急いでいる時につい掃除機をゴシゴシと素早く動かしちゃうんだけど。
これって、間違った掃除機の使い方なの?
素早く動かすのはあまり効率的じゃないみたいね。
今回は、掃除機がけで素早く動かすのがダメとされる理由を紹介するわ!
日々の掃除に欠かせない「掃除機」ですが、皆さんは、正しい使い方を意識して使用していますか?
「なんとなく使っている」「特に気にせず掃除機がけしている」という方も多いかもしれませんが、実は使い方を少し工夫するだけで、より効率的に掃除ができるのです。
掃除機がけで素早く動かすのはダメ?
掃除機には、コンセントから電源を取るタイプと、コードレスタイプの2種類があります。
前者には車輪付きの「キャニスター型」が、後者には手軽に使える「スティック型」や自動で掃除する「ロボット型」、持ち運びに便利な「ハンディー型」などがあります。
これらの掃除機は、ゴミを集める方式が「紙パック式」と「サイクロン式」に分かれ、現在では豊富なアタッチメントも揃っています。
掃除機がけの基本は素早くではなく「ゆっくり」
掃除機がけの基本は、ヘッドが床面にしっかりと吸い付くように「ゆっくり動かす」ことです。
楽な姿勢で片足を前に出し、片手でヘッドを同じスピードで往復させて掃除機がけを行いましょう。
力を入れて素早く動かすと、床面に接している時間が短くなり、ゴミをうまく吸い取れません。
場合によっては床材に傷をつけてしまうこともあるので注意が必要です。
ヘッドの両端はゴミを吸い取りにくい構造の場合が多いです。
普段使っている掃除機の特性を把握することも、効率的な掃除のコツです。
部屋別の掃除機がけポイント
掃除機がけの基本は、部屋の奥から手前に向かって行うことです。
サイクロン式の掃除機を使っている場合、掃除後に換気を行うのも良いでしょう。
畳やフローリングは目に沿って、カーペットは毛を起こすように縦、横、斜めと方向を変えてかけると、根本のゴミまでしっかりと取り除けます。
また、ほこりは部屋の隅にたまりやすいため、床全体を掃除した後は細口ノズルなどのアタッチメントを使って隅々まできれいにしましょう。
アタッチメントを使うことで、家具や壁に傷をつけるリスクも減ります。
掃除機はソファの掃除にも便利
掃除機はソファの掃除にも便利です。
ブラシノズルを使って、座面と背もたれの間や肘掛けの隙間を掃除しましょう。
布団や窓のサッシレール、エアコンのフィルターなども掃除機でほこりを取り除けます。
それぞれの場所に合ったノズルを使うことで、掃除の範囲が広がります。
最適な掃除機がけのタイミングは朝一番
掃除機がけの理想的な頻度は、毎日行うのが望ましいですが、一般的には数日に1回から週に1回程度が目安です。
小さな子供やペットがいる家庭では、頻度を高めると良いでしょう。
掃除機をかける最適な時間帯は「朝一番」です。
夜に落ちたほこりが床にたまっているため、この時間に掃除機をかけると効率的です。
ただし、早朝の騒音には注意が必要です。
朝が難しい場合は、フローリングワイパーでほこりを拭き取るのも良いでしょう。
掃除機がけの後のメンテナンス
掃除機がけが終わったら、ゴミ受けのゴミ量をチェックし、ヘッドに絡まった髪の毛や糸くずを取り除きましょう。
キャニスター型は電源コードの汚れを拭いてから巻き取ると、次回の使用がスムーズです。
掃除機本体も定期的に拭き掃除をすると良いでしょう。
掃除機の清掃とメンテナンス
掃除機のヘッドはゴミや髪の毛が絡まりやすく、そのままにしておくと吸引力が低下します。
割り箸やハサミ、ピンセットを使って回転ブラシに絡まったゴミを取り除きましょう。
サイクロン式掃除機はフィルターの掃除が必要です。
水洗いできるタイプが多いですが、取扱説明書を確認して適切な方法で清掃しましょう。
掃除機のメンテナンスを怠ると、吸引力が低下し消費電力が増えるため、省エネのためにも定期的に掃除しましょう。
掃除機がけは素早くではなくゆっくりが基本 まとめ
掃除機は非常に便利で、多岐にわたる場所の掃除に役立つ道具です。
お家の中のいろいろな場所を効率的にきれいにするために、ぜひ活用してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!