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クリームパンに空洞が出来ないようにするには?グローブ形にはちゃんと意味があった…!

クリームパンの空洞 クリームパン

クリームパンの形に隠された秘密…

クリームパンを作ろうと思ったら、空洞が出来ちゃってさ。

なんで、お店みたいに作れないのかな?

それはね、形に理由があるのかもしれないわ。

昔からあるクリームパンって、グローブ形をしているけど、あの形にはちゃんと意味があるの。

今回は、クリームパンに空洞が出来ないようにする方法や、グローブ形にする意味を紹介するわね!

こんにちは。トレトレです。
クリームパンを自作すると、なぜか中身に空洞ができてしまうことはありませんか?
パン屋さんのクリームはぎっしりと詰まっているのに…なぜ?と疑問に思うこともありますよね。

実は、クリームパンがグローブ形になってるのには意味があり、これこそ空洞が出来ない一番簡単な方法でもあるんです!

今回は、クリームパンで空洞が出来ないようにする方法や、グローブの形をしているのはなぜなのかについてご紹介しますね。^^

クリームパンで空洞ができてしまう理由

クリームパンに空洞ができてしまうのには、主に3つの理由があるので、そちらをご紹介しますね。

理由①クリームの水分が蒸発してしまうから

クリームの水分量の度合いによっては、焼いている間にクリームの水分が蒸発してしまい、それが空洞になることがあります。

水分が蒸発する時に、パン生地を押し上げてしまうので、それが空洞の原因になることも。
もし空洞を作りたくないのであれば、クリームの固さをパン生地と同じくらいにするのがポイントです。

理由②成形時に失敗しているから

生地にカスタードクリームを乗せる時に、クリームが偏ってしまうと空洞の原因になります。
それを防ぐには、生地の中央にこんもりとクリームを乗せるのがポイントです。

また、生地を折りたたむ際に空気が入ってしまって空洞になる場合もあるので、折りたたむ時には勢いよく、ぱたんと折りたたむようにするのもポイントになります。

理由③二次発酵でもクリームが膨らまないから

パンを作る時には、二次発酵の次に焼く時に、パン生地自体は膨らみますが、中のクリーム自体は膨らまないので、その分空洞ができてしまうことがあります。

ただ、この場合、これといった解決策はありません。
もしどうしても、クリームパンで空洞ができて欲しくないなら、グローブ形にする方法があります。

グローブ形にする理由については、後述しますので、ぜひ参考にしてみてください。

クリームパンのグローブ形には意味がある?

昔のクリームパンって、グローブ形をしているものが多かったですよね。
子供に人気のアンパンマンに出てくるクリームパンマンもグローブ形をしています。

でも実は、あの形にはちゃんと意味があるんですね。

その理由とは、クリームを詰めるクリームパンではどうしても中に空洞ができやすくなりますが、成形時などに空気が入るのを防ぐためにあるとの説が有力です。

つまり、グローブ形にしてあるのは、空気を抜くための切れ目を入れた結果なんです。
空洞ができても味に大きな変化はありませんが、中を開けて空洞があると、何となく損をした気分になりますよね?

だからこそ、形をユニークにしつつ、空洞ができないように空気抜きの切れ目を入れた結果がグローブ形になった理由です。

グローブ形の元祖は中村屋?

クリームパンのグローブ形の元祖は、中村屋だと言われています。
ところが、クリームパンが最初に売り出された時には、グローブ形ではなく、柏餅の形をしていたそうです。

現存する中村屋のクリームパンの写真を見てみると、切れ目のない半円の形をしたクリームパンがはっきりとわかります。
なぜ柏餅の形からグローブに変更したのかの理由はわかりませんが、恐らく、柏餅の形のパンに切れ目を入れたら、偶然グローブ形になったのだと思います。

グローブ形には意味がありますが、由来ははっきりしないんですね。

クリームパンにわざと空洞を作る方法は?

クリームパンで空洞ができてしまう理由はわかりましたが、八天堂さんのように、中にたっぷりとクリームを詰めたパンを作る際に、わざと空洞を作りたい時もありますよね?

では、どうやって中に空洞を作るのかと言えば、以下の方法を試してみてください。

  1. 焼き上がったパンが冷めないうちに、搾り袋に直径3~5mmぐらいの口金をつけて、底に穴をあけてクリームを注入します。
  2. クリームが生クリームだと、温かいうちに入れると溶けてしまいますが、すでに加熱しているカスタードクリームを詰めるならOKです。
  3. 空洞はわざわざ作る必要はなく、生地をしっかりと膨らませて、中身をふっくらにするようにするのがポイントです。

ちなみに、中に空洞ができる生地にするポイントは、餡子を包むようにして、バターを包むと良いです。
バターがギリギリ溶けない温度で仕上げの発酵を終えると、焼く段階で空洞ができるようになります。

わざと中に空洞を作るなら、ぜひ上記の方法を試してみてくださいね。^^

クリームパンで空洞を作らないために

それでは、クリームパンで空洞ができてしまう理由と対策方法、逆に空洞を生地内に作る方法などご紹介してみました。

菓子パンは、空洞ができやすいので、悩んでいる方も多いと思います。

ただ、空洞ができるには理由がありますし、なるべくできないようにする方法もあります。

どうしても空洞が嫌なら、グローブ形にして、空気抜きの切れ目を入れてみるのも良いですね。
グローブ形のクリームパンは余り見かけなくなりましたが、手作りにするなら、あの形にもちゃんと意味があることを知って、真似してみるのも良いですよね。

記事が参考になりましたら嬉しいです!^^