読書の秋ってよく言うけど、僕は漫画しか読まないんだよね。
やっぱり読書ってするべきかな?
無理に読む必要はないと思うわ。
でも、読書で世界観が広がることもあるから、私は良く読むわよ。
秋は読書に最適な季節だから、この機会に読んでみることをおすすめするわ!
こんにちは。トレトレです。
スポーツの秋も素敵ですが、読書の秋も素敵ですよね?
私は普段良く小説や漫画を読むんですが、秋は夜長なので、読書にもぴったりの季節。
今回は、読書の秋を英語で訳すとどんな英文になるのかや、おすすめの小説を10選してご紹介します。
ぜひ、読書の秋に読んで、ぐっすりと眠りについてくださいね。^^
読書の秋は英語でなんて訳すのが正解?
読書の秋って、日本語ですが、英語では何て訳すのか気になりませんか?
英語にあれば、読書の秋って海外でも通用する言葉になる気もします。
ではまず、英語で直訳すると、読書の秋はこんな感じになります。
「Reading in(of) autumn」
こちらが直訳なのですが、これだと読書の秋のニュアンスが伝わりづらいです。
英国圏の方達から言わせれば「それが何?」となるかもしれないですね。
なので「I LOVE YOU」を、夏目漱石さんが「月が綺麗ですね。」と訳したように、読書の秋はどんな季節なのかを表した方が、より外国の人にも伝わります。
例えば、こんな風に英語で訳してみましょう。
「Many poeple enjoy reading in autumn/fall in Japan. 」
とすると、日本語の意味は「日本ではたくさんの人が秋に読書を楽しみます。」という風に変わります。
他にも「Autumn/fall is the best season for reading in Japan.」とすれば、日本語の意味は「日本では秋が読書に最適の季節です。」となり、季節を大切にする日本人の心意気が伝わりやすくなりますね。
autumnとfallは、どちらも秋を意味する英語ですが、どちらを使っても正解です。
ただ、アメリカではFallが使われることも多いです。
ぜひ英文を覚えて、読書の秋をスマートに訳してみてくださいね。
なぜ読書の秋ができたのか?由来を解説!
読書の秋が出来た由来には「読書週間」が深くかかわってきます。
読書週間は、10月27日~11月9日の2週間です。
実は読書週間は、戦前にはなくて、第一回目の開催が1947(昭和22)年と終戦直後だったんですね。
「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」というテーマのもと、開催されたのが読書週間の始まりでした。
アメリカでも「チルドレンズ・ブック・ウィーク」というのがあり、こちらが日本の読書週間にあたります。
結論から言えば、読書の秋が始まったのは、日本の読書週間とアメリカの「チルドレンズ・ブック・ウィーク」が影響して、今のような読書の秋が根付きました。
別に読書は秋ではなくても良い気もしますよね?
でも、秋は夜長で、寒すぎず暑すぎず…読書にはぴったりの季節でもあります。
夏目漱石さんの小説「三四郎」では「燈火(灯火)親しむべし」という言葉が出てきますが、これの意味は「秋になると、涼しくなり、夜も長くなる。燈火、つまり明かりの下で読書するのに適している」となります。
だからこそ、今でも読書の秋が生まれ、特別なイベントもなく、読書に没頭できる季節ということで、読書の秋が広まっていったんですね。^^
それでは、以下に私がおすすめする読書の秋にぜひ読んでいただきたい本を10選してご紹介します!
読書の秋におすすめの本10選!
読書の秋なら、やはりおすすめはミステリー小説です。
近代文学を読むのも楽しいですが、ミステリー小説はドキドキはらはらしながら、最後まで読んでしまう魅力がありますよね?
学生時代は良く通学電車の中で本を読みましたが、その時にお世話になった本などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
①占星術殺人事件(島田荘司)
ミステリーと言えば、私は島田荘司さんを強くおすすめします。
中でもデビュー作のこちらは、御手洗潔さんと石岡さんが大活躍して、ラストがまた素敵なんです。
バラバラ殺人事件の理由は、意外な所にあったんだとラストまで一気に読めます。
②容疑者Xの献身(東野圭吾)
東野圭吾さんもミステリー界で有名な方で、数々のドラマ化もしていますが、私が一番好きなのがこちらの小説。
犯罪を犯してしまった女性と子供を助けるべく、ある数学教授が知恵を絞ります。
ただ、助けるために、自らが罪を犯してしまう…
正に献身とも言える内容で、ラストがハッピーなのかバッドなのか…
とにかく面白い作品ですので、ぜひおすすめします。
③きんぴか(浅田次郎)
浅田次郎さんの作品は、やっぱりギャグタッチが面白いです。
三人の悪党が共同生活をしながら、自分たちの未来を作っていくと言うお話です。
それぞれのキャラが立っていて、しんみりする話やうどんと蕎麦のギャグなど、コメディタッチながらも、ラストではそれぞれが旅立ちます。
④デーミアン(ヘルマン・ヘッセ)
海外の近代文学ですが、私はヘッセさんの作の中でもこちらが大のお気に入りです。
小さい頃の過ちが原因でいじめられていたところを救ってくれるデーミアン。
主人公の心の中にはいつもある女性がいて、世界の殻を破らねば…と毎日を過ごしていきます。
ラストは思わず泣いてしまいました。
でも、デーミアンみたいな友達がいたら、素敵だろうなぁと最後まで飽きずに読める作品です。
⑤Another(綾辻行人)
こちらはアニメ化もした作品で、4年に一度の災厄に立ち向かう少年少女達のお話です。
いないものとして扱われていたヒロイン。
転校してきた主人公は、なぜかヒロインに惹かれコンタクトを取りますが、クラスメートは忠告をします。
災厄を止めるには、○○するしかない!
次々に失われていく命と、助けられるはずだった命。
かなりグロイのであれですが、ミステリー好きな方にもおすすめです。
⑥化物語シリーズ(西尾維新)
西尾維新さんの化物語シリーズは、ギャグとホラーが重なったみたいな作品です。
傷物語では、化物語のそもそもの始まりが描かれ、時折入るギャグでちょっと骨休め。
怪異と呼ばれる状況に陥ったヒロインを助けるべく、主人公の少年は吸血鬼の力を借りて解決していきます。
シリーズが長いので読破は大変かもしれませんが、アニメ化もしたので、アニメでも楽しめますよー。
⑦写楽 閉じた国の幻(島田荘司)
島田荘司さんの作品は本当におすすめが色々あるのですが、二番目におすすめしたいのが写楽です。
こちらの作品は、本編に入るまでが長いですが、いざ江戸時代編に入ると、もうタイムスリップしたかのような、江戸の生活が生き生きと描かれます。
そして、ラストでは、写楽の存在は確かにこの理由なら納得できるかも?!
そんな衝撃的なラストでした。
⑧下町ロケット(池井戸潤)
こちらドラマ化されたことで読んでみた作品ですが、2まで出ています。
裁判での争いや倒産の危機を乗り越えていく、下町の会社の話ですが、実にリアルな描写で続きが気になる展開です。
ドラマとはちょっと違ったストーリーになってますが、素敵なセリフにしびれます。
最後はハッピーエンドなので、ドラマも人気が出た意味がわかりますよー。
⑨ダ・ヴィンチ・コード(ダン・ブラウン)
こちらは、一時期大ブームを巻き起こしましたが、ラング丼教授の活躍が素敵なお話です。
映画にもなりましたが、やはり上中下巻を網羅するのは難しかったんでしょうね。
個人的には映画よりも、小説の方が数倍面白かったです。
シリーズものなので、まずこちらが最初ですが、次々と謎が解けていくか所ではドキドキしながら読みました。
⑩こころ(夏目漱石)
夏目漱石さんの作品も素敵なものが多いですが、やはり一押しは「こころ」です。
実は高校生の時に教科書に出てきた作品なのですが、主人公の裏切りとKとの関係がリアルで、最後はハッピーには終わらない、少し物悲しいストーリーです。
Kさんは朴訥で素敵な方だっただけに、主人公の仕打ちは確かに生涯負っていかねばならない罪であったのかもしれません。
秋の夜長に読書でぐっすり熟睡
それでは、読書の秋の英訳やなぜ生まれたのか、おすすめの書籍などご紹介してみました。
読書の秋が生まれたのは戦後のことですが、今ではすっかり定着しましたよね?
私は小さい頃から読書が好きで、今でも寝る前に読むと、最後まで読まないと寝られません…(-_-;)
読書が情操教育に良いとかそんな理由はさておき、読書で世界観が広がるのはぜひ体験してみたい所です。
ぜひ、家族で読書週間を過ごして、素敵な体験をしてみてください。
記事が参考になりましたら嬉しいです!^^