
お中元を郵送じゃなく手渡ししたいんだけど…
やっぱり時間を気にした方がいいのかな?

そうね!相手の時間に合わせるのがマナーだと思うわ。
今回は、お中元を手渡しする時のマナーを紹介するわね!
お中元は郵送するケースも多いですが、直接手渡しする場面もあるので、その時に気になるのが時間です。
今回は、手渡し時の時間や日時の決め方などのマナーをご紹介します!
お中元を手渡しする時のマナー

お中元を郵送する方も近年増えていますが、手渡ししたい時もあると思います。
もし、お中元を手渡ししようと考えているなら、以下のマナーを守るようにしてみてください。
まず先方の都合を伺い日時を決める
お中元を手渡しするなら、できるだけ早いうちに先方の都合を伺うのが第一です。
日時を決めてからでないと、先方が外出するなどしていない場合もありますし、忙しい時間に来られたら相手の迷惑になってしまいます。
もし時間などを伺いたいなら、電話でもよいですが、目上の方に連絡する場合は、あらかじめ手紙を送るのがポイントです。
いきなりだと先方に迷惑がかかりますし、ある程度余裕をもって時間などを決めておかないと、お中元の商品が生ものだった場合、手渡す前に傷んでしまう可能性があります。
なので、日時を決める時には、できるだけ早めに先方に連絡を取り、商品を渡しそびれることのないようにしてみてください。
訪問する時間帯に注意
もしお中元を手渡しするなら、訪問する時間帯にも注意が必要で、朝食時はもちろん、お昼時や夕食の時間帯は避けた方がいいでしょう。
万が一事故などで遅れる場合は、前もって連絡を入れるのも忘れないでください。
また、約束の時間の10~15分前などは逆に早すぎて先方に迷惑をかけてしまうので、早すぎる時間帯も問題です。
とはいえ、約束した時間に遅れたら、先方にも迷惑をかけてしまうので、目安としては2~3分前に着くようにします。
どれだけ早く着くとしても、5分前程度にして、先方にも準備する時間が必要なことを忘れないでください。
お中元を渡す時のマナー
先方が親しい間柄なら普通に渡しても問題はありませんが、目上の人に渡すなら、以下のマナーを参考にしてみてください。
- 紙袋や風呂敷の中から紙袋を取り出し、一旦正面を自分側に向けてから、机などに置きます。
- 自分側に向けたものを目で確認後、時計回りに90度、さらに90度と2回に分けて回し、相手側に正面を向けてから、両手を添えて差し出しましょう。
もし、部屋が和室などテーブルがない時には、両手で畳の上を滑らせるようにして先方へ差し出すのがポイントです。
ただ、マナーを守るのに気を取られて緊張してしまうと、不自然な感じを与えてしまうので、相手側に正面を向け、すっとテーブルなどに置く方が自然に見えることもあります。
ちなみに、手元に残った紙袋などは、さっとまとめてから持ち帰りましょう。
お礼のあいさつのマナー
お中元を手渡しするときには、お世話になっているお礼を手短にまとめるのも重要なポイントです。
たとえば「いつもお世話になっております。心ばかりですが…」や「日頃の感謝のしるしとして、お口にあえば良いのですが…」などと挨拶してください。
良く使われる「つまらないものですが…」という挨拶は、ネガティブなイメージが強いのと「自分がつまらないと思ってるものをくれるの?」などと取られる場合があるので、近年では避ける方が多いようです。
訪問する日時や時間帯に気をつけよう まとめ
それでは、お中元を手渡しするときのマナーとして、訪問する日時や時間帯に関する注意点などご紹介してみました。
先方を訪問するときには、相手に迷惑にならないように、まず日時を伺い、その上で早すぎず遅すぎない時間帯に訪問するのがポイントです。
早く着きすぎても迷惑になるので、約束の2~3分前に到着するように時間を決めてみてください。
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