生牡蠣にあたるって割と良く聞くけど…。
火を通したカキフライでもあたることがあるんだって?
それが実例もあって、本当らしいのよ。
今回は、牡蠣フライでもあたる理由など紹介するわ!
スーパーで販売されているカキフライは、適切に加熱されているため、食中毒の心配はほとんどありません。
私自身、カキフライで体調を崩した経験はありませんが、ネット上ではそのような話も見かけます。
火が通っているはずのカキフライで、なぜ食中毒が起こるのか、どうすれば安全に食べられるのか調べてみました。
牡蠣フライにあたるのはなぜ?
ネットで「カキフライであたった」という話を見ると、多くは衛生状態の悪い店で食べたというものです。
ほとんどの店は安全ですが、一部には不衛生な店も存在するかもしれません。
牡蠣の食中毒の主な原因はノロウイルスです。
ノロウイルスは感染力が強いですが、しっかり加熱すれば死滅します。
カキフライは加熱しているため、生牡蠣よりはるかに安全です。
ただし、十分に加熱されていない場合はリスクが残ります。
安全に食べるためには、カキフライでも十分な加熱が必要です。
飲食店でも牡蠣フライにあたる可能性はある
飲食店で古い牡蠣を使ったり、加熱が不十分だったりすることがあるかもしれません。
清潔感のない店ではカキフライを頼まない方がいいでしょう。
冷凍カキフライも、製造元で加熱が足りなかった可能性があるかもしれません。
小さな子供や高齢者、体調が悪いときは特に注意が必要です。
カキフライで食中毒が起こると症状は?
カキフライで食中毒が起こると、ノロウイルスや他の細菌による急性胃腸炎が発生し、激しい腹痛や下痢が数時間から十数時間続きます。
嘔吐を伴うこともあり、重症化すると熱が出ることもあります。
私の場合、生牡蠣を午前中に食べ、その日の夜にひどい下痢が始まりました。
熱や嘔吐はありませんでしたが、何度も水状の便が出て、一晩中トイレにこもる状態でした。
ノロウイルスの潜伏期間
ノロウイルスの潜伏期間は12時間から3日で、平均的には1〜2日です。
私の場合は、朝食べた牡蠣が夜に症状を引き起こしました。
カキフライで食中毒を防ぐために
飲食店で提供されたカキフライに異臭がする場合は、店員に伝えましょう。
同様に、自宅で解凍したカキフライに異臭や異味がある場合は食べないでください。
自宅でカキフライを作る場合は、新鮮な牡蠣を使い、十分に加熱することが重要です。
85℃以上で1分間以上加熱することでノロウイルスは死滅します。
自宅でカキフライを揚げる際には、中の温度をしっかり確認しましょう。
生食用と加熱用の牡蠣について
牡蠣には、生食用と加熱用の2種類がありますが、これは単に鮮度の違いで区別しているわけではありません。
生食用と加熱用の牡蠣の違いは、育てられた海域や浄化処理の方法にあります。
生食用牡蠣
生食用の牡蠣は、水質調査で腸炎ビブリオなどの細菌が少ないと判断された海域で育てられています。
また、紫外線で殺菌した海水で浄化するなどの規定の浄化処理を行うことで、「生牡蠣」として出荷できるものもあります。
加熱用牡蠣
一方、加熱用の牡蠣はこれらの基準を満たさない海域で育てられており、生で食べることを想定した浄化処理はされていません。
そのため、必ず十分に加熱して食べる必要があります。
加熱用の牡蠣は水質基準が定められていないため、栄養豊富な海域で養殖されることが多く、味が濃厚でおいしいと感じる人も多いです。
クリーミーな生牡蠣か、より濃厚な加熱用牡蠣か。牡蠣好きにとっては悩ましい選択ですね!
牡蠣フライでもあたる可能性はある まとめ
牡蠣にあたったと感じた場合は、以下の対処法が有効です。
- 水分をしっかり摂る
- 柔らかい食べ物を食べる
などして、十分に休んでください。
症状がひどい場合は、速やかに病院にかかりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!