エイプリルフールは元々海外が起源と言われてるけど…
一体いつ頃から始まったのかな?
諸説あるけど、イギリス説とフランス説が有力みたいよ?
今回は、エイプリルフールの起源について、いくつか説を紹介するわね!
エイプリルフールっていつ頃から始まったのかがはっきりしませんが、有力なのはイギリス説とフランス説と言われています。
今回は、エイプリルフールの起源について、いろいろな説をご紹介しますね!
エイプリルフールの起源は諸説あり
エイプリルフールの起源ははっきりとしませんが、以下に有力な説などご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
説①キリストの命日
エイプリルフールの起源として、ユダ(12使徒のひとりだった)の裏切りを忘れないようにと記念日にした説があります。
なぜなら、4月1日がキリストが処刑された命日とされているからです。
ただ、こちらの説は都市伝説に近いので、有力とは言えません。
説②フランスの国王に反対
こちらは一番有力とされる説ですが、フランスの暦に関連する説です。
フランスでは昔3月25日を信念として祝い、4月1日が祭りの終了日でした。
ところが、ときの国王シャルル9世が1546年、1月1日を新年とするグレゴリオ暦を採用することになります。
ただ、これが国王の逆鱗に触れてしまい、関係者は処罰されてしまいます。
この事実から、4月1日がエイプリルフールとして広まったというのが有力な説とされています。
説③インドの仏教徒
インドの仏教徒が起源とされる説もあります。
春分の日から3月末まで悟りの修行をしていたインドの仏教徒は、4月1日には迷いが生じることが多く、揶揄節と呼んでいたのが起源とされる説です。
この風習が広まり、世界にもエイプリルフールが広まったという説です。
説④ノアの箱舟
聖書がエイプリルフールの起源とされる説もあります。
旧約聖書のお話の中でも有名な「ノアの箱舟」ですが、神様から大洪水の予言を受けたノアが巨大な船(ノアは巨人族だったため)を作り、あらゆる動物をつがいにして乗せたという話は聞いたことがある方も多いと思います。
洪水の後ノアが鳩を放して陸地を探させますが、発見日が4月1日だったという説ですね。
なので、4月1日は無駄な捜索であったことを揶揄して、エイプリルフールと名付けたなんて説もあります。
説⑤イギリスも有力
イギリスが起源説も有力ですが、イギリスには「オークアップルデー」というお祭りがあり、王政復古を祝う日で5月29日に開催されます。
当日は、午前中だけオークアップルの実を身につけ、国王への忠誠を示す日とされているんですね。
この風習とエイプリルフールが混ざり合ったことで、午前中に嘘をつく風習が生まれたという説です。
ちなみに、イギリスのエイプリルフールでは、午後にネタばらしをして笑い合うとのスタンスを取っています。
ただ、午前中にだけ嘘をつく風習はイギリスのみで、ほかの国では一日中続くことが多いため、いつネタばらしをするのかが重要です。
4月1日は日本では不義理の日?
エイプリルフールが日本に来たのは大正時代で、欧米から伝わったとされます。
ただ、エイプリルフールが4月1日として定着される以前は、4月1日は不義理の日と呼ばれていたそうなんです。
元々は中国の風習が伝わったものですが、不義理の日には、不義理を働いていた男女に対して、謝罪や挨拶などで関係を改善する日とされていました。
なので、不義理を推奨する日ではなく、逆に不義理を反省する日でもあったんですね。
日本のエイプリルフールの起源は、海外とは真逆の意味で始まったというのはちょっと面白い事実ですね。^^
エイプリルフールの起源はやっぱり不明 まとめ
それでは、エイプリルフールの起源となる諸説のご紹介と日本に伝わる風習などご紹介してみました。
結論を言えば、エイプリルフールの起源はどこからかなのかはっきりとしません。
ただ、海外の説を見てみると、国独特の風習が元になっているようで、その国に伝わる説を信じるのが一番良いと思います。
ぜひ、エイプリルフールには良い嘘をついて場を和ませ、ジョークで笑い合ってみてください!