僕は鶏皮が大好きなんだけど、カロリー的にはどうなの？
捨てるのももったいない気がするんだよね。
確かに高カロリーだけど、実は栄養価が高い部分なのよね。
今回は、鶏皮を食べた方が良い理由など紹介するわ！
スーパーで鶏もも肉を買うと、皮がついていることがありますよね。
「脂が多そう」「太りそう」と、つい取り除いて捨てていませんか？
実はその鶏皮、意外にも栄養が豊富で、調理法を工夫すればおいしく健康的に楽しめる食材なんです。
実は栄養たっぷり！「鶏皮」を食べずに捨てていませんか？
焼き鳥の人気メニューとして知られる「鶏皮」ですが、スーパーで鶏もも肉やむね肉を買うと、皮がついていることも多いですよね。
あなたはこの鶏皮、どうしていますか？
調理して食べる派でしょうか、それとも「脂っこそう」「カロリーが気になる」と取り除いてしまう派でしょうか。
実際、鶏皮を敬遠する人は意外と多いようです。
しかし本当に「体に悪い食べ物」なのでしょうか？
カロリーは高めでも、意外に栄養が豊富！
鶏皮1枚（約40g）あたりのカロリーは約199kcal。
脂質は19g前後と確かに高めですが、良質なたんぱく質も約4g含まれています
一方で、鶏皮には体にうれしい栄養素も多く含まれています。
血液の凝固を助けるビタミンK、皮膚や粘膜を健康に保つビタミンA、そしてエネルギー代謝をサポートするナイアシン（ビタミンB3）などが代表的です。
また、鶏皮はコラーゲンが豊富な部位でもあります。
美容や関節の健康を保つサポート成分として知られていますが、実際に摂取したコラーゲンがそのまま肌に届くわけではないものの、体づくりに役立つたんぱく質源のひとつとして注目されています。
食べる・食べないは「目的」で選んでOK
「鶏皮は脂が多いから太る」「体に悪そう」という声もありますが、栄養士によれば、食べるかどうかは“目的次第”で決めればよいとのこと。
たとえば、脂質やカロリーを抑えたい減量中の人なら、鶏皮を外すことで摂取エネルギーを大きく減らすことができます。
一方で、栄養バランスを意識しながら適量を取り入れたい人、食材を無駄にしたくない人、鶏のうまみを存分に味わいたい人は、むしろ上手に調理して活用するのがおすすめです。
大切なのは「鶏皮＝悪」と決めつけないこと。
脂質の多い部位だからこそ、摂取量を工夫すれば満足感を得やすく、結果的に食べ過ぎ防止にもつながります。
おいしく食べるためのひと工夫
鶏皮の脂が気になる場合は、「油抜き」を行うのがおすすめです。
焼くときはフライパンでじっくり加熱し、皮がカリッとするまで焼けば、香ばしさと旨味を残しつつカロリーを抑えられます。
さらに、ゆでた鶏皮を細かく切ってポン酢で和えたり、酢の物やサラダにトッピングするなど、あっさり食べられるアレンジもおすすめです。
保存したいときは、平らに伸ばしてラップで包み、冷凍庫へ。
1カ月ほど保存でき、必要なときにすぐ調理できます。
スープやチャーハンの具に使えば、コクをプラスしつつ無駄なく活用できます。
まとめ：上手に取り入れて「もったいない」をなくそう
鶏皮は高カロリーだからと敬遠されがちですが、実際にはビタミンやたんぱく質、コラーゲンなど体にうれしい成分が豊富です。
食べ方を工夫すれば、余分な脂を落としつつ旨味も栄養も楽しめます。
健康や美容を意識しながら、日々の食事に少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。
「捨てるのはもったいない」—
—そんな気持ちから、鶏皮の魅力を再発見してみるのもいいかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました！
