胃腸薬って種類が多いよね?
胃もたれには、健胃薬と消化薬のどちらが向いてるのかな?
胃もたれでも症状によって薬は違うわ。
今回は、胃もたれには健胃薬と消化薬のどちらが向いているか紹介するわね!
ドラッグストアの胃薬売り場に足を運ぶと、多種多様な胃薬が並んでいるのを見かけます。
胃痛の種類は多岐にわたるため、それに応じた適切な製品を選ぶことは、時に頭を悩ませるかもしれません。
胃もたれには健胃薬と消化薬のどちら
市販の胃薬には通常、以下のような成分が含まれています。
- 消化酵素 – 炭水化物、脂質、タンパク質を分解する酵素が補充される。
- 健胃成分 – 苦みや香りが胃液の分泌を促進する。
- 制酸成分 – 胃酸を中和し、その分泌を抑制する。
- 胃粘膜保護・修復成分 – 胃粘膜の保護や、荒れた胃粘膜の修復を助ける。
- 鎮痛・鎮痙成分 – 胃の痛みや痙攣を緩和する。
総合胃腸薬にはこれらの成分がバランス良く配合されており、特定の成分を主にした胃薬も豊富にあります。
また、神経性胃炎や慢性胃炎に効く漢方薬も存在します。
胃薬の選び方
食後に胃がもたれる場合、主に消化不良が原因とされます。
特に夏場は水分の過剰摂取や冷えが影響することがあります。
- 消化酵素や健胃成分を含む胃薬が推奨されます。
- 脂っこい食べ物にはリパーゼを含む胃薬が効果的です。
市販されている胃薬には、消化を助けるものから胃酸を抑えるものまで、幅広い選択肢があります。
自分の症状や食生活に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。
胃もたれに向く薬は?
「胃がもたれる」や「消化不良を感じる」といった症状にはどの胃薬を選ぶと良いかですが、胃もたれや胃の張り感、そして『胃が弱っているかもしれない』と感じたときは、『健胃薬』を使用するのが適切です。
健胃薬は生薬を含むことが多く、その苦味が胃の活動を促す効果があります。
食べ過ぎや飲み過ぎで『胃が不調かも』と思ったときは、消化を助ける成分が含まれた『消化薬』がおすすめです。
これは消化酵素を豊富に含んでおり、食欲がない時にも役立ちます。
ストレスによるキリキリ痛みへの対処法
ストレス由来の胃痛は、自律神経のバランスの乱れから生じることがあります。
自律神経のバランスを整え、胃の筋肉の収縮を緩和することで、痛みを軽減します。
ただし、これは一時的な解決策です。
持続する軽い胃痛がある場合は『制酸薬』や『胃粘膜保護薬』など、症状に合った治療を行うことが望まれます。漢方薬の利用も一考です。
胃酸過多や胃粘膜の荒れが懸念される状況では、制酸成分や胃粘膜保護成分を含む胃薬が推奨されます。
一方、急激な胃痛や吐き気には、鎮痛・鎮痙成分が主成分の胃薬が適しています。
症状の出るタイミングで選ぶ
胃薬の選択には、胃の状態や症状の出るタイミングを考慮することが重要です。
市販薬の選定や店頭での相談時には、これらの点を念頭に置くとよいでしょう。
加齢に伴う胃もたれの場合
加齢に伴う胃もたれは、消化機能と胃の防御機能の衰えが主な原因です。
具体的には、胃の運動、消化酵素、胃酸の分泌の低下が起こり、胃粘液の分泌減少も見られます。
このように多方面からの影響を受けるため、症状が軽い段階で、広範囲に効果を発揮する総合胃腸薬を用いることが推奨されます。
胸焼けや吐き気を伴う胃もたれの場合
胸焼けや吐き気を伴う胃もたれの場合、胃酸と胃粘膜のバランスの乱れや、胃の入口部からの内容物の逆流が原因であることが多いです。
これにより、胃だけでなく食道が荒れることもあります。
このタイプの症状には、胃酸分泌を調節するH2ブロッカーが効果的です。
胃もたれに効く胃腸薬の種類とは? まとめ
薬の選択にあたっては、現在感じている症状の原因とその状態を正確に把握することが効果を最大化する鍵です。
多様な胃薬が存在するため、選択に迷った際はドラッグストアの薬剤師や登録販売者に相談すると良いでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!