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クリームパンの形の由来は実は日本?なぜグローブ形なのか理由も徹底解説!

クリームパンの形の由来 クリームパン

クリームパンの形の由来は日本にあり!

クリームパンって、グローブの形をしているけど。

由来は、やっぱり外国なのかな?

それがね。どうやら、由来は日本みたい。

あの形にもちゃんと意味があるんですって。

それじゃ、今回はクリームパンの形の由来について紹介するわね!

こんにちは。トレトレです。
クリームパンの形って、独特の形ですよね?
でもふと思うのは、なぜグローブの形になったんだろう?ということ。

今回は、クリームパンの形の由来はどこにあるのかや、グローブの形をしている理由などについて解説しますね!^^

クリームパンの形の由来はどこ?

クリームパンが日本に登場したのは、100年以上前の1904年とされてます。
クリームが入ってるので外国が由来と思われがちですが、クリームパンの元祖は「中村屋」という日本のパン屋さん(店主は相馬愛蔵)です。

クリームパンが日本に誕生したきっかけは、シュークリーム。
元祖の中村屋の店主が、初めてシュークリームを食べた時に感動し、パンにもクリームを詰めるアイディアが生まれたそうですよ。^^

今ではあんぱんと同じくポピュラーな菓子パンとしても有名なクリームパンですが、当時はグローブの形をしていなかったそうです。
最初は柏餅のような形をしていて、グローブの形になったのは後から。

>>>グローブの形をしている理由については、以下の記事も参考にしてください。

クリームパンに空洞が出来ないようにするには?グローブ形にはちゃんと意味があった…!
クリームパンの形に隠された秘密…クリームパンを作ろうと思ったら、空洞が出来ちゃってさ。なんで、お店みたいに作れないのかな?それはね、形に理由があるのかもしれないわ。昔からあるクリームパンって、グローブ形をしているけど、あの形にはちゃんと意味...

では、おさらいとして、クリームパンがグローブの形をしている理由も解説しますね。

クリームパンがグローブの形をしている理由は?

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クリームパンの由来は日本にありましたが、元祖とされる中村屋の主人「相馬愛蔵」さんがクリームパンを売り出したところ、飛ぶように売れたそうです。
グローブの形をしている理由は色々説はあるんですが、単純に他の菓子パンと区別がつくようにとグローブの形にしたとの説もあります。

考えてみれば、あんぱんは丸いですし、ジャムパンは楕円形をしているので、クリームパンがグローブの形をしていれば、作るのもわかりやすいですよね。
また、クリームパンは水分が多いので、パンが水分を吸ってしまうのを防ぐためとも言われてます。

元々はグローブの形をしていなかった?

クリームパンと言えば、グローブ形を思い浮かべる方も多いと思いますが、上記でもちょっと触れたんですが、作られた当初はクリームパンは柏餅の形をしていたと写真にもしっかりと残っています。

なぜ、柏餅の形からグローブの形になったかははっきりとわかりませんが、有力な説として、パン生地が発酵する時に、空洞ができるのを防ぐためとも言われています。
生地に切れ込みを入れることで、水分を逃がす意味で、あのグローブの形になったというのが有力です。

パン生地は発酵すると2倍以上膨らみますが、中に入っているクリームは当然膨らみません。
そうなると、クリームの部分に空洞ができてしまうんですね。

空洞ができてしまうと、例え使っているクリームの量が同じであっても、お客さんも「これだけしかクリームが入っていないのか…」とがっかりしてしまいますよね?

そうなると、当然売れ行きにも響いて来るので、わざと切れ込みを入れて、クリームパンだとわかりやすくすると同時に、がっかり感を出さないようにしたわけです。

つまり、クリームパンがグローブの形をしている理由は、店主がお客さんをがっかりさせないためにと、思いやりの気持ちから生まれた形だったんです。^^

まだまだある!日本発祥の菓子パン

クリームパンが日本発祥ということはわかりましたが、実は日本には他にも日本発祥の菓子パンがありますので、以下に見ていきましょう。

①メロンパン


メロンパンは普通のパンの上にクッキー生地を乗せて焼いたもので、本当にメロン果汁が入ってるパンもありますが、ほとんどのパンはメロンに似せているだけで果汁は入ってません。

メロンの皮のようなヒビが入ってるからとか、メレンゲ=メロンなど諸説ありますが、由来ははっきりしないんです。

②あんぱん

あんぱんも日本由来の菓子パンで、元祖は木村屋と言われています。
パン屋さんとしても有名な中村屋と木村屋の間の約束事として、「こしあんパンにはケシの実、粒あんパンには黒ごまをつける」というのがあったそうですよー。^^

③ジャムパン

ジャムパンもあんぱんと同じように、木村屋が元祖と言われています。
楕円形をしているパンでお馴染みですね。
あんぱんは木村屋の創業者によって考案されましたが、ジャムパンを考えたのは3代目の木村儀四郎が明治33年に開発したそうです。

④カレーパン(番外)

カレーパンは総菜パンの一種ですが、こちらも日本由来のパンと言われています。
由来は、名花堂が昭和2年に洋食パンとして売り出したのが始まりで、パン粉と揚げる発想はカツからヒントを得たそうです。

今は油が多いからと、ヘルシーなオーブンで焼くカレーパンもありますし、時代とともにパンの歴史も変わっているんですね。^^

クリームパンの形は店主の思いやりから…

それでは、クリームパンの形の由来や、なぜグローブ形をしているのかの理由などご紹介してみました。

クリームパンの由来は日本にあり、またグローブ形の意味は、ある意味店主の思いやりから生まれたものと言えそうです。
クリームパンは、今ではグローブ形以外のものも沢山ありますが、それだけパンの製法技術が進歩してきたということかもしれません。

記事が参考になりましたら嬉しいです!^^