
お盆には仏壇にお参りするけど。
やっぱり、基本的なマナーは押さえておきたいよね。

大丈夫!お盆でも普段通り、仏壇にお参りすればOKよ?
今回は、お盆の仏壇で押さえておきたいマナーなど紹介するわ!
友人や知人宅での仏壇マナーについての基本的なポイントを抑えることは大切です。
宗派によって異なる場合もありますが、この記事では、友人や知人宅を訪問する際の仏壇参りの流れとマナー、訪問時の服装や香典の書き方、お供え物の扱い方について解説します。
知っておきたい友人・知人宅での仏壇マナー

緊急の事情があり友人や知人の葬儀に参列できなかったり、亡くなったことを後から知った場合は、葬儀後に遺族の自宅を訪れて仏壇にお参りすることが一般的です。
ここでは、友人や知人宅での仏壇参りの基本的なマナーについてご紹介します。
訪問前の連絡
まずは、遺族や故人の自宅を訪問する旨を電話で連絡します。
突然訪問すると失礼にあたる場合があるため、訪問日時を事前に相談して決めることが大切です。
訪問当日の流れ
宗派によってお線香やお参りの作法は異なる場合がありますが、ここでは一般的な流れをご紹介します。
- お悔やみの挨拶: 玄関で遺族に対し「この度はご愁傷様です」「心よりお悔やみ申し上げます」などの言葉でお悔やみを述べます。
- 仏壇での作法: 「お線香をあげさせてください」と断りを入れた後、仏壇の前に座り、お供え物や香典がある場合は静かに仏壇に置きます。お供え物の位置がわからない場合は遺族に尋ねるとよいでしょう。
- 仏壇へのお参り: 遺影や位牌に対して静かに挨拶をし、線香をあげて手を合わせます。宗派に応じたお参りを心がけることが大切です。
- お参り後のマナー: お参りが終わったら仏壇に一礼し、遺族に対しても改めて一礼をします。その後、故人にまつわる思い出話をすることもありますが、長居しないように気をつけましょう。
服装のマナー
訪問時の服装は普段着で構いませんが、派手な服装やラフすぎる服装は避けるべきです。
特に新盆や故人が亡くなって間もない時期は、できるだけ地味な服装で訪問することが望ましいです。
香典のマナー
香典を持参する場合は、香典袋の表書きに注意が必要です。
四十九日を基準に「御仏前」と「御霊前」を使い分けます。
お盆のお墓参りのマナーとは?

普段のお墓参りや月命日では、カジュアルで動きやすい服装が一般的ですが、お盆の時期には少し注意が必要です。
男性の服装
男性の場合、地域によって異なることもありますが、ダーク系のスーツや落ち着いた色合いの服装が望ましいです。
シャツは白系が無難で、ネクタイをするならば地味な色や控えめな柄を選びましょう。
また、お墓の掃除を予定している場合、白いシャツは汚れやすいので、黒やネイビーの汚れが目立ちにくいトップスが適しています。
女性の服装
女性も男性と同様に、黒やネイビーといったシンプルで落ち着いた装いが理想的です。
ワンピースやスーツ、ブラウスとスカートなどでシックにまとめ、アクセサリーは控えめにしましょう。
靴は足場の悪い場所でも歩きやすいものを選ぶとよいです。
ご先祖様や故人を迎える部屋の準備
お盆の期間中、ご先祖様や故人が現世に戻ってくる場所として仏壇をイメージしがちですが、お盆には仏壇や神棚とは別に祭壇を設けます。
この祭壇は「盆棚」または「精霊棚」と呼ばれ、ご先祖様や故人の霊が一時的に滞在する場所としての役割を果たします。
盆棚(精霊棚)の飾り付け
宗教や地域ごとに違いはありますが、一般的には仏壇の前に経机や小机を置き、その上に真菰(まこも)や敷物を敷いて、仏壇から取り出した位牌を中央に安置します。
位牌を外に出している間は、仏壇の扉を閉じておきます。
そして、精霊馬(しょうりょううま)やお供物をお供えし、棚の横に提灯を設置します。
提灯はお盆の期間中、常に灯りを灯しておきます。
白提灯は玄関や軒先に飾ることが多いですが、集合住宅に住んでいる場合やご近所との調整が必要な場合は、無理せず仏壇の脇や玄関の内側に設置しても問題ありません。
お盆の仏壇マナーを覚えておこう! まとめ
友人や知人宅を訪問して仏壇にお参りする際は、基本的なマナーを理解しておくことが大切です。
お悔やみの挨拶や服装、香典の書き方など、いざというときに困らないよう準備しておくことで、失礼のない対応ができます。
最後までお読みいただきありがとうございました!