いが確定してからの話です。
ただ、どちらにしてもそのままにしておくと利用料だけがかかるので、出品者はできるだけ早い対応に迫られます。
取引の中止のやり方【出品者側】
出品者側の取引キャンセルは、まず、取引メッセージなどから落札者と連絡を取り、キャンセルの同意を取ります。
このとき、落札者から返答がない場合は、Yahoo!かんたん決済の支払い期限や落札者削除の期限を目安に、取引のキャンセルを行いましょう。
ただ、キャンセルのタイミングによってもキャンセル方法が変わってくるので、そちらの手順もご紹介します。
支払い前のキャンセル方法(落札者削除)
- まず、Yahoo! JAPAN IDにログインし、マイ・オークションから「出品終了分」を開きます。
- オークションの一覧が表示されたら、削除したいオークションの商品名を選びましょう。
- 落札者一覧の中に、落札者のYahoo! JAPAN IDが表示されていることを確認しておきます。
- 「落札者を削除する理由」から「出品者都合」または「落札者都合」を選びましょう。
※どちらを選んだかは落札者には通知されず、評価に反映されることもありません。 - 「補欠を繰り上げる」のチェックボックスが表示されている場合、繰り上げない場合はチェックを外しましょう。
※補欠落札者がいる場合は、落札価格が補欠落札者の最高入札額へと変わります。 - [削除]ボタンをクリックすると、確認ページが表示されるので、内容をしっかりと確認しましょう。
※「この落札者をブラックリストに登録する」にチェックを入れると、削除と同時にブラックリスト入りとなります。 - [落札者を削除する]ボタンをクリックすると、「取り消された落札者一覧」に削除した落札者が表示されるはずです。
- 補欠落札者がいない場合などは「落札者はいません」と表示され、落札者なしとなります。
- これで落札者の削除は完了です。
支払い後~発送連絡前(取引の中止)
すでに落札者が入金を済ませている場合は、取引の中止を行います。
取引を中止すると落札者への返金が行われ、落札者削除も自動で行われる点に注意してください。
取引の中止は、落札者の支払い完了から14日以内にしないといけません。
発送連絡をしない状態で、支払い完了から14日間を過ぎると、支払いが自動的にキャンセル扱いになります。
また、特定カテゴリの商品は「取引中止」の機能を利用できないので、取引メッセージなどから直接コンタクトを取り、返金などの取引を続けましょう。
取引中止が行われると、取引メッセージでも連絡が取れなくなるので、必要な話し合いは取引中止を行う前に済ませてください。
- 取引を中止するには、発送連絡をするのボタンの下にある[取引を中止する]ボタンをクリックして始めます。
- [落札者と取引中止に同意した]にチェックを入れたら、同意のうえ[取引を中止する]ボタンをクリックしましょう。
※取引を中止すると、Yahoo! JAPAN が一時的に受け取っている代金が、落札者に返金されるという内容に同意してから、操作を終えるようにしてください。 - 取引の中止が完了して、しばらく待つと落札者の削除も同意に行われます。
商品の発送連絡後(キャンセル不可)
商品の発送連絡を終えた後は、取引ナビから取引中止の操作ができなくなります。
その前に、出品者と落札者が取引メッセージ内で、振込先などを確認して、同意を取るようにしてください。
また、落札システム利用料は落札された時点でかかるので、期限内に落札者の削除ができないケースでは、落札システム利用料の取り消しも不可です。
ヤフオクで落札後のキャンセルは簡単ではない まとめ
それでは、ヤフオクで、落札者が自分都合でキャンセルをした場合、出品者側はどのように対応すべきなのか、また、実際の操作の手順などご紹介してみました。
ヤフオクでは、安易にキャンセルをすると、出品者だけでなく、次点の落札候補者にも迷惑がかかります。
顔が見えない取引だからこそ、両者の信頼関係は大切です。
出品者の手順も増えますし、返ってこない分の利用料なども考えれば、まず、迷惑な行為であることを考えてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!