4月9日は大仏開眼の日なんだって。
開眼と言えば、画竜点睛をがりゅうと呼んでいたことを思いだすよ。
どうでもいい話だけど、私もがりょうと読めなかったわ。
今回は、4月9日が大仏開眼の日になった由来や面白雑学など紹介するわね!
4月9日は大仏開眼の日ですが、東大寺の大仏って実物はすごく大きいらしいですね。
今回は、なぜ4月9日が大仏開眼の日になったのかの由来や面白い雑学などご紹介します!
4月9日は大仏開眼の日
4月9日は大仏開眼の日ですが、752年に奈良の東大寺で大仏開眼供養が行われたことを記念して制定されました。
大乗仏像の1つで、正式名称は「盧舎那仏坐像」ですが、今は奈良の大仏が通り名として知られています。
仏像が作られた当時は、奈良時代の中期に当たり、自然災害は天然痘などの疫病などが発生し、加えて皇族内の反乱、朝鮮半島の新羅との関係悪化など、お世辞にも平安な時代ではありませんでした。
そこで聖武天皇が仏教によって国を守ろうとのことで、日本の各地に国分寺を建設するように御触れを出します。
その総国分寺が奈良の東大寺で、建てられた仏像も特別な意味を持つようになったとの由来があるんですね。
お大仏の手にはなぜ水かきがついているの?
奈良の大仏もそうですが、仏像には指の間に水かきみたいなのがついていますよね?
実はあの水かきにもちゃんと意味があるそうで、主に2つの説が残っています。
慈悲の心説
大仏の水かきは「まんもんそう」と呼ばれ、水を下に1滴ももらさないようにするため、水かきがついているとの説です。
水と同じように、人の心も下に漏らさず、救い上げて助けるために水かきがついているなんて言われています。
苦行の結果説
当時の僧侶は苦行をしていましたが、その修行の一環に全国を行脚するというのがあり、どんな場所でも生き抜けるためには、水の中でもしっかりと泳げなければいけませんでした。
修行の最中に命を落とす僧も多い中、この修行を切り抜けた=大海原を泳ぎ切った証として、手に水かきがついているとの説です。
おでこの丸いボタンのようなものの正体
大仏のおでこについているボタンのようなほくろのようなものは「白毫(びゃくごう)」と呼ばれるもので、実は産毛の一種とされています。
白毫には、全世界の人々の悩みを見通し、救済する力があるとの意味で付いているんです。
巻き尺が右回りについている独特のヘアスタイルもまた、仏像の大きな特徴です。
仏像の独特のポーズの意味は?
大仏の右手の手のひらを見せるようにしているポーズは、施無畏(せむい)と呼ばれるポーズで、人々に力を与えると同時に自身に畏れはないということを意味しています。
また、左手のポーズは与願印(よがんいん)と呼ばれるもので、さまざまな人の願いを叶えるという意味があるんですね。
決して、お金を無心しているわけではないので、ふざけて子供に教えないようにしてくださいね。
4月9日の出来事一覧
4月9日は大仏開眼の日ですが、過去の4月9日に起きたできごとなどを一覧でまとめてみましたので、参考にしてみてください。
4月9日が誕生日の芸能人は誰?
- 坂本 花織(さかもと かおり):2000年4月9日生まれ。日本のフィギュアスケート選手。
平昌冬季オリンピックで、初の五輪出場と入賞を達成。 - 山下 智久(やました ともひさ):1985年4月9日生まれ。日本の歌手、タレント。
ジャニーズ「NewS」の元メンバー。 - ミラクルひかる:1980年4月9日生まれ。日本の物まねタレント、歌手。
2008年に、ミニアルバム「Miracle 1」で歌手デビューを果たす。
4月9日は奈良の東大寺にお参りに行こう! まとめ
それでは、4月9日が大仏開眼の日になった由来や、ちょっと面白い雑学などご紹介してみました。
奈良の大仏として親しまれている仏像には、ポーズやヘアスタイルなどにもちゃんと意味があったんですね。
開眼供養を行った日でもあるので、ぜひ、当日は大仏にお参りをしてご利益をもらってください。
最後までお読みいただきありがとうございました!