1月18日は愛するチンチラの日だね。
チンチラってハムスターに似てるけど、違いも知りたいな。
チンチラって意外とマイナーな動物で知られていない気もするわ。
今回は、1月18日が愛するチンチラの日になった理由など紹介するわね!
1月18日は新たに「愛するチンチラの日」として定められ、記念日として登録されました。
チンチラは、ネズミ科に属する動物で、その柔らかく豊かな毛並みと知性に富んだ性格で知られています。
この日は、日本チンチラ協会(Japan Chinchilla Association、略称:JCA)が提唱し、チンチラの適切な飼育方法や生態についての理解を深めることを目的としています。
1月18日は愛するチンチラの日
選定された日付の1月18日は、「いい歯」(11=いい、8=歯)の語呂合わせから選ばれました。
これは、チンチラの健康が歯の状態に大きく影響されることを象徴しています。
記念日の認定は、2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会によって行われました。
チンチラは、体長約25~30センチメートル、尾長約17~18センチメートル、体重は約420~700グラムで、長い尾が特徴的なチリ原産の動物です。
日本チンチラ協会とは
日本チンチラ協会は2019年(平成31年)1月に設立され、チンチラの健康と幸せな共生をサポートするための知識や情報を提供しています。
さらに、協会は獣医師や教育専門家を招聘して、飼育の基本から課題解決、関連疾患の対処法まで、幅広い教育とセミナーを実施しています。
これにより、チンチラと人間が共生できる社会を築くための支援体制を強化しています。
チンチラとハムスターの違いは?
チンチラとハムスターはいずれもげっ歯類に分類されるものの、その生物学的な位置づけはかなり異なります。
一見するとただのネズミの仲間と思われがちですが、実際にはそれぞれが独特の特性を持ち、かなり異なる生物として分類されます。
特徴としての違い
たとえ霊長類に属する人間とチンパンジーが近い関係にあるように、チンチラとハムスターにもそれぞれ独自の特徴があります。
チンチラはチンチラ科チンチラ属に分類され、その特徴としては、長くて立派な耳、10cmを超える長い尾、高い密度の毛、そして四肢にはそれぞれ4本の指があります。
また、チンチラは跳躍力に優れ、走る速さも速いことで知られています。
種別による違い
ハムスターはキヌゲネズミ亜科に属し、総じて24種類が存在します。
代表的な種としてはゴールデンハムスターが挙げられます。
ハムスターは地中生活に適応しており、体が丸く四肢や尾も短いです。
また、視力はあまり良くなく、嗅覚や聴覚に頼って生活しています。
雑食性に近い草食性であり、食生活もチンチラとは異なります。
飼育上の違い
飼育においても、チンチラとハムスターでは大きな違いがあります。
チンチラは草食動物で、主にチモシーやペレットを食べますが、おやつはほどほどにしなければなりません。
一方、ハムスターは小さな昆虫を食べることもあり、植物の種や一部の野菜、果物も食べますが、こちらも食べ過ぎには注意が必要です。
夜行性かどうか
生活リズムにおいても、チンチラとハムスターはいずれも夜行性の傾向がありますが、それぞれの生活サイクルに合わせた配慮が必要です。
チンチラは夜間に活動が活発になりますが、飼い主の生活リズムに合わせて行動することもあります。
一方、ハムスターは夜行性もしくは薄明薄暮性で、日中はほとんど眠っていることが多いですが、薄暗い時間帯に活動を開始することが一般的です。
性格の違い
性格に関しても、チンチラとハムスターでは大きな違いがあります。
チンチラは非常に賢く、人間との絆を深めることができる動物とされています。
一方、ハムスターは目があまり見えないため、嗅覚や聴覚に頼りながら生活しており、足が速く、脱走しやすい性質があります。
また、ハムスターは比較的臭いを発することが多いため、飼育環境の衛生管理には注意が必要です。
寿命の違い
寿命についても、チンチラは平均して10年以上、うまく飼育すれば20年近く生きることもありますが、ハムスターは平均して2~3年と短命です。
そのため、チンチラは長期にわたってお世話をする覚悟が必要ですが、ハムスターは比較的短期間でのお別れを覚悟しなければなりません。
価格による違い
最後に、ペットとしての価格についても、チンチラは種類や毛色によって価格が大きく変わることがありますが、一般的には数万円から高額な場合もあります。
一方、ハムスターは数千円からと比較的手頃な価格で購入可能ですが、種類や色によっては価格が上がることもあります。
チンチラとハムスターはどちらも魅力的なペットですが、それぞれの特性を理解し、適切な飼育環境とお世話を提供することが重要です。
チンチラの日は語呂合わせから制定 まとめ
この記念日は、チンチラの適切な飼育方法や環境に関する知識を広めることを目的として設定されました。
チンチラの歯は生涯にわたって成長し続けるため、歯の健康は全体の健康状態に直接影響を及ぼします。
この点を強調するために、1月18日は「良い(1と1で11)歯(8)」の語呂合わせで選ばれました。
また、「118」という数字を「イチイチハチ」と読むことで、チンチラの「チ」を三回表現する遊び心もこの日付選定の一因となっています。
最後までお読みいただきありがとうございました!