
やばい!シリカゲルがポケットに入ってるのに気づかなかった。
そのまま洗濯しちゃったけど、洗い直さないとダメかな?

シリカゲルは石灰乾燥剤とは違うから、そこまで気にしなくて大丈夫!
今回は、シリカゲルを洗濯してしまった後の対処法など紹介するわね!
割とよくある失敗みたいですが、シリカゲルがポケットに入ったままで洗濯してしまったという経験をお持ちの方も多いと思います。
今回は、シリカゲルを洗濯してしまった場合の対処法などご紹介します!
シリカゲルを洗濯してしまったら?

シリカゲルを誤って洗濯した場合、洋服を洗い直す必要があるかも?と不安になりますよね。
ただ、シリカゲルの場合、石灰乾燥剤と違って、水分に触れても発熱することはありませんし、そのままでも害はないと思われます。
もし、シートが破けてシリカゲルが洗濯物にくっつくなど、どうしても気になるなら、取り除くくらいの感じでいいと思います。
そもそも、シリカゲルの成分は「二酸化ケイ素」と呼ばれ、この二酸化ケイ素は洗濯用石鹸に助剤として加えられることもあるくらいなので、基本的には洗い直しも必要ありません。
こちらもどうしても気になるなら、一度すすぎ直しをして洗っておけば、洗濯槽にも特に害はないので安心してください。
シリカゲルなら問題なし
シリカゲルは、皮膚についたとしても、少量なら飲み込んでしまっても、害はない乾燥剤なので、「DONT EAT」と書いてあることから、危険物扱いされますが、単なる乾燥剤なので、洗濯してしまっても特に問題はありません。
水に濡れると危ないのは「生石灰乾燥剤」の方です。
もし小袋に「SILICA GEL」と英語で書かれていれば、シリカゲルのことなので、洗濯しても特に気にする必要はないでしょう。
生石灰乾燥剤を洗濯してしまったら?

シリカゲルは洗濯しても問題ないと書きましたが、同じ乾燥剤でも「生石灰乾燥剤」の場合はちょっと注意が必要かもしれません。
というのも、生石灰の場合は、水に濡れると発熱の危険性があるからです。
もし仮に、石灰の乾燥剤と一緒に洗濯してしまった場合も、 大量の洗濯水で薄まるので、危険性は小さいでしょう。
元々、最近の洗剤は弱アルカリ性のものが多いので、せいぜい洗濯物が部分的に強いアルカリにさらされてボロける程度で済みます。
とはいえ、石灰の場合、目に入ると危険なので、もしシリカゲルではなく、生石灰の乾燥材を洗濯してしまったときには、用心のために洗い直しておくと安心です。
シリカゲルと生石灰の違い

主に食品などに使用されている乾燥剤はいくつかありますが、「二酸化ケイ素(シリカゲル)」や「生石灰」の2種が代表的です。
このうち、注意が必要なのが生石灰の乾燥材ですが、両者にはどんな違いがあるのかを見ていきましょう!
シリカゲルとは
透明または青色の粒(ビーズ)状で、透明な袋に入っている乾燥剤はシリカゲルと呼ばれます。
穴の空いたアルミやポリフィルム袋に入ってることも多いですが、吸湿はしますが膨らんだり、発熱したりすることがないので、一般的に良く使われている乾燥剤です。
二酸化ケイ素が原料で、小さな穴が多く空いている=多孔質の影響で、大きな表面積を持つ構造を作り出し、優れた吸着力を生み出すものになります。
生石灰とは
生石灰の乾燥材の原料は酸化カルシウムと呼ばれるもので、酸化カルシウムが水分を吸収する働きをする乾燥剤です。
シリカゲルと比べてみると、長期間効果を発揮するので、広い用途で用いられます。
食品の乾燥材にも良く使われる生石灰ですが、目の角膜に付くと角膜の水分を取ってしまい、角膜を痛める可能性もあるので注意しましょう。
シリカゲルは洗濯してもほぼ無害? まとめ
それでは、シリカゲルを洗濯してしまった場合、洗い直しは必要なのかや対処法はあるのか、また生石灰との違いなどご紹介してみました。
シリカゲルの場合、水分を含んでも特に発熱などの害はなく、洗い直しも必要ありません。
ただ、同じ乾燥剤でも生石灰の場合は、水分を含むと発熱の危険性があり、また目につくと危険なので、洗い直しが必要なケースもあります。
もし、シリカゲルを洗濯してしまってもほぼ無害なので、どうしても気になるならすすぎ直しをしても良いですが、基本的には心配ないので、パニックにならないようにしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!