初盆の時って、普段以上に気を使うよね。
お盆のお参りマナーをおさらいしておかないと!
そうよね!マナーは大切だわ。
今回は、お盆のお参りで気を付けることを紹介するわ!
帰ってきた霊をお供え物や提灯で迎えて供養する大切な時期ですが、特に初めて迎える「新盆(初盆)」は、特別に丁寧な供養が行われます。
この記事では、お盆に関する基本的なマナーや知識、新盆(初盆)ならではの特別な習慣についてご紹介します。
新盆(初盆)でのお参りマナー
新盆(初盆)に参拝する際は、供養の気持ちを表すためにお供えを持参するのが一般的です。
お供えの方法としては、以下の3つの選択肢があります。
- 香典(現金)をお供えする
- 香典の代わりにお供え物を持参する
- 香典とお供え物の両方を用意する
地域ごとに異なる習慣があるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
一般的には、法要日やお盆の期間中にお供えを持参するのが良いとされています。
訪問のタイミングとしては、お盆の入りである8月13日か、または中日である14日が適しています。
やむを得ず出席が難しい場合でも、同時期に送れるように配送手配を行えば問題ありません。
香典の相場とマナー
新盆(初盆)は特別な行事であるため、通常のお盆とは異なり香典を包む場合があります。
地域の風習によるため、事前に必要かどうか確認しておくと安心です。
香典を用意する場合、故人や遺族との関係性に応じて3,000〜5,000円が一般的な相場です。
ただし、これはお供え物と合わせた場合の金額であり、どちらか一方の金額を抑えるケースも多く見られます。
お供え物とのバランスを考えた金額設定
例えば、香典で3,000円を包む場合は、お供え物を2,000円程度に、5,000円のお供え物を贈るなら香典は渡さないなど、バランスを考えて金額を決めることが重要です。
無理のない範囲で設定することが大切です。
お供え物の相場とマナー
お供え物の全国的な相場は3,000〜1万円程度と幅がありますが、これは地域ごとの習慣によって、お供え物と香典の両方を贈る地域と、どちらか一方を贈る地域が分かれるためです。
地域の風習に詳しい方に確認しておくと安心です。
新盆(初盆)とは
新盆(初盆)は、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆のことを指します。
四十九日が明けて初めて迎えるお盆を新盆(初盆)とし、通常のお盆よりも丁寧に供養を行います。
地域によって呼び方が異なることもあり、事前に確認を取ることが推奨されます。
お盆のお供えの基本・五供(ごく)
お盆のお供え物として一般的に五供(ごく)と呼ばれるものがあります。
これには、香・灯燭・花・浄水・飮食の5つが含まれ、それぞれを棚に飾りつけます。
棚には真菰(まこも)を敷き、葉付きの青竹を四隅に立て、しめ縄を張ります。
位牌や故人の好物なども供えます。
新盆(初盆)のお供え物の定番
新盆(初盆)は、故人の魂が初めて遺族のもとに帰ってくる特別な日であり、参列する際には適切なお供え物を持参するのがマナーです。
線香やお花、消え物のギフトが一般的です。
のし紙は、白黒の結び切りで表書きは「御供物」、基本的には「外のし」で用意します。
お供え物に避けた方がよいもの
仏教の教えに基づき、魚介類や肉類などの生ものは避け、故人の好きだったものも配慮(亡くなった故人を思い出してしまうので避けるべき)して選ぶ必要があります。
特に遺族の心情に配慮し、適切なお供え物を選びましょう。
初盆のお参りマナーに気を付けよう! まとめ
新盆(初盆)と通常のお盆との違いは、故人が亡くなってから初めて迎える法要であるという点にあります。
遺族の気持ちに寄り添い、失礼のないように準備を整えることが大切です。
最後までお読みいただきありがとうございました!