2024年の節分は2月3日だけど…。
立春の日だから、毎年微妙にずれることが多いんだよね。
そうなのよ!今年は2日で来年は3日みたいにね。
今回は、2024年の節分の日について、意味や恵方、日時など紹介するわ!
節分は、邪気を払い無病息災を願う行事で、もともとは中国で発祥しました。
一般的には立春の前日に行われ、新年を迎える際に邪気を祓い清めるための行事です。
節分の日付は固定ではなく、うるう年の影響もあって変わることがあります。
2024年の節分は2月3日ですが、2021年は124年ぶりに2月2日が節分でした。
節分に行われる様々な風習や儀式
以下では、節分に行われる様々な風習や儀式を紹介しています。
特に日本の各地で見られる、魔除けや厄除けのための独特な慣習が取り上げられています。
魔除け、厄除けのための柊鰯
柊の小枝に焼いた鰯の頭を指して、鬼を退治する関西地方の風習。
鰯の煙が鬼の苦手とされ、これを門口や玄関に置くことで鬼を遠ざける。
目籠
竹竿で目籠を吊り下げ、鬼を追い払う静岡県中西部や千葉県の風習。
岐阜県恵那地方では、鰯の頭としっぽ、柊またはアセビの枝を目籠に挿して玄関に置く。
護符
鬼の顔を描いたお札を玄関に貼る「鬼めくり」の風習が岐阜県下呂市竹原地区に存在。
また、「鬼の十三月」と書かれたお札を貼る風習も岐阜県美濃加茂市周辺にある。
厄払い
- 香川県さぬき市志度では、子供達が商店を回り「鬼の豆」と呼ばれるお菓子をもらう。
- 愛媛県の愛南町では、厄年の人が交差点に豆と靴を捨てる厄落としの風習。
- 愛媛県香積寺では、素焼き土器「かわらけ」を破砕する厄除け行事がある。
節分お化け
主に京都で行われる風習で、節分の夜に変装して社寺を参拝する。
節分に食べるもの
- 恵方巻き:大阪発祥の風習で、恵方を向いて太巻きを食べる。
- こんにゃく:四国で「砂下ろし」として節分に食べられる。
- けんちん汁:関東の一部で食べられる精進料理。
- 節分そば:島根県出雲地方や長野県で食べられる。
- くじら:山口県で大きいものを食べる縁起物として食される。
- 麦飯:麦の耕作地で節分に食べられる。
節分会が有名な寺院・神社
- 浅草寺(東京)
- 成田山新勝寺(千葉)
- 五條天神社(東京)
- 中尊寺(岩手)
- 八坂神社(京都)
- 須佐神社(島根)
- 櫛田神社(福岡)
節分の日には全国各地で様々な伝統的な行事や習慣が行われ、地域ごとに独自の風習が存在しています。
豆まきの意味と正しい方法
節分に豆をまく理由は、邪気を払うためであり、豆は魔目を滅ぼす力があるとされています。
豆まきの際には、炒った福豆を使い、「鬼は外!福は内!」と唱えながら、家の中から外へ豆を投げます。
豆まきが終わったら、自分の年齢より1個多く豆を食べるのが慣習です。
地域による節分の違い
節分の掛け声や風習は地域によって異なります。
例えば、成田山新勝寺では「福は内」のみ、群馬県鬼石地区では「福は内」「鬼は内」といった掛け声を使います。
各地域の伝統や歴史に基づいた独自の節分のやり方が存在します。
2024年の節分は2月3日?
2024年の節分は2月3日(土曜日)であり、その年の恵方は「東北東やや東」とされています。
節分の日付と恵方は国立天文台の観測に基づく太陽黄経の計算により決定され、立春の日によって変わります。
2024年から2026年の節分と恵方は以下の通りです。
- 2024年:2月3日(土)、「東北東やや東」
- 2025年:2月2日(日)、「西南西やや西」
- 2026年:2月3日(火)、「南南東やや南」
驚くべきことに、豆まきの日付が宇宙の動きと関連していることが分かります。
今後100年間は、節分が2月2日か3日のいずれかになると予測されています。
なお、1984年の節分は2月4日でした。
節分の日は毎年微妙に日時が違う? まとめ
節分には地域や家庭によってさまざまな特色がありますが、形式にとらわれず楽しく行うことが大切です。
節分の日には、家族全員で豆まきを楽しむことをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました!