
7月15日はウィルキンソンの日だね!
ウイルキンソンの炭酸水は、刺激が強くて好きなんだよね。

フレーバーの種類が多いのも素敵よね。
今回は、7月15日がウィルキンソンの日になった由来など紹介するわ!
東京都墨田区吾妻橋に本社を置くアサヒ飲料株式会社が制定した「ウィルキンソンの日」
「ウィルキンソン タンサン」は1904年に誕生し、120年以上の歴史と信頼を誇るブランドです。
この記念日は「ウィルキンソン」をさらに多くの人に知ってもらうことを目的としています。
7月15日はウィルキンソンの日

日付は「ウィルキンソン タンサン」の創始者であるイギリスの実業家ジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏の誕生日、1852年7月15日に由来します。
この記念日は2024年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
アサヒ飲料株式会社
アサヒ飲料株式会社は1972年4月1日に創立し、1982年3月30日に設立されました。
資本金は約110億円、2024年4月時点での従業員数は2430名です。
同社は「三ツ矢サイダー」や「バヤリースオレンジ」、「WONDA」シリーズ、「十六茶」、「カルピス」シリーズなど、長く愛されている飲料を製造・販売しています。
ジョン・クリフォード・ウィルキンソンの発見
ジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏は、1889年に兵庫県宝塚で炭酸鉱泉を発見し、その水をロンドンの試験場に送り分析しました。
1890年にイギリスから資材と設備を取り寄せ、鉱泉の瓶詰め生産を開始し、「TAKARADZUKA MINERAL WATER」を発売しました。
これが後の「TANSAN」となります。
ウィルキンソン タンサンの誕生
1904年には工場を兵庫県西宮市塩瀬町に移転し、「宝塚工場」として操業開始しました。
炭酸水のブランドを「ウヰルキンソン タンサン」と名付け、国内外で販路を広げました。
1989年にはロゴのカナ表記を「ウヰルキンソン」から「ウィルキンソン」に変更し、2024年にはブランド誕生120周年を迎えました。
関連する記念日
アサヒ飲料は他にも「三ツ矢サイダーの日」(3月28日)、「カルピスの日」(7月7日)、「十六茶の日」(毎月16日)を制定しています。
ウィルキンソンの進化
「ウィルキンソン」は1966年にエメラルドグリーンの瓶に進化し、多くのバーで使用されるようになりました。
そして、2011年にはPETボトルの「ウィルキンソン タンサン」が発売され、炭酸水を直接飲む文化が広まりました。
ジンジャエールの謎
「ウィルキンソン」には「ウィルキンソン ジンジャエール」と「ウィルキンソン ドライジンジャエール」の2種類があります。
「ジンジャエール」は辛味の強い味わいで、「ドライジンジャエール」はさっぱりとした味わいです。
100年を超える歴史

1852年 (嘉永5年)
- ジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏が英国で誕生。
1872年 (明治5年)
- ジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏が日本に渡航。
1889年 (明治22年)
- ジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏が兵庫県宝塚で炭酸鉱泉を発見。
- 鉱泉水をロンドンに送り、優れた食卓用鉱泉であることが確認され、瓶詰めが企画される。
1890年 (明治23年)
- イギリスから資材と設備を取り寄せ、鉱泉の瓶詰めを開始。
- 「TAKARADZUKA MINERAL WATER(宝塚ミネラルウォーター)」として発売される。
1892年 (明治25年)
- 薬効水として「TAKARADZUKA MEDICINAL WATER」を発売。
1893年(明治26年)
- 「TANSAN」を商標として制定し、ミネラルウォーター「TANSAN」を発売。
1901年 (明治34年)
- 輸入品クラウンコルクの使用を開始。
1904年 (明治37年)
- ザ クリフォード ウヰルキンソン タンサン ミネラル ウォーター有限会社を設立。
- 工場を兵庫県西宮市塩瀬町に移転し、「ウヰルキンソン タンサン」として国内外に販路を拡大。
1923年 (大正12年)
- ジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏が亡くなり、経営はミセス・プライスが引き継ぐ。
1937年 (昭和12年)
- クリフォード ウヰルキンソン タンサン鉱泉株式会社が設立。
1949年 (昭和24年)
- バヤリース・オレンヂ・ジャパン社が設立され、ウヰルキンソン社が製造を担当。
1951年 (昭和26年)
- 朝日麦酒株式会社(現アサヒビール株式会社)と販売契約を締結。
1966年 (昭和41年)
- ジンジャーエール、ドライジンジャーエール、レモネード、トニックの4品種をエメラルド・グリーン瓶で新発売。
1979年 (昭和54年)
- 東京サミットで「ウヰルキンソン タンサン」が飲料水として採用。
1983年 (昭和58年)
- 朝日麦酒株式会社がウヰルキンソン商標権を取得し、製造と販売の一貫体制を確立。
1989年 (平成元年)
- ロゴのカナ表記を「ウヰルキンソン」から「ウィルキンソン」に変更。
- 「ジンジャーエール」の表記も統一。
1991年 (平成3年)
- アサヒ飲料株式会社 明石工場で生産を開始。
2004年 (平成16年)
- ウィルキンソンブランド生誕100周年を迎える。
2011年 (平成23年)
- 「ウィルキンソン タンサン」の500ml PETボトルを発売し、炭酸水の直接飲用スタイルを市場に定着させる。
2012年 (平成24年)
- 「ウィルキンソン タンサン レモン」の500ml PETボトルを発売。
2024年 (令和6年)
- ウィルキンソンブランド誕生120周年を迎える。
ウイルキンソンの歴史は長い まとめ
ウィルキンソンの歴史は、ジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏が英国で誕生し、日本で炭酸鉱泉を発見したことから始まります。
長い歴史の中で、多くの革新と進化を遂げ、現在も愛され続けています。
最後までお読みいただきありがとうございました!