3月26日はカチューシャの唄の日なんだって!
でもカチューシャの唄ってどんな歌なんだろう?
古い歌だから私も知らなかったの!
今回は、3月26日がカチューシャの唄の日になった由来など紹介するわね!
3月26日はカチューシャの唄の日ですが、私は知らない曲でしたが、ご存じの方もいらっしゃるでしょうか?
今回は、カチューシャの唄はどんな歌なのかや記念日になった由来などご紹介します!
3月26日はカチューシャの唄の日
3月26日はカチューシャの唄の日ですが、1914年に島村抱月さんと松井須磨子さんが旗揚げした芸術座でトルストイの「復活」の初演で歌われたのがカチューシャの唄だったみたいです。
劇中で使われたカチューシャの唄が大ヒットしたことで、日本の歌謡曲と賛美されました。
カチューシャの唄は、YOUTUBEなどでも聴けるので、気になった方は上記の動画なども参考にしてみてください。
ただ、大正3年の歌なので、音質はそれほど高くありません。
当時のヒット曲を聴いてみると、当時の人たちがどんな曲を好んだのかもわかる気がします。
ちなみに、美空ひばりさんなどの歌手がカバーしたタイプもあります。
カチューシャの唄が使われた復活はどんな劇?
カチューシャの唄が使われた復活という劇は、ロシアの小説家レフ・トルストイの代表作とも言われ、1899年に雑誌にも連載されました。
大本のストーリーは、ロシアの貴族ネフリュードフが殺人事件の裁判に陪審員として出廷した際、被告人の女性が彼がかつて弄んで捨てたカチューシャだった…。と始まります。
カチューシャは身ごもっていて、子どもを産みながら生活をするために娼婦になりますが、殺人事件にも関わる羽目になります。
ただ、カチューシャには殺意がなかったとのことで減刑される予定でしたが、手違いによって重罪となり、シベリアへの徒刑が宣告されてしまうんですね。
ここでカチューシャを捨てた貴族のネフリュードフは罪の意識に目覚め、彼女の恩赦を求めて奔走し、最後には彼女に人生をささげる決意をするというのがおおよそのストーリーです。
なかなかに波乱万丈なストーリーですので、気になった方は復活の劇もぜひ見てみてください。
カチューシャの唄はどんな歌詞?
カチューシャの唄は、歌詞も昔風ですが、団塊世代の方ならもしかするとご存じかもしれません。
- カチューシャかわいや わかれのつらさ
せめて淡雪 とけぬ間と
神に願いを(ララ)かけましょうか - カチューシャかわいや わかれのつらさ
今宵ひと夜に 降る雪の
あすは野山の(ララ)路かくせ - カチューシャかわいや わかれのつらさ
せめて又逢う それまでは
同じ姿で(ララ)いてたもれ - カチューシャかわいや わかれのつらさ
つらいわかれの 涙のひまに
風は野を吹く(ララ)日はくれる - カチューシャかわいや わかれのつらさ
ひろい野原を とぼとぼと
独り出て行く(ララ)あすの旅
上演当日、劇場の廊下に歌詞を大きく書いた紙を貼り出したところ、メモしようと客が群がり、合唱となったエピソードもあります。
カチューシャは現代では髪留めの名前になっていますが、当時はロシアの女性「エカテリーナ」さんの愛称を指していたそうです。
なぜ日本で髪留めがカチューシャになったかといえば、「カチューシャ」を演じる松井須磨子さんの髪留めが話題となり、髪留め=カチューシャと呼ばれるようになったとのつながりもあります。
3月26日の出来事一覧
3月26日はカチューシャの唄の日ですが、過去の3月26日に起きたできごとなどを一覧でまとめてみましたので、参考にしてみてください。
3月26日が誕生日の芸能人は誰?
- 宮原 知子(みやはら さとこ):1998年3月26日生まれ。日本のフィギュアスケーター。
2018年平昌オリンピック個人戦で4位を受賞。 - 渡辺 麻友(わたなべ まゆ):1994年3月26日生まれ。日本の元女優、元歌手。
女性アイドルグループ「AKB48」の元メンバー。 - 柳楽 優弥(やぎら ゆうや):1990年3月26日生まれ。日本の俳優。
NHK「おんな城主 直虎」で大河ドラマに初出演。
3月26日は復活の映画を見てみよう! まとめ
それでは、3月26日がカチューシャの唄の日になった由来、元ネタになった復活とはどんなストーリーなのかなどご紹介してみました。
復活はトルストイの代表作でもあり、一度は原作も読んでみたいです。
カチューシャの唄は知りませんでしたが、当時の唄って独特の雰囲気があります。
ぜひ、3月26日は古き良き名作にも触れてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!