はんぺんってふわふわしてマシュマロみたいだけど…
ちゃんと栄養はあるのかな?
はんぺんは魚のすり身だから、たんぱく質が豊富よ?
今回は、はんぺんの栄養価など紹介するわ!
はんぺんは柔らかく、ふんわりとした食感の練り製品です。
その味わいは、おでんの具やチーズとの焼き合わせなど、様々な料理での使用に適しています。
しかし、その風味の薄さから「栄養価は十分か?」という疑問が持たれることもあります。
はんぺんって栄養があるの?
はんぺんに含まれる栄養について見てみましょう。
はんぺんは白身魚を原料としており、高質な魚由来のタンパク質が豊富で、低カロリーかつ脂質が少ないのが特徴です。
100グラム当たりに93キロカロリー、タンパク質9.9グラム、脂質0.2グラムが含まれています。
柔らかく消化に良いため、幅広い年齢層に適しています。
たんぱく質が豊富
たんぱく質の質はアミノ酸の種類と量で決まります。
お魚のたんぱく質は必須アミノ酸をバランス良く含んでおり、体内での吸収や利用効率が高いです。
魚の脂質含有量は肉類に比べて低く、健康的な選択肢と言えます。
たんぱく質は筋肉や骨、血液の生成、ホルモンや酵素の合成に不可欠です。
理想的なアミノ酸バランスを持つたんぱく質は、体内での利用効率が高まります。
はんぺんは健康にも良い?
また、はんぺんは塩分も少なく安全な食品です。
100グラム当たりの食塩相当量は1.5グラムで、ウインナーやしらす干しに比べて低いです。
合成保存料や着色料、漂白剤を使用していないため、安心して食べることができます。
さらに、練り物は低脂肪であり、たんぱく質やカルシウムが豊富です。
欧米ではヘルシーフードとして見直されており、肥満や成人病の予防にも役立ちます。
はんぺんとその特徴・歴史
はんぺんとは、どのような食品なのでしょうか。
スケソウダラやサメ類が主な原料で、特徴的なのはその柔らかくふわふわした食感です。
おでんの具材としてよく知られていますが、そのあっさりした味わいは、他の煮物や焼き物、フライなどでも楽しめる多用途な食材です。
また、静岡県ではイワシやアジを使った『黒はんぺん』が郷土料理として親しまれています。
はんぺんの調理法や食べ方
はんぺんの調理法や食べ方については、はんぺんは既に加熱処理されているため生で食べられますが、料理に使う際にはかさ増しやつなぎとしても活用でき、ふわふわの食感を加えることが可能です。
焼く場合は片面1分程度、煮物に加える場合は完成の3分前に投入するのがポイントです。
はんぺんのふわふわの食感は、空気によって作られます。
そのもとは、スケソウダラなどの白身魚、やまいも、卵白などを混ぜ合わせ、空気を含ませながら撹拌し、蒸し固めることで作られます。
はんぺんの名前の由来
はんぺんの名前の由来にはいくつかの説があります。
一つの説では、駿府の膳部半平が作り、「はんぺい」として知られるようになったこと、または「半円形」や「方形」などの形状から名付けられたとも言われています。
また、魚肉とやまいもを半々に混ぜることから来ているという説もあります。
黒はんぺんとは
黒はんぺんは静岡県の伝統的な食品で、300年以上の歴史を持つとされています。
地元焼津では「はんべ」とも呼ばれ、地域に根付いた食材となっています。
新鮮な白身魚が主原料のはんぺんは、高品質な魚のタンパク質を含み、低脂肪である一方で塩分も含まれていますので、摂取量には注意が必要です。
消化吸収が良いため、子供から高齢者まで幅広くおすすめできる食品です。
はんぺんは意外に栄養価が高い まとめ
手軽で栄養価の高いはんぺんは、100グラム当たり塩分が1.5グラム含まれているため、過度な塩分摂取に注意が必要です。
すでに適度な味付けがされているので、他の調味料を控えめにすることで、塩辛くなり過ぎないよう工夫しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!