有給は義務のはずなのに、お礼を言うのが暗黙のルールみたいなのあるよね。
実際、お礼は必要なのかな？
必須ではないけど、感謝の意を示しても悪いことはないと思うわ。
今回は、有給休暇を取ったらお礼を言うべきかなど解説するわ！
労働者の権利である「有給休暇」
職場で有給を取った後に同僚や上司に感謝の意を伝える場面をよく目にします。
しかし、「感謝の意を示す必要はない」という意見も存在します。
有給休暇に対してのSNSでの反応
有給を取る際に「お礼」は本当に必要なのでしょうか。
SNSの声を調べてみました。
「この風潮が有給を取りづらくしている」
お礼は不要派の意見
「お礼は不要」派の意見としては、「有給は労働者の権利だから感謝を示す必要はない」「なぜ有給を使うことに感謝しなければならないのか」というものが多く見られます。
SNS上では「権利なのにお礼を言うなら、休憩後にも感謝しなければならなくなる」「お土産を買うことはあるけれど、感謝の意を伝える必要はない」などの声が上がっています。
また、「有給のたびに感謝するのは面倒だし、時間の無駄」「この風潮が有給を取りづらくしている」とデメリットを指摘する意見もあります。
お礼が必要派の意見
一方、「お礼は必要」派からは、「権利だとしても、周囲に迷惑をかけるのは事実」という声があります。
「代わりに仕事を調整してくれる人がいるから、お礼を言うのは当然」「有給取得を事前に決めていた場合でも、礼儀として何かしら言うべき」と考える人も多いです。
「お礼と一緒に業務の引き継ぎの確認をすればいい」「お礼を伝えてから『休み中に何か問題がありませんでしたか？』と話し始めることで、相手も気持ちよく業務の話に入れる」といった声もあります。
中には、「自分が休んだことで他の人の仕事が増える場合はお礼を言う」「前もって取得していた有給なら言わない」など、状況に応じて使い分けている人もいます。
有給明けにお礼は言うべきなのか？
ある会社員は、「有給を使うときに頭を下げなければならないのか」と疑問に感じています。
自分が休んでいる間に他の人がフォローしてくれるならまだしも、有給中の仕事はほとんど進んでいないため、結局、自分で片づけることが多いとし、“お礼は必要ないのでは？”と考えていたそうです。
ところが、有給消化後に上司から「休んだら部署の人に一言言うように」「あなたの仕事を分かる人がいなくて困った」と指摘されました。
「皆さんはどう思いますか？」という問いかけに、ネット上では賛否両論が巻き起こりました。
相談者の意見に賛成の人からは、「何に対してのお礼なのかわからない」「有給は国から与えられた権利で、会社からの厚意ではない」「お互いに同じ日数を休むのに、礼を言う必要はない」との声が上がっています。
一方、反対派の意見としては、「急な有給ならお礼は基本」「お礼とまではいかなくても、『今日からまた頑張ります』くらいは言うべき」「相手が求めるなら言った方がいい」などの声があります。
「お礼の言葉で人間関係が円滑になるなら安いもの」「言って損するわけでもないから、とりあえずお礼言っとけば？」との意見も見られました。
有給中に何をしたか報告しないといけない？
「有給取得のお礼問題」が議論される中、別の“有給取得の暗黙ルール”に悩む人もいます。
クリエイティブサーベイの「有給休暇に関する意識調査」では、有給休暇取得時の“暗黙ルール”についても取り上げられました。
男性部門の暗黙ルールでは、第1位が「入社1年目は有給を取得できない」、第2位以降には「休暇中に何をしたのか報告しなければならない」「月末・月初は有給を取れない」「慶弔以外の理由では取得できない」「旅行に行った際にはお土産を買ってこなければならない」などが並びました。
一方、女性部門の第1位は「休暇中に何をしたのか報告しなければならない」、第2位は「1日に1人しか取得できない」がランクイン。
男女によって有給取得時の気になる点が異なることが明らかになりました。
他の回答には「取得前に部署全員に挨拶しなければならない」「土日祝日を含めた取得ができない」などの声もあります。
嬉しい有給の裏には、さまざまな悩みや暗黙ルールが隠されているようです。
有給休暇自体のお礼は言っておいた方が良い まとめ
有給取得後に感謝の意を示すべきかと言われれば、必ずしもそうではないでしょう。
しかし、お礼を言うことで人間関係が円滑になることも事実です。
人や組織によって考え方は異なるため、正解はありませんが、皆が気持ちよく有給を取得できるようになるといいですね。
有給取得時の「お礼」について、あなたはどう思いますか？
最後までお読みいただきありがとうございました！
